【頸性めまいその2(頸部自律神経系)】
これも頸性めまいでないかと言う事を言われています。椎骨動脈の循環不全によるめ
まいも参考にされてください。
最近肩凝りから起こるようなめまい患者さんも増えしかも頸部血流と関係がない、つまり頸性めまいで血管系とちょっと違うめまいが増えています。
頚性めまいその1、椎骨脳底動脈循環不全でも主に首に原因がある場合、
(首の血管が運動で一過性に狭窄する場合。)
も参考にしてください。
肩こり、あと首を回すとめまいがおこる、
しかし持続期間も長い、良性発作性頭位めまいともちがうものです。
これは『めまいと言うのは内科、耳鼻科、脳神経外科、整形外科、心療内科だけでなく多くにわたるものもある』と言われ、特に現代の場合、目眩があると言って耳鼻科か、脳神経外科か、心療内科か・・・と、うちでもない、うちでもないと言われながらドクターに渡りあるき、解らない場合も多いのです。
なんとかこれらを一つにまとめられないかというとある関西の研究グループがあってチーム医療で『めまい』を調べている中で従来あって、一番解らない『肩が凝るとめまいがする』『疲れたら目眩が起こる』と言う一連の目眩が首の凝りから来るものでないかと言われてきています。
患者さんによって 耳症状プラス自律神経症状
耳症状プラス首すじの凝り
脳神経症状プラス耳症状
首プラス脳神経症状プラス耳症状
肩凝りプラス自律神経失調症状
・・・まったくいろいろですね。このくらい多彩になってきました。
で
1 肩凝り、特に首こりがあり
2、それによって交感神経の緊張が高まり、脳血管とか内耳(体のバランスを取ります)への血流が減り
3 内耳などが担当してる平衡機能のバランスが崩れ目眩が起こる
こういう考えも出るようになりました。
またいわゆるむちうちの後の目眩も
頭頸部外傷後の聴覚(きこえ)や平衡機能(バランス)に及ぼす影響
が関係してるのではないか?
頚部の自律神経への影響があるのではとも言われています。
結局機能的な目眩です。器質的、つまり、体にはいつも調べても聴力(耳鼻科で)脳神経などの反射(脳神経外科など)血圧や血液(内科など)でも何も異常がない、首すじが凝るといって整形外科に言っても何も異常なしと言われる場合です。
しかし目眩が特に肩を凝る、あるいは精神的なストレスとか、仕事のためとか目を使う事から肩、特に首凝りの人に起こることからとある関西の研究チームが首筋などのマッサージとか筋肉弛緩剤とか、ストレッチ体操などで治る目眩があることも報告されています。
確かに肩こり、頚部のこりからフラーとするめまい感は起こる患者さんは増えているように思われます。少量の筋弛緩剤、自律神経安定剤で改善する場合が多いようです。
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