楽天版じぶん更新日記

2006.01.04
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カテゴリ: 未整理
お正月にNHKハイビジョン「世界遺産イタリア縦断1200キロ総集編」というのをやっていました。
ごく一部しか視ていないのですが、1つの建物の美しさばかりでなく、街並み全体の美しさ、周辺の自然と調和した景観の美しさは、さすが世界遺産だなあと思いました。

私自身はイタリアは一度も訪れたことがありませんが、ボリビアの
スクレやポトシ といった世界遺産を訪れた時にも、街並みの美しさが強く印象づけられました。

日本でもいくつかの建造物が世界遺産に指定されて(もしくは、される予定である)と聞いていますが、どうですかねえ。いくら建物単体が素晴らしいものであっても、周囲の景観との調和がなければ、点と点を結ぶ観光になってしまいます。

そう言えば、昨年は、
チベットのラサ で正月を過ごしたわけですが、あのラサも、ポタラ宮と大昭寺・八角街の一部エリアを除けば、中国全土どこにでもありがちな、特徴の無い近代都市に変貌しつつあるように見えました。京都の都大路の近代都市化といっしょです。

よく欧米人は個人主義であるのに対して、東洋人は集団主義で関係性の中に自己を築くなどと言われますが、街並みを守ることに限っては欧米人、少なくともイタリアやフランスの人たちのほうがよっぽど関係性を大切にしているように見えます。街並み全体の調和を保てば、そこの住宅にも相当の資産価値が付け加わると思うのですが、何とかならないもんかなあ。







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最終更新日  2006.01.04 16:12:42
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