その３
WORKTIME(Prestige)
1 THERE’S NO BUSINESS LIKE SHOW BUSINESS
2 PARADOX
3 RAINCHECK
4 THERE ARE SUCH THINGS
5 IT’S ALRIGHT WITH ME
PERSONNEL
SONNY ROLLINS(TS)
RAY BRYANT(P)
GEORGE MORROW(B)
MAX ROACH(DS) 1955.12.2
レイ・ブライアントのピアノ、ジョージ・モロウのベース
ローチのドラム・・・とご機嫌なワン・ホーンです。
のっけから、ロリンズ節が聴けます。(^^)
そういえば、「ショウほど素敵な商売はない」の映画には
マリリン・モンローも出てましたね。
「THERE’S NO BUSINESS LIKE SHOW BUSINESS」では
ブライアント→ローチのソロもスリリングに響いてきます。
このアルバム唯一のロリンズのオリジナルは
「パラドックス」です。
印象的なメロディーを持つ曲です。
何枚か聴き直してみましたが、作曲家としてのロリンズも
もっと評価されてもいいのでは・・・とも思いました。
アルバム全体のトーンが、明るく力強い印象です。
ロリンズのソロから始まる「レインチェック」でも
スローテンポの４曲目
「THERE ARE SUCH THINGS」でもその印象は変わりません。
力強さの中にも、どことなく暖かさと明るさをたたえています。
そういえば、このアルバムの１年くらい前に
ロリンズは「雲隠れ」をしていた時期があったようです。
その当時、マイルスのグループにはいることも勧められていたようですが
もしも、そのままマイルスのグループに入っていたら、
ロリンズのこの時期の数々の名演、生まれていたでしょうか・・・
その答えが、後年の名盤へと連なるような気がします。(^^)
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