京都府の数ある観光スポットの中でも、全国区といえる知名度と人気を誇っているのが、清水寺です。何しろ、「清水の舞台から飛び降りるつもりで」という言葉があるくらいですから、知らない人はほとんどいないのではないでしょうか。ちなみに、実際の舞台はそれほど高くはないので、覚悟を決める比喩としては微妙だったりします。そんな京都府の清水寺は、紅葉の名所としても有名です。清水寺の紅葉がなぜ有名かというと、紅葉そのものの美しさ以上に、紅葉をバックにした清水寺の美しさが 際立つからです。夏や冬でも、その季節それぞれの趣があって、決して悪くはないのですが、清水寺が最も映えるのは、やはり紅葉シーズンです。清水寺は、舞台のある本堂も美しいですが、三重塔も非常に美しく、紅葉を背景とした三重塔は、海外の方に見せたら「This is Japan!」と叫ぶくらい、和を表した絵になります。多くの観光客も、本堂と同等かそれ以上に三重塔へカメラや携帯を向ける光景が目立ちます。 建造物としての美しさ、紅葉で彩られた木々との相性など、どれをとっても文句のつけようがない、完璧な風景が広がっているからです。清水寺を訪れた際は、ぜひ三重塔にも注目してみてください。