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2007.03.27
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カテゴリ: ひとりごと



大雨の後、ポカラの湖でこれからボートに乗ろうとする前に船頭たちが、
ボートにたまった水をかき出し、せっせと雑巾で内側を拭いている。
茶色い雑巾を見て、同行者の人たちが言う。
「見ろよ、あんなに真っ黒い雑巾で拭いて、汚いなぁ。」

「ホテルの水が出ない。」「水が茶色い。」「また停電か..」「何かも汚いなぁ」
喧騒と汚れた空気、交通渋滞、散乱されたごみ、貧しい身なり...確かにきれいだとは言いがたい。
観光地のこどもたちはお金や物貰いについてくる。

そんなとき、別の同行者のお一人があっけらかんとおっしゃった。

「あら、日本だって戦中、戦後は同じだったじゃない?着るものも食べるもののなくて。
ギブミー、チョコレートと米軍のトラックを見るたびに、ねだってたよ。
私なんか子どものときを思い出して、懐かしいくらいよ。」

岡山出身の60代の女性だった。痛快だった。思わず笑ってしまった。
私もおぼろげに覚えている。家に時々こじきが来て、お手伝いのおばあちゃんが、
そっとおにぎりを握って渡していたのを。戦後で何もない時代だった。

忘れちゃいけない。日本にもそんな時代があったのだ。

丁寧に拭かれてピカピカになったボートに乗り込む時「ありがとう」というと、
ちょっとジャーニーズ系のそのかわいいその船頭は、ちょっぴり恥ずかしそうにはにかんだ。

今の日本ではあんな笑顔はなかなか見られない。


でもあの笑顔、どこかで見たような....そうだ、リンクスの生徒、翔太郎の笑顔に似ている。






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Last updated  2007.03.27 21:44:47
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