ヒヤシンス*朝カフェ:感動したことは必ず人に話す☆人間は一番近くにあるものに影響を受ける

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2011年07月08日
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「魔女の宅急便」もう4、5回目観ているというのに、新たな発見があって、泣けた。何度みても人の目に新鮮に映るとは、アートなのだなあ。古典として残る小説や絵画と同じような作品なのだなあと納得がいった。魔女って、本当にいるのだなあと、今日みて初めて思った。魔女とは、天使のことなのだ。見た目、人間と同じ。しかし、天使には、天使の住む世界がある。人間は、人間で、自力で自転車をこがなきゃ空を飛べないとして、飛ぶ天使を見て「かっこいい」と興味をもったり、おもしろく思ったりする。が、本当は、その能力を持っているのだが、事情があって潜在能力を出せないで、可能性を眠らせたまま隠し持っている。映像の中に入り込んだ自分は、自分も実はキキと同じように、ホウキを自在にあやつって空を飛べる気がしてならなかったのだ。(2011年7月8日)

途中、天使の魔女は人間に恋をする。そこが、落ち込む、試練のウィークポイントだ。人間がアニマルセラピーというくらい動物に癒されたり助けられたりするように、そうか、天使世界にも、全く同じような動物が登場するのだね。彼らは、彼らの言葉で会話をする。心も通じる。黒ネコのジジはキキの補佐役として、助け合いながら修行の旅に出るのだけど、途中で、ジジが近所のネコに恋をして、キキとの会話が通じなくなる。ジジの姿は、キキを鏡に表したような存在なので、ジジの様子に、キキは「あっ!」と、魔法の力が弱まっていることに気づくのだった。ちゃんと、キキはわかっていた。自分の気持ちの状態がおかしくなっているってこと。男の子のトンボと親しくなったけど、トンボの仲間たちがワイワイ楽しそうに登場すると、妙に寂しく、意固地な心の状態がおこってしまう。


皆はカラフルな流行のおしゃれな服を着ていて余裕のある立場だけれど、自分はそういう子たちとは立場が違っていて、働いて稼ぎを得ないと一生ホットケーキばっかりの生活になってしまうという生活感のある立場。しかも魔女の服は黒系のダサイ服と決められている。天使はあくまでも、黒子なのである。けれど、なくてはならない、重要な存在として、神様から、特別、人間をサポートするように、あらかじめ、計画されて、創造されている。最後、キキは、人間の男の子のトンボの窮地、絶対絶命の危機を助けます。人間の危機を助けるからキキっていう名前なのだね。悩んでいたキキに「助けなきゃ」という使命感がおこります。本来の魔女の役割は、そこにあるから。13歳の魔女の修行は、人間を助ける使命があったのだ。そこで、使えなくなっていた、魔法が蘇る。しかも、非常事態の時は、自分のホウキでなくても、現場に居合わせたおじさんのデッキブラシでも、魔法をかけて、使えるようにしてしまえる。「いうこときかないと燃やしちゃうわよ」とデッキブラシをおどしてみたり、「お願い、言うことを聞いて」と頼み込んだり。モノに生命を吹き込んで、つかえるモノに立ち上がらせる。天使のモチベーションは人を支えること。役立つこと。かわいがられ、愛されること。しかし、姿形が同じ13歳というのに、「仕える立場」を自覚するのは、心が大人でないと、13歳の天使だって、簡単なことじゃない。つかえるって、とっても気苦労がいるものなのだ。また、天使だって、友達が必要。わかり合える友達が。天使も修行中だが、人間も修行中なのだ。人間は、必ず、天使が通った道を、通らなければならないようになっているのだ。黒子のキキを笑顔で上手に渡れるようになって、初めて、赤・青・黄・白という自由な服を、自在に着こなせるようになるのだ。





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Last updated  2011年07月09日 00時43分20秒
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