.     .8ミリビデオデッキ             修理工房hirokunkitakami

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2019.03.07
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​​​​​​​​​ ​​ ​​ ​​ ​​​​​​​​​​​​​​ ​​ ​​​ 8ミリビデオデッキの 部品補修の仕方
部品そのものの補修方法や 分解組み立てのコツを無料公開しています。

​部品の補修だけでなく分解組み立てを考慮して5段階レベル表記しています
修理難易度  ☆    Lv1簡単 ​​
修理難易度  ☆☆   Lv2初級​
修理難易度  ☆☆☆   Lv3初中級​
修理難易度  ​​ ☆☆☆☆ Lv4中級 ​​
​修理難易度  ☆☆☆☆☆Lv5上級​​

ビデオデッキを長く楽しむために
時々おこなって欲しいのは  ​ヘッドの掃除​  と  ​ピンチローラーのゴム保護剤塗付

参考になる 8ミリデッキの修理の例
8ミリビデオ 修理 EV-PR2⑮修理事例紹介ヘッド リール台 ロータリースイッチ ピンチローラ

2022年4月17日 08:45更新​  写真132枚+86枚

ブログをご覧いただき ありがとうございます。(-v-)ぺこり​​

現在メーカーSONYでは8ミリビデオデッキの修理部品が無いのが実情です。
メーカーの部品保有義務は製造中止から6年間~8年間ですが
2000年製のデッキで発売から22年、1992年製なら30年も経過しているのです

​もちろん部品が無いので メーカーに修理依頼しても「修理不能」で返却されます。​

そこで  ​​
部品を使用して補修するのではなく 部品そのものの補修と修理のコツ!



​​部品補修などを事例ごとに解説しています​​
① 8ミリ+VHSデッキ VHSカセット排出時にフタに引っ掛かる(カセコン駆動アーム)
             VHSカセットが入っていかない。(ギア噛み合わせ)
②  8ミリ+VHSデッキ   VHSカセットの操作が全く出来ない。(カムモータージョイント)
③  8ミリ+VHSデッキ   VHSカセット挿入口のフタが取れてしまった。ツメ折れ
④  8ミリ+VHSデッキ   VHSテープ再生ノイズ テープがよれる(コースター板バネ)
⑤  8ミリ+VHSデッキ   VHSカセットが引き出されず再生出来ない。スライドギァ
⑥  8ミリ+VHSデッキ  VHSカセット排出が不完全。(カセット排出補助アーム)
⑦ 8ミリテープがからんでしまう。(リール台S T)
⑧ 8ミリ再生して少しすると画面にノイズが出てくる。(テンレギバンド)
⑨ 8ミリカセットが入っていかない、出口で引っ掛かる(カセコン駆動アームギア)
⑩  8ミリテープがよれる、再生ノイズが出る。(ピンチローラー)
⑪  確かに録画されてるテープなのに再生出来ない(巻きムラ)
⑫  8ミリテープがよれる、再生ノイズが出る。その2(スタビライザー)
⑬  8ミリ+VHSデッキ 再生ボタンだけ効かない(再生ボタン)
⑭  8ミリ+VHSデッキ 巻戻しボタンを押したら早送りになる(フラットケーブル接触不良)
⑮  8ミリ+VHSデッキ 結露マークが点滅 いつまでも消えない(結露センサー)
⑯ WV-F1  WV-H1 限定 VHSテープローディング不良(ローディングギア)
⑰ 8ミリデッキ 映像ノイズが出やすい (HCローラー)
⑱ 8ミリデッキ カセコン取り外したが取り付け出来ない(8ミリカセコン)
⑲ 番外 ベータデッキ カセット排出出来ない(カセコン)
8ミリ+VHSデッキ VHS再生できない (ピンチローラー留め具)
②①VHS動作したりしなかったり不安定(ロータリースイッチ)
​​​VHSテープ巻き戻し終了しても止まらない​(テープエンドセンサー)​ ​​
②③ ​VHSメカ エレベーター補修(ピンチ圧着組)​​
​②④ベータデッキなど カセット入排出出来ない(ローディングモータージョイント) 
②⑤ベータデッキ イジェクト時に勝手に引き込んでしまう リニアスケーティング


​​​​​ ​​​ ​① VHSテープ排出時にフタに引っ掛って出て来ない​

修理難易度  ☆☆☆   Lv3初中級​

​​​​
​​​​テープ排出難
は VHSのカセットコンパートメント(通称カセコン)が原因です 
メーカー部品名はFL  部品コード A-6751-496-A



VHSカセット排出時には 挿入口のフタ が​ 上がってからカセットが出てくるはず、、
でもフタが上がるタイミングが遅かったり、少ししか上がらなかったりして、
フタにカセットがぶつかって カセットが戻されていく、
それは 
​​ 駆動アーム の回転で 扉開閉アーム がフタを持ち上げるようになっているのに 
駆動アームが空回りしていてフタを開けられないのです​​



カセコンを取り出して
裏返して 駆動アームを見てみましょう。


​やっぱり 駆動アーム(S) がひび割れていて うまく回転出来なくなっていますね。​
これでは カセット挿入口のトビラを押し上げてくれません。


鉄製シャフトが回転しても ひび割れていては 空回り~


メーカーではこの駆動アーム単品での扱いは無く、カセコン全体の扱いです。
なので、修理金額もそれなりにします。
さっそく 補修していきましょう


接着剤を ひび割れた所に塗ってしっかりと接着させてください​
​強度はありませんので  このままではすぐにひび割れます 。​
そこで 接着したあとから 糸で5~6回巻き付けて補強します。
この時巻き付けるのはできる限り駆動アームの付け根部分だけに巻き付けてください
その上から さらに接着剤で固定。(最小限の接着剤使用で)


接着剤が完全に固着したら カセコンを組み立てて メカユニットに戻しますが、、
組み立ての時は駆動ギァのはじ と 金属製縦ギアのはじが合うように組み立てます。
​​​金属製縦ギァ を動かしながら今度は 駆動アームギアの端を合わせて はめ込みます。
下の写真はギアの歯が一個ズレた噛み合わせになっています。わかりますか?



こちらの写真が良い例です



​​さらに
補修が終わったカセコンをメカユニットに装着する際には
カセコンの ​金属製縦ギァ​ の端を 駆動ギア の端に合わせてセットします。



これで ビデオカセット排出時に フタに引っ掛らなくなったでしょう。
​​

VHSカセコンの取り外し 取り付けについては下記に詳しく解説しています。
8ミリビデオ 修理 WV-H3 ②VHSテープフタに当たり出ないカセコン




それから、、、
​VHSテープを押し込んでも 引っ掛かり引き込まない

修理難易度  ☆☆☆   Lv3初中級​


これも カセコンの駆動アームが原因です。

​​​​先ほどは 左側 駆動アーム(S) でしたが こちらは 右側 駆動アーム(T) です​​​​
これの先端部分が取れてしまうと カセット引き込みの時にうまく引き込めません。

まずは 取れた部分を瞬間接着剤で接着 します。​

それだけでは強度不足なので 硬くて薄いプラスチックで「うら おもて」ともに補強します。


まずは破損した部品を接着














補修完了!
あとは カセコンに装着して 元通りに組み立てるだけ

これで 
ビデオカセット挿入時に引っ掛かる事も無くスムースに引き込んでくれるでしょう。







 ②  ​​VHSテープの操作が全く出来ない​​
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
​修理難易度  ☆☆☆☆ Lv4中級​

この場合​​  ​​​​① メイン基板のコントロール回路の不具合  か 
②DCモータージョイントのひび割れ   ③ スライドギァの破損
フラットケーブル端子の接触不良  が考えられますが​​​​


操作ボタン 再生 や 早送り イジェクト などのボタンを押したときに
本体右下で「ぶうーん」というモーター音がするだけで なんの動作もしない場合は
DCモーターのジョイント 割れが原因
(メーカー部品名 カムモータ組立 部品コード X-3943-883-1 )​


​モーターに付いている ジョイント がひび割れて空回りしていて操作の根幹である
ロータリースイッチや​
スライドギアを動かせず動作出来ないのです。
 ただ ぶぅ~ん と音がするだけで空回り!



​補修は実に簡単。空回りしないように ジョイントのひび割れを 縛る だけです。​
とは言うものの ジョイントにたどり着くのが ちと大変かも、、、
以前も紹介していますので詳しくはそちらでご覧いただくとして、、、
8ミリビデオ 修理 WV-H4 ①テープ出て来ないジョイントスライドギァ
底面ネジを取ってから、フロントパネルをはずして


メカユニットを取り出すためのネジとコード類を取り。


メカユニットを取り出します。


VHSメカユニット


メカユニットを裏返して  DCモーターユニット を取り外します
青①② 張り車 タイミングベルト キャプスタンソフトブレーキを取って
赤①②③④のネジを取れば DCモーターシャーシを引き抜けます。​



​やっと  DCモーターのジョイント が見れました。
ウオームホイールを止めワッシャーを取って外し、
モーターを固定している2本のネジを取ってモータージョイントの補修​



​このジョイントを ステンレスワイヤー太さ0.45mm~0.55mm で縛ります​
弱い力では空回りしない、強い回転の時に空回りするようにゆるめに縛ります。
強い力で回転した時には空回りしないとローターやスライドギアの破損に繋がります
ぎっちり縛るとメカに負荷が掛かるので加減して縛ります。
瞬間接着剤での接着はやめてください 、一定以上の力で回転の時には空回りしなければいけません)
縛ったらジョイント部分を指でつまんで固定し、縛ったワイヤーを回転させて
強い力の時に回転するか確認
してから余分な部分をカットします



余ったステンレスワイヤー部分をカットしてから 元通りに取り付けます


あとは バラしたのと逆に組み立てていくだけです。


これで テープ挿入 から 再生 巻戻し 早送り 排出まで
動作するようになったでしょう。






③  VHSテープ挿入口のフタが取れてしまった
​​
修理難易度  ☆☆    Lv2初級​

VHSのフタが取れてしまったというもの、、、​​

メーカー部品名 VHS扉


ただ取れただけなら 取り付ければいい!
ところが、、
下の写真を見てください。上の部品の左上の出っ張りが 取れて無くなっている!!

これでは取り付けられませんねぇ。
なので 補修していきます。


フタの左右の出っ張り部分がフロントパネルにある「わっか」に左右ともはさまって
ちょうど 居酒屋などの 「のれん」みたいに 左右で支えられて 垂れ下がれればいいんです。


なので それ程強度は必要ありませんが 曲がりにくいものを取り付けます。
取れた出っ張りの太さより やや細い、硬い針金で代用としました。
これでフタの開け閉めの際に フタの左右を支えられればいいんです。


あまり太いとフロントパネルの「わっか」に入りませんし 
細すぎると強度が心配
なので出っ張り部分の太さより やや細いくらいのものが
見つからずバネを切って使いました。

バネの太さより ほんのちょっと太めのドリルで 補修する部分に穴をあけます。


なんのための穴か? もちろん針金を差し込む穴です。
接着剤をつけて針金を差し込みます。
(針金の長さは穴に差し込んだ状態で反対側の長さと同じ長さ)



接着剤が乾いたら 


フロントパネルに取り付けていきますが、
バネが効いてフタが戻る状態で取り付けます。



バネを取り付けた側にスライドさせてから




さあ これで フタが取り付け出来ました。






④  VHSテープ再生でノイズまみれ テープがよれる

修理難易度  ​​ ☆☆☆☆ Lv4中級 ​​

VHSテープの再生動作はするものの 映像がノイズまみれだったり​

テープがよれてしまう、、、、 ​テープを回転ヘッドにローディングさせる
ための コースター (部品名はシャトル)が定位置まで​
上がり切れずにいます。


右側のコースターが上がり切れていませんね。キャッチャーとの間に隙間がある。
なのでテープガイドローラーが少しだけ手前に傾斜しています。
ここをテープが通ったらテープの上だけヨレヨレわかめみたいになってしまいます。


​メカを裏返して見ると うわー
ローディング板バネ がひん曲がっています。部品コード 3-950-668-01
そのためにコースターがふらついていてテープを完全に引き出せていなかった。。
ネジを外して 手で直してあげよう


曲がりを指で直して補修します。


もとの位置に戻してあげると ちゃんとローディングされ
再生出来ました。

良かった--。



⑤  VHSテープが引き出されず再生出来ない

修理難易度  ☆☆☆☆ Lv4中級​

テープ再生出来ないので 天板を開けて見てみたら 
テープが引き出されていない というもの​

テープが引き出されずに回転ヘッドの周りにテープがいっていないのですね。。





​この事例で多いのが、 スライドギァ(部品名 メインスライダー)のひび割れ です。​
スライドギァは文字通り スライドしながらコースター(テープガイド)を移動させて
テープを出し入れする大切な役割をしているギァです。


​これが壊れたりしていては テープの出し入れが出来ません。
メーカー部品名 メインスライダ 部品コード 3-958-163-01
だけど もう メーカーSONYには部品の在庫がありません 。なので補修していきます。

例 その1
こちらは ひび割れたスライドギァです。


補修していきましょう。


ここがポイント




例 その2
ひび割れの補修に続いて、、今度は折れてしまった場合の補修です。


ホチキスの針の足部は短く切ってます


ホチキスの針は瞬間接着剤を軽く塗って取れないようにしておきます。

どちらの場合も実際に装着して作動する事を確認の上でブログにアップしています
これで

テープローディングできて 再生が出来るようになったでしょう。





⑥  VHSテープ排出が不完全

修理難易度  ​☆☆☆   Lv3初中級 ​​

​この場合の多くはカセコンの駆動アームギアの噛み合わせのズレで起こります
それと 排出補助アームが外れた場合なども、、
事例を  ​3例​ 取り上げますので じっくりご覧ください​



​​ ​例 その1
まずは駆動アームから、、
ギアの噛み合わせがズレていませんか? 排出が最後まで出来ないのはこれが原因
ギアの噛み合わせは ギァの両端どうしで噛み合わせて あげます。
下の写真はギアのコマ1個ズレていてカセットが完全に排出できない例。




その2
うまくテープ排出出来ない場合で意外とあるのが、
カセットマウントのツメがバネの下にすり抜けていて

テープ排出時にバネの位置で止まってしまい、テープ排出されない。
この場合はカセットマウントのツメをバネの上に上げてあげれば直ります。
カセコンは下の黒いタイプと次に紹介する白いタイプとがあります。
​​​​​​​​






その3

​もうひとつの白いタイプで、構造が違っています。
バネが何かの拍子で外れてしまっている場合
排出補助アームのフックにバネを掛けてあげればOK!



フックが取れてしまうケースも多く、フックに掛けられない場合、
その補修の仕方を 3種類紹介しますね。
この補助アームは単体部品での扱いが無く、カセコン丸ごとの扱いとなります。
商品名 FL組立   部品コード A-6751-496-A


Ⅰ  補助アームに穴を開けて バネを通してあげる方法​
  (写真では2個穴が空いてますが下の方の穴です)
   穴を通して余った部分は内側に折り曲げて引っ掛からないようにします


補修が終わったら 取り付けていきましょう!


はめ込んだら 回転させて バネの端をフックに掛けやすくします。







Ⅱ  補助アームに バネを添わせる方法​








Ⅲ  ​細いネジを取り付けてバネを止める方法 ​​



これで VHSテープの排出は完璧でしょう!
​​​​​​​​




⑦  8ミリテープがからんでしまう
​​​​​​​
修理難易度  ☆☆☆☆ Lv4中級​

この原因のほとんどが  リール台ギァ のひび割れ と ピンチローラーゴムの劣化です​​​​​​​

リール台とは?
ビデオテープを巻き取っているリールが乗る台をリール台と呼びます。
左右2個あり、リール台の歯車が回る事でビデオテープを巻き取ります。

ところが このリール台のギァがひび割れてしまい 均一に回転できない為に
​いわゆる バックラッシュを起こして テープがからんでしまうのです 。​
場合によっては 
リール台のギァがリールロック解除プレートに引っ掛かりテープの送り出しが

​出来ずに  まったく再生が出来ない状態にもなります
メーカー部品名 リール台(S) 部品コード X-3942-954-1  どちらも
                       リール台(T) 部品コード X-3942-953-1​  メーカー在庫切れです



​リール台は 
8ミリメカユニットから カセコン を取り外すとご覧のとおり出てきますので​

​交換する場合は①~③のネジを外して
リールロック解除プレートを取ってから交換します。

リール台の交換前に ​注意!​
リール台 (S) の交換後は​ ​バックテンションの調整​ が必要です。
​調整経験の無い方にはお勧めできません。プロにお任せした方が良いです​
バックテンションについては次の
⑧​ ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​8ミリ再生して少しすると画面にノイズが出てくる で紹介しています。



リール台を取り出すと やはりギァがひび割れています。
​​左側が  リール台(S)         右側が  リール台(T) といいます。


メーカーSONYでは 現在リール台の在庫はありません。
この写真は以前撮影したもので 
メーカー純正リール台を200個取り寄せしまして、交換した時のものです。

200個全部使い果たして、当方でも現在は在庫切れとなり別に製作しました。
(それだけ修理した!)

今後は補修するしか手立てがない、、、


​単純に瞬間接着剤で張り付けても簡単に剥がれてしまいます
パックリ割れた隙間が無い状態にしないとギァはガラガラ音を立てて
うまく回転しません。少しでも隙間があるとテープがからんだりします。
下の写真は修理依頼された方のデッキから外したリール台ギアで
接着剤で補修されたようですが隙間が空いたままで直っていませんね



そこで
純正のリール台の在庫があるうちに 
自分で作れないかと「レジン」で制作してみました。

が、、、
まったく使い物になりません。(UVレジンのハードタイプでもダメでした)
ぐんにゃり 曲がりやすく すぐに歯が欠けてしまいます
​くれぐれも 真似して作ろうと思わないでください。
見かけは良くても耐久性がまったくありません。​


当たり前ですが 
レジンで作る場合でも ひび割れしていない 原型のギァが無いと作れません。

​簡単に出来るし 見かけは良いのですが、強度がありません。
実際に組み込んで動作させると すぐに歯が欠けてしまいます。




見掛けはいいのですが 全く強度がありません。
なので レジンでは作らないでください、

純正部品と同じ強度の樹脂でないと、、

それで、、
いろんなギァを作っている業者さんにメーカー純正品と同じものが作れるか窺って
みたところ
、最初に型を作るのが100万円程かかるそうで100個作るも1000個作るも
ほとんど同じコスト
だと言う??
それで、割高だけど一個づつ削り出してギア製作している工場にて100個製作して
頂き、
現在補修用として使っています。何度も行き来し1個あたり2800円程掛かった
、削り出し1個づつ製作で手間が掛かり高価ですが耐久性抜群! 
これは100個単位で作成可能!(100個で28万円もします)

さっそく その補修の仕方を紹介しますね。
まずは 割れたリール台のギァ部分を取り除きます。
あとで真ん中の金属板部分は使います。(補修ですから)



こちらが強度抜群で精度の高いギァです。(1個づつ削り出し制作なのでコスト高)


補修用のギァの中に 先ほど取り出した中心部の金属板をはめ込みます。
このギァはリール台(S) (T)どちらにも使用可能で、湯煎して若干柔らかくしてから
写真の様に丸い金属版外周に6個くぼみがあるものをしっかりと装着します。
(8個くぼみのあるものは外径が大きくて入りません。)



あとは 割れていない無事な上ギァを乗せれば


補修完了です! (下部分はきれいだけど 上部分は使ってたものなのでちと汚い)


裏側です。 左側は補修が必要なもの   右側は補修後(ひび割れしにくい材質)

完璧でしょ
80度のお湯につけてから
そのまま指では はめ込めないのでドライバーの先で押し込むようにして
端から入れて押し込んでパチッとはめていました。
湯煎すると入りやすく、40度くらいに下がると固くて入りにくくなります。

また これとは別な方法でリール台ギアを補修されている方がおられましたら 

お教えいただけると幸いです。

補修したリール台を交換すれば テープのからみは無くなるでしょう。!

金属板を組み込んだギアは「リール台下ギア」としてお分けする事も可能!


リール台 (S) の交換後は​ バックテンションの調整 が必要です。
​調整経験の無い方にはお勧めできません。プロにお任せした方が良いです​

​​
​​バックテンションについては次の
⑧​ ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​8ミリ再生して少しすると画面にノイズが出てくる で紹介しています。
​​


​​​​ ​​​​​​​​追記
ひび割れたリール台を接着して直せないかな!
プラスチック造形と接着の出来る「 プラリペア 」で接着してみました。
が、、接着面積が小さい為か「 ​完全に接着出来ません​​​ 」 はがれます!!

何しろリール台下部には上部ギァを乗せるので、内側にほとんど隙間がありません。
外側はご覧のとおり右リール台はブレーキとプレート
左側はテンレギバンドとプレートがリール台が動作すべく硬くガードしているので
内側、外側ともに 接着剤で少しでも 厚くする事は出来ません
(試みましたが接着剤が厚くなると上部ギァをはめ込めないし薄いと接着が弱い)


それで 割れた部分を接着するのではなく
ギァそのものを「プラリペア」で作ってみた 。けど  ​使い物になりません​
バリ取りしてて「UVレジン」のバリ取りの時と同じ感じだが、ペキッとしないので
こちらの方が少し強度はありそうなんですが。
出来上がって 見てくれはいいが、、、


中心の金属をハメた途端に パックリと割れてしまった!
プラスチックの様にペキッと割れずに、ある程度の 柔軟性弾力性 が必要ですね。
​​ 結論
​「プラリペア」でリール台の代わりは作れません。作ってもすぐ壊れます!
プラリペアの材質は完全硬化するとカチカチに硬いようで
​リール台には不向きのようです。
​​ パックリ と割れてしまいます。​




​​​​


​ ​​​​ ​​​​​​​​​​​​​​​​​ ​​ 8ミリ再生して少しすると画面にノイズが出てくる
​​
修理難易度  ​​ ☆☆☆☆ Lv4中級 ​​

テープを入れて再生すると 少しは再生出来てもすぐにノイズが出てきて
まともに再生できない、
おかしいと思ってすぐに再生を止めればいいが、
そのまま再生しているとテープがからみます!
8ミリビデオを使っていなくて夏の暑さ 冬の寒さを何度も越したデッキで、

​しばらくぶりのテープ再生でありがちなのが バックテンション のズレなのです。​


テープの最初も終わりも均一なテンションにする為にテンレギバンドというものが
付いていますので
これをお掃除(補修?)してバックテンションを合わせてあげると
ノイズは無くなり直ります。

​リール台 (S) の交換後は​ バックテンションの調整 が必要です。
​調整経験の無い方にはお勧めできません。プロにお任せした方が良いです​

まずは本体上ふたを左右2本づつのネジを取って取り除きます。
するとメカユニットが見えてきます。



カセコンを外すと テンレギバンドが見えてきます。


​これがテンレギバンドです。部品コード X-3942-956-1
テープ再生の時にテンションを掛けてテープトレースを均一にしているのです。
長年の使用で汚れやホコリが付いていませんか? 
お掃除してあげましょう。(キッチンペーパーをピンセットでつまんでふたこすり)
摩擦でブレーキをかけているのですから決して 注油してはいけません !!



もしもバックテンションが合っていないとテープトレースがうまく行かない事は
前述の通りですが、何よりピンチローラーからテープが外れてしまいます。
もちろん再生などは出来なくなります。


そのために 最後に ​バックテンションの調整 ​​ を行うのです。
バックテンション調整用のカセットを使用して10グラム/Cmになるように
調整すればOK! (もちろん非売品で技術者用です)


調整用のネジを緩めて何度か調整用カセットの出し入れを
しながら10グラム/Cmに合わせていきます。(慣れると一度で出来ます)

バックテンションが合っていないと、テープがよれてワカメ状になったり
テープがからんだりしてしまいます。





もちろんですが  リール台(S)を交換した時 にも調整してあげます。​​
​調整経験の無い方にはお勧めできません。プロにお任せした方が良いです​

これで再生のノイズは無くなり きれいな映像がご覧いただけるでしょう!!
やったー!



⑨ 8ミリテープが入っていかない、出口で引っ掛かる​​​​​​​​​​​​​​​​​
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​


修理難易度  ​☆☆☆   Lv3初中級​​

​​​​​​​​8ミリカセットが入っていかない場合で考えられるのは
  カセットインスイッチの不良、
  DCピンチローラーモーターの不良、
  ロータリースイッチの不良、
  カセコンの不良  などがあり 修理事例の記事を別に掲載しておりますが、
なんと言っても 一番多いのは
カセコン の不良で、 駆動アームの割れ が大きな要因です。




ご覧のとおり 駆動アームが割れていてはビデオカセット挿入時に引き込みが悪く
テープ排出時には出口で引っ掛かったりします。
写真の様になると テープ挿入しても引き込んでくれなくなります。


そもそも  カセコンとは?​
​ビデオカセットをメカで操作出来る状態にセットしてあげる部品です、
この動作をコンバートと言い、 カセットをコンバートさせるので
「カセコン」と呼ばれます
カセコンの駆動アームが割れたりするとテープを挿入する時に、
まっすぐに押し込んでも入らない、 ビデオカセットの左側を押し込むと
引き込む
という症状が出ます。
そのまま使い続けていて、
駆動アームの割れが大きくなってくると
引き込んだカセットが宙に浮いた状態になり、
再生動作をするとビデオ
テープがワカメのようにクネクネになって再生映像が見れなくなったり、
時にはからんだり切れたりして大切なテープをダメにしてしまいます。

テープの引き込みや排出がおかしい時 や  テープ再生にノイズがまじる
は大切なテープを入れずに修理をおすすめします。

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
これがカセコンです。
94年95年製デッキで使用のもの  部品名 FL部組           A-7091-941-A
96年~98年製デッキで使用のもの 部品名 FL部組(FLAT) A-7092-566-c
99年~02年製デッキで使用のもの 部品名 FL部組(FLAT) A-7092-566-j


カセコンのバラし方 組み立て方については
8ミリビデオ 修理 WV-H6 ②8カセコン分解!テープ入出難

にて紹介しておりますので、クリック(タップ)してご覧ください。

カセコンを分解すると、、駆動アームギアが見えてきますので取り外します。


この様な状態では テープ排出時に真っ直ぐに排出できず、出口で引っ掛かります。
なにより、8ミリテープが入っていったとしても正常なローディング位置にテープを
セット出来ずテープを痛めたり、テープがくねくねワカメ状態になったりします。


メーカーでは部品がすでにありませんので、補修をして参ります。
ってゆーかぁ、割れた部分を接着してあげるだけです。
メーカーSONYでは駆動アームギァ(S)単体では扱っていません、
周りの金属板まで含めての部品扱いで A-7091-942-A 側板S部組となっていて
駆動アームギァ1個欲しいだけで4000円超掛かります。
なので補修で直しましょう!



普通の瞬間接着剤 では
強度 耐久性がありません。
​​​​ ​バネを取り付けるとすぐ割れてしまいます。​
ブログをご覧の何人もの方が補修トライされたようで、
瞬間接着剤やボンドでは駄目でしたというメールを度々頂いております 。​
溶着できる樹脂接着剤を使用 プラリペアPK-80というものです。(価格5200円)

​補修作業開始​   駆動ギアからバネを取り出したら、、
割れた部分を断面接着 して もう一度 ​接着部分を包み込んで周りも固める​
2度の接着を行います!

まずは断面のみの接着です(グリスなどの油分は拭き取って断面ヤスリ掛けしてから)

接着断面両方にプラリペアを付けて接着(接着面をやすり掛けしてから)


この接着剤の硬化時間は5分とうたっていますが、強力に接着する為に 
30分間放置プレイ!


断面のみの接着では 強度がほとんどありませんのでバネを取り付けようとすると
いとも簡単にパックリ割れてしまいます。なので2度接着なのです。

ここがポイント!
2度目の接着は 1度接着した部分の周りごと固める接着です オーバーな程山盛補強
​​​​(一度目の 接着部分の周りをヤスリ掛けしてざらざらにしてから接着)

​表側は山盛りでもかまいませんが、裏側は山盛りにならないようにします。​
これによって強度と耐久性がアップします。

これで、バネを取り付けたときに割れたりしません。


ここがポイント!

割れた断面をプラリペアにて接着して完全に硬化してから

さらにプラリペアにて接着した部分を包み込みながら周囲まで接着して固めるという

​二度接着で完全に硬化すればバネの反発力にも負けずにバネは取り付け可能です。​

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​(プラリペアを購入し接着したがバネを取り付けると割れてしまうとメールをいただ
きましたが、 プラリペアで接着した上に軽く接着しただけでは簡単にはがれます。
接着した部分を包み込みながら大きく周囲まで山盛り接着して固めるのです )


補修部分がプラリペアで盛り上がっています。わかりますか?


​駆動アーム補修での注意点は、​


​山盛りの接着剤でしたので、 ​完全硬化まで3時間待ちます。​ カチンカチンにします
(裏面は盛り上がりの無いようにしないと取付出来ない)
接着した部分に無理な力が加わらない様にしてそっとバネを取り付けます


裏側の盛り上がりが無いようにするために、出っ張りをヤスリがけしてから、
カセコンに装着しグリスをたっぷり塗ります。​



こちらが
今回使用した接着剤です。(普通の 瞬間接着剤では はがれてダメです 。樹脂接着を)


補修した駆動アームギアをカセコンに組付けたら、
カセコンを8ミリメカユニットに装着していきますが。。ここで注意点!


ギアの噛み合わせは合っているか?


​​
プラリペア補修での注意点は
1、グリスなどの油分を取り除く
2、接着される断面はツルツルだと接着が弱いので
  ヤスリ掛けしてザラザラにして 両面に プラリペア を付けて 接着
3、二度目の接着は一度目接着の広い周囲、可動部を除いて接着
  もちろん 少しヤスリ掛けしてザラザラにしてから接着する
4、接着剤の硬化時間を多めにとる
5、バネの取り付けは接着部分に力が強く掛かって割れない様に慎重にし
  組立は各部品の位置を間違えずにしっかりと組み込みギアずれの無い様にする
6、可動接触部はグリスを厚めに、ギア部は薄めに塗る



さあ これで テープの挿入 排出が正常になった事でしょう。
修理しないでそのまま使用してると 
カセットのセット と テープローデングが完全ではないために
カセットがわずかに宙に浮いた状態となるため
そのままで動作させるとテープの端がよれたりワカメ状になったりして

テープを痛める 恐れがあります。
補修しておけば そんな心配がないから安心です。



​​​​​​​​​​​
⑩   ​8ミリテープがよれる、再生ノイズが出る​
  修理難易度  ☆☆   Lv2初級​
ゴムを使用しているピンチローラーはテープを挟んで一定の速さで送り出す部品。
ツルツル になって テカリ が出たり  湾曲 したり  ひずんだり ひび割れ があると
ノイズが出たり テープがワカメのようになったり からんだり 再生不能にも。
そこで ピンチローラーの補修です。
( ひび割れたもの 湾曲や歪んでしまったら補修不可。新しいものに交換しましょう )



これがピンチローラーです。
中心に黒いピンチローラー止めが付いていますが、ピンチローラーごと底から
引き抜いてメンテナンスしましょう。


普段の汚れは ピンチローラークリーニング液  または  無水アルコール
綿棒に付けてこすってきれいにしてあげます。


ピンチローラークリーニング液 で掃除しているところ。
綿棒が黒くなって長年の使用で汚れているのがわかります。(VHS側のピンチローラ-)


表面がテカっていて ツルツル になっていると、 テープが滑ってしまいます。


テカリのあるピンチローラーの表面を 目の細かいヤスリ で削ります。(紙やすりなど)
湾曲や凹みヒビのある状態 では、ゴムが硬化していますので補修は出来ません。


回転させながら表面を 均一 に削ります。(削りカスが指に付いて真っ黒に!)


表面のテカリが取れる程度に削り終えたら、 トントン し綿棒で 削りカス を取ります。
さらに  マスキングテープ などでペタペタと取り漏れを取り除きます。
少しでも削りカスがあるとテープに付着したりヘッドの目づまりにもなりますので
しっかりと取り除きます。


一度 平らなところで転がして片寄りが無いかみます。  ここがポイント!
真っ直ぐに転がればOK! 左右どちらかに転がる場合は削り修正します。

ゴム復活剤を塗って出来上がり。( 年数経過のゴムは必ずゴム復活剤を使用します )
表面がツルツルテカテカで削った場合はゴム復活剤にまる一日漬け込みますが
ゴムとしての弾力が無くなっていたら新しいものと交換しましょう。

メーカーSONYではピンチローラーゴム単体では扱っていません、

周りの金属板まで含めての部品扱いです X-3942-945-1 ピンチアーム組立
湾曲 ヒビの入っているもの 弾力の無いものは 補修出来ません交換しましょう。





どうですか?
テカテカ ツルツルだったものが復活しました!
これならテープトレースも良くなり テープがすべる事も無いでしょう!!


取り付けの際は黒い ピンチローラー止め をしっかりと差し込んで取れないように。




⑪  ​​​​​ 8ミリテープがよれる、再生ノイズが出る。その2​​​
​​​​​​​​​​ ​録画されてるテープなのにこのテープだけ再生出来ない​
修理難易度  ☆    Lv1簡単
​​​​​​8ミリビデオテープは 磁気テープ なので、次第に 保磁力低下 していきます。
録画された映像情報は何十年も経つと再生しにくくなってくるのです。

8ミリビデオカメラが発売された当時のCCD-V8で85年のつくば博を撮影。
30数年ぶりにテープ再生しようとしても、、、 映像が出て来ない ! 
確かに録画されていて何度も再生してたテープなのに、、、
そう、磁力低下していて読み取りしにくくなってきているのです。
そんな場合はテープの 巻きムラ を取って再生しやすくしてあげます。
どうするのか、
テープを早送りして最後まで行ったら巻き戻す​​

それだけです。
メーカーSONYでも推奨している方法です。
一度テープを使ったらそのまま放置せずに、最後までテープを送り、巻戻してから
保存する事を勧めています。
もしも途中で止めたまま保存しているとテープに型を押した様な後が付いたり
メタルテープ蒸着テープともテープ同士がくっつきやすくなります。

先ほどの つくば博のテープは  早送りして最後まで行ったら巻戻す を2度行ったら
不思議な事に  ちゃんと再生出来るようになりました 。 




⑫  スタビライザー 取り付け
  修理難易度  ☆☆   Lv2初級​
ビデオテープは多少の伸び縮みもしますし、再生するデッキも長年メンテナンス
されていないと  テープがよれたり 再生ノイズが出たり もします。
お使いのビデオデッキに スタビライザー が付いていないとテープがふらつきますので
スタビライザーを付けると 映像のゆれ や ノイズが低減できます。
EV-PR2という8ミリビデオデッキが対象となります

スタビライザーの取り付けは簡単です。
インピーダンスローラーのポストに スタビライザー を差し込んで
バネをフックに掛けるだけで、いとも簡単に取り付けが出来ます!


WV-H2のスタビライザーですが流用しました。(手持ちがたくさんあります)


30秒も掛からずに取付完了!


これで テープトレースが安定するので  画面のゆれ が無くなります。
スタビライザーの付いていないEV-PR2には 取り付けをお勧めします!
映像のゆれ や ノイズが低減できます
メーカーSONY部品名 インピーダンスローラー組立     X-3944-994-1
                                   インピーダンスローラーベース組立    X-3943-015-1
                                   引っ張りコイルばね                        3-954-284-01

スタビライザー取り付けは 以下の記事で紹介しています。
8ミリビデオ 修理 EV-PR2 ⑥画像のゆれ スタビライザー取付

​​​​​​​​​​


⑬  8ミリ+VHSデッキ 再生ボタンだけ効かない​
修理難易度  ☆    Lv1簡単
早送り 巻戻しは出来るのに なぜか再生だけがボタンを押しても動かない
この場合は再生スイッチ不良か 再生ボタンの不良と考えられます。

まずは 再生ボタンを引っ張って 外して見ます。
案の定、再生ボタンのツメが取れていてポロリと落ちてきました。
これでは再生を押してもスイッチが入らないわけです!!

強度はありませんが、、
瞬間接着剤で取り付ける事で再生スイッチを押せる様になります。

しかし、接着した部分は再生ボタンを押すだびに負荷が掛かりますので
ある程度の耐久性を考えるならば 折れて取れた部分のプラスチックを
半田ごてを使って溶かしながらくっつけた方が良いでしょう。

あとは再生ボタンを元通りに押し込んで取り付けるだけで、
再生動作ができるようになります。





⑭  巻戻しボタンを押して早送りになる
   修理難易度  ☆☆   Lv2初級​
巻戻しボタンを押すと早送り され、 早送りボタンを押すとなぜか録画 されるという
​​​​​​​​​​スイッチ関係の誤作動は年数経過で 接触不良 を起こしている可能性が高いので
接触不良を起こしているケーブルや端子の接点復活をしていきます。

この記事以降は バックアップファイルが大きくてセーブ出来なくなったので
続きは下記で
アフェリエイト 修理(部品補修の続き) (2)    ⇐クリック    


基本的に 8ミリデッキVHSデッキは同じメカを使用していますので
型番の違うダブルデッキの記事も参考になさると良いでしょう。​




8ミリビデオデッキの修理受付について

質問 感想 要望 相談 励ましなどは
cqe00640@nifty.comまで
(しーきゅーいーぜろぜろろくよんぜろあっとまーくニフティドットコム)

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●特定商取引法に基づく表記●
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最終更新日  2024.04.02 04:12:53


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