東村山グルメ日記

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マサ@東村山

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2005年01月13日
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カテゴリ: ラーメン
食べ物の嗜好は年とともに変わってくるモノだ。私も30代前半までは“肉第一主義”で、肉さえ食えれば幸せだったが、魚好きのカミさんと付き合うようになってから、「肉より魚」となってしまった。
 同じことがラーメンに関しても言える。私はつい3年ぐらい前までは豚骨ラーメンが大好きだった。キッカケは13年前に経験した半年間の北九州暮らしだ。以来、醤油豚骨にしろ背油チャッチャッにしろ、とにかく豚骨系のラーメンを食べないと、「ラーメンを食った」気がしなかった。
 だから3年前、今回紹介する「まるしん」のラーメンを食べた時、「好みじゃない」と見切ってしまった。今回、いつもコメントしてくれる「食べ過ぎちゃって」さんの勧めで食べに行ったのだが、3年前とは全く違う印象を持った。これはラーメンが変わったんじゃなくて、3年ぐらい前から「豚骨はキツいなぁ」と思い始めた私の嗜好の変化がそうさせたのだろう。
 場所は久米川駅南口を右に出て、踏み切りから伸びる道を左に50メートルほど歩いた左側にある。




「支那そば」とはあるが、あの有名な佐野さんとは関係ない(と思う)。店内はカウンターのみ。私は「支那そば」(550円)を頼んだ。



 澄んだスープにネギ、メンマ、海苔、チャーシュー、そしてナルト。麺は中細のストレート。確かに構成だけを見ると、小さい頃によく食べた「中華そば」そのまんまだ。しかし、食べてみると昔の「中華そば」と違うことがすぐにわかる。鶏のスープも使っているのだろうが、魚系のスープも合わせているのだ。このスープが何だか気持ちをホッとさせる。
 しかもラーメンを出す時、店員さんが「熱いから気をつけてくださいよ」と言った通り、スープは食べ終わるまで熱かった。寒い時に食べたせいもあるだろうが、これは本当に体に染みた。
 決してバカウマではないし、冷静に判断すれば「並よりちょい上」という感じのラーメンで、わざわざ食べに来るとガッカリするかもしれない。しかし、地元の人間で、ちょっと脂っこいモノが苦手になってきた40代以上の人なら、会社帰りに寄って食べると「うめぇ」とシミジミ思うハズ。3年前にはわからなかったけど、なぜこのお店にそこそこお客さんが入っているのか、この年になってようやくわかった気がした。


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「まるしん」は残念ながら2005年7月に閉店しました。





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最終更新日  2018年12月05日 16時37分10秒
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