hiko's style [archives]

hiko's style [archives]

PR

Profile

hiko1963

hiko1963

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

Calendar

Favorite Blog

『ドルモア』のニッ… New! katsu501223さん

【作品展のお知らせ… 松島タツオの楽しい家庭料理 札幌在住さん

Bar UKからのお知ら… うらんかんろさん

舞姫(長野県) 純… ricacoさん

★趣味道楽々★  lightbluebeamさん
2007.06.23
XML
カテゴリ: movie
(C)1996 フジテレビジョン

ミッドナイト・シアター 「100万人のキャンドルナイト」 勝手に協賛企画、
と言うことでお題は、観月ありさ、萩原聖人主演の 「7月7日、晴れ」 まだ6月 だけどさ。



萩原演ずる山部健太はうだつの上がらないサラリーマン。
休みとなると仲間たちとキャンプに出かけるアウトドア好き。
渓流釣りをしていた健太と、謎の世界的アーティスト・望月ひなた(観月ありさ)が出会い、
cap028.jpg
そして恋に落ちてという、ありそでなさそな、 やっぱりありえない (笑)物語。


cap029.jpg
キャンプで出会った謎の美女の電話番号をめぐって仲間がカケをするあたりも含めて、
ホイチョイ・ムービー っぽく仕上げようとした意気込みはわかるんだけどねぇ、
後半の、一度は 大人の事情で割愛 、もとい引き裂かれた健太とひなたの再会に至るまでの
「湿っぽさ」はちょっと、ね(笑)。 ワクワク感がいまひとつ なのよ。
そこんとこ巧くクリアできたら、今でも「名作」と言われたかもしれない。
健太を「普通の青年」を描こうとしすぎたか演じた萩原聖人には悪いが、 華がなさすぎ (笑)だし、
世界的なアーティスト、ミュージシャンという設定の「望月ひなた」なのに、これまた
そういうスケールの大きさを感じさせるシーンは ひとっつもない (笑)。

公開当時、アウトドアブーム、RVブームもあり、それらのプロモーション・ムービーとしては
役目を果たしたとは思うが、ピークをすぎた今、ストーリーが少々稚拙なのは否めないな。
この映画の「今の」楽しみ方は、そのへんのハズシっぷりにあるのかもしれない

cap030.jpg
クライマックスは日本を離れる望月ひなたの最後のDJ番組で、あらかじめ決まっていた
「仕込み」の台本をブッとばして、健太と来年も一緒に見ようと約束した天の川をもう一度見たいと
ラジオで 「電気を消して」 とよびかけ、東京中の電気が次々と消えていく。

ここからなのよ、大事なのは

みんなすんなりと電気を消していっちゃうのね。
唯一、レインボーブリッジ(?)の夜勤職員が同僚の制止に遭いつつも強引に消灯してしまうという
シーンがあるけど、そういったドタバタが当人たちの知らないところでいくつも繰り広げられているぐらいを描かないと単なる 平凡なロマンチックラブストーリー でしかないのよね。

キャスティングやキャラクターの背景の描き方が、もうちょっと違えば良かったのになぁ。
唯一ハマリ役は仲間のリーダー格、カフェのマスター城戸を演じた うじきつよし 、か。
cap031.jpg

んー、今回は結構辛口の批評ですな。やっぱり、 映画のようには行かないのが現実 ですから。

アウトドア・・・.jpg

・・・ したんだ・・・、実際 (笑)











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.07.21 20:51:12


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: