Carrot の果てない旅

Me & Swimming

私の小さい頃からの夢だった。本当にこれしか夢はなかった。

中学時代は自分の学校に水泳部がないのを不満に思い、直接校長先生に水泳部を作る様お願いしにいった程、大好きなスポーツだった。

立ち上がった水泳部、これはまさに私の最高の青春時代だった。

夏は毎日真っ黒になりながら炎天下での過酷な練習。

つらかったが仲間がいたから毎日笑顔だった。

本当に輝いていた、と我ながら思う。

でも元々競争心があまり無い私。なので高校時代は水泳部には所属せず、自分でスイミングスクールに通った。

もちろん高校生だったので成人コースに入会。そこで私は様々な人と出会った。若い大学生のバイトインストラクター君にも恋をした。←今でもこの彼大好きだわ。ｳﾌｯ!!

ってな延長線上で短大は英文科だったにも関わらず、スイミングスクールに就職してしまったのだった。

短大卒業後、スイミングインストラクターとして働いたが、一日中塩素が大量に入っているプールの水につかり指導しているうちに幼い頃に完治していたかと思われていたアトピーが再発。

ツラカッタ…皮膚科行ってステロイドを塗っても治らなかったし。

今思い返せば、アトピーが再発したのは塩素のせいだけじゃなく、社会へ出て、鬼のような先輩達から怒鳴られる毎日でストレスが溜まっていたせいもあるだろう。

学生から社会へ出るのは誰でも大変だ…すごい環境の変化だもんね。

白い目で見る会員さんの目。

蜂にさされた様に私を見る人の目が痛かった。

でも仕事は仕事で誰も容赦はしてくれない。

結果、接客業だっただけにやむなく退職。

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