井の中の蛙11

■ love ISHIGAKI part3■ 石垣島観光

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2006年1月8日 石垣その3





その時点で13時ごろ。

さすがにお腹すいた…けど、そこは我慢。

シャコ貝がたくさん取れそうな穴場があるらしく、そこに行ってみましょうと。



穴場というか、「観光客が来ない場所」。

観光客が入りやすい場所だったらシャコ貝なんて持って行っちゃうし、

貝を売って生活しているかたもいるのだから、そうそう見つからない。

そこに行くまでに見つけたのも幅15センチ程度のもの1つ。(灰皿には充分だけど。)

だから地元の人しか知らないところや、私有地をくぐらないと行けない場所へ行ってみよう、と。

(私有地は当然地主さんに挨拶しますが…さすが地元のかたの案内、違います。)



で、サトウキビ畑の農道を突っ走って行くのだけれど、これがまた迷う。

どうも、植物の繁殖が激しいせいか、 ちょっと来ない間に道が変わるらしい。(;´Д`)

で、最初に着いたところ…それほどなかったので、

こぶりのものや欠けがあるもの2~3個と、小さな形がちゃんとしている貝を拾って

別のところへ行ってみようか、となる。



少し走って私有地で車を降り、ガイドさんが地主さんに挨拶をして

葉っぱがうっそうと茂る獣道を歩いて海岸に下りる。



シャコ貝――(゚∀゚)――!!!



ゴロゴロゴロゴロそこら中に落ちてるよ!!!

最初は2~3個持ち帰れればいいと思っていたのが、

もしかしたら職員室のお土産にできるんじゃねぇ?と思うぐらいまでに。

買い物袋の底が破れるんじゃないかと思うぐらいに拾う拾う。

大の大人3人、一生懸命シャコ貝拾い。

この私が空腹をも忘れて拾ったよ。(・∀・)



で、職場に配れるぐらいのシャコ貝を拾って大満足。

キレイな貝も拾えてまた満足。



天気がこの辺りから崩れてきた。

さすがに14時近く、我に返るとやっぱりひどく腹が減った。

やっと昼食だ。



しゃこ
左下、シャコ貝使用中。
これしか画像がなかった。ちょい恥ずかしい(´Д`)






さて、やっとお昼ご飯。待ちに待ったお昼ご飯。

石垣の市街地から離れているので選択肢は少ないけれど、と言われたけれど

選んだお店…パスタのお店「やしの実」。

北海道から移住されたかたのお店で、お店の玄関から店内に入るまでに

灯台の中を歩いているような…ちょっと複雑なお店だけれど、

360℃見回すことができる円形のフロアなのがちょっと不思議。

そこでシーフードトマトパスタを頼んだんだけど…

最初に出てきたパンが


ウマイ━(゚∀゚)━!!!


ごまとクルミが入ったパンで、焼き立てらしいんだけど

生地も甘めで皮も柔らかく…それはもう美味しい。香りが口の中に広がる。

お腹がすいていたのもあるのかもしれないけれど、これは本当に美味しい。

余計に腹のすき具合が…(;´Д`)



出てきたパスタもとっても美味しい。

トマトソース、もっとかかっていてもよかったぐらい。

(↑ 自分でこさえるときはどっさりかける)

シーフードもごっそりで…こういうパスタが食べられるお店が近くに欲しい!



しかもあまりにも美味しかったからパンを分けて欲しいとお願いしたところ、

快く分けてくださった。これもすごく嬉しかった。

次の日以降の朝食にしていただいた。



そのあとはヤエヤマヤシ群落へ。「やしの実」からすぐ近くだった。

天気、かなり悪い。雲が空を厚く覆っていて、残念。



駐車場からこれまたヤシが生い茂る中を歩いていくんだけど…

天然記念物 のヤシの木に 落書き が多い。

落書きというか、なぜそんなものを持っているのかわからないけれど

ご丁寧に名前が掘ってある木が多い。

ものすごく大きく掘ったものまで…どういうつもりなんだろう。

こういうことをするのって圧倒的に日本人が多いらしいけれど、

まして生きている木にそれができるって…信じられない。



yashi
青空とのコントラストだったらさらに圧巻だったろうな。




その次にマングローブの林へ。

マングローブはカヌーに乗って見られたらいいなと思っていたけれど、

結局1日でこれだけ見られるコースを見つけたので諦めた。

(この段階でまだ15時ごろ…たった1日のことなのに、日記が長い。笑)

それでも今思うと天候も不安定だったしよかったかな。これだけ色々見られたんだもの。



manglove
ものすごい数の写真を撮りながら、
青空がバックになってるのがない…(´Д`)




私たちが「マングローブ」と呼んでいたこの木は「ヒルギ」という種類の木だそうで、

こういう場所に生える木を総称してマングローブと呼んでいるとか。

ここは河口なので、淡水ではなく海水に生えているのだけれど、

木のてっぺんの葉っぱ(そこだけ黄色くなる)に塩分を集め、その葉を落とすことで

塩分を調整しているらしい。

水や空気を浄化する作用もあるとか。

またその増え方が変わっていて、枝の先にできた細長い種子が地面に落ちて

上手く刺さったらそこからまた増えて行くそうだ。

だから満潮のときであれば流されてしまうし、

干潮のときに柔らかい地面に刺さるように落ちて初めて種の役割を果たすらしい。

よくできているんだ、と感心する。



水面には泳いでいる小魚も見えて

マングローブのジャングルの手前には鳥が見え隠れしていたりして

同じ日本にいることが何だか不思議で。



16時近い。こっちではもう日が落ちる時間だけれど

天気が悪くても石垣の日没は18時ごろ。まだまだ明るい。

このあと石垣島最北端の平久保崎灯台へ向かう。







「帽子はダメですよ。」

…とSさんが言う。

(´Д`)?



せっかくの天気が、また崩れ始めてきて空が雲に覆われつつある。残念。

平久保崎は妹もオススメの場所で、石垣島の最北端にある。

道中青木さやかさんの彼氏の出身中学校やら、島田紳介の喫茶店やら

芸能人がらみの場所も通るけど、ことごとスルー(・∀・)



日もだいぶ傾いてきて、平久保崎に着く頃には夕陽が見えていた。

残念ながら、雲の隙間からだけど。


hirakubo



車を降りるときにSさんに「帽子は脱いでいった方がいいですよ?」と言われる。

少し風が吹いているようだけれど、気になるほどじゃない。

灯台が立っていて、東シナ海が見える。

その景色を眺めた後、手前にある丘を登ってみる。

…登る(´Д`)

登る(´Д`)

登る( ゜∀゜)

登れば登るほど、風をモロに受ける。

身体が風でぶれる。

一歩間違えたら俺、海の藻屑。( ゜∀゜)



高所恐怖症でもなく絶叫マシーンも平気な俺だが、

これは怖かった。(;´Д`)



平久保崎から今度は島を東回りして、玉取崎へ向かう。

こちらは展望台もあって、少なくとも 海の藻屑になる心配はない。

ここは翌日も来ることになるので、詳しいことは次回。

ここで日が暮れた。

それにしてもハイビスカスの花が咲いている。1月だというのに。

北海道ではみんな震えてるのに。



bisukasu




これで1日の行程はおしまい。

どんどん南下して、石垣の市街地まで向かう。

途中昔からの町並が残ると言う白保の住宅地を通り、

そこからまた数分走ると急に道路が明るくなってくる。

パチンコ屋のネオン。マンションやビルの光。

気づいたらもう自分のマンションの前に到着した。かれこれ9時間。



最後にノートに感想を書いて、記念のシーサーと星の砂をいただいた。

で、夕飯どこにしようか、という話になり、またSさんが色々教えて下さり

マンション前に停めた車の中でまた長い時間お話してしまった。

それにしてもどうがんばっても下調べしても、ここまでは見られなかったと思う。

ガイドさんをお願いしてよかったと思う。



部屋に戻り一息ついて、またでかける準備をする。

2日目ももう夜。この後は街に出てご飯食べて…






夕飯をSさんの教えてくれたラーメン屋でとることにする。

街中の らーめん憲助

遅い時間なのでJAに車を停めて歩く…すぐ着く。笑



移住者のかたの味噌ラーメン屋さんで、とても美味しいと聞いたが

お店に着いたらSさんがいた。(・∀・)

またしても見所や教えてもらうのを忘れていたこと、色々話を伺いながらラーメンを待つ。

私が頼んだのは 常連麺 。常連じゃないけど

具という具はほとんど入ってるのが美味そう。(´∀`)

もともと 味噌ラーメン が好きだし、南の島のはどうかと思っていたけれど

美味しい!

ここは麦飯が一緒に出てくるので、大き目のレンゲにスープと麦飯をすくっていただくのも美味しかった。(´∀`)



その後Tシャツ探しに散歩をする。

那覇では国際通りの 鍵石 でかなりはまって何枚も買ってしまったけど

(それでもキリがないから厳選した(・∀・)

こっちは20時過ぎ…開いているお店があまり多くない。(ノД`)

那覇では22時ごろスーパーに行ってもなぜか家族連れがいたり、

24時のスーパー駐車場で女子高生が携帯いじってたり…眠らない街なのか?と思ったけれど

ここは普通の街…らしい。

とりあえず市役所通りの「あ」というお店で1着購入。

他のお店もあったけれど昨年の鍵石のような驚きはなく、今回はこの1枚だけだった。



その段階ではお土産のこともあまり考えてなく、(シャコ貝で安心してた)

次の日にあれも買わなきゃこれも買わなきゃとはまり、やらかしてしまう。(´Д`)


もう1つ…

なぜか部屋に備え付けのドライヤーがなかった。

電子レンジも冷蔵庫も洗濯機も掃除機もありながら、ドライヤーが。(´Д`)

今日はさすがに髪洗いたい。

家のものも7~8年使っているので新調してもいいし、まずは必要だと電器屋へ行く…が、

20時過ぎていてさすがに終わってた。(´Д`)

で、DIYのお店へ。よかった、売ってた。選択肢は少ないけど…

(その割に迷う。その場しのぎだから一番安いのにするか、

どうせなら機能性高いのにするか…で、結局安いのを購入。)

恐らくすぐに壊れても使うことのないだろう保証書を受け取り、ほっとしてお店を出た。



さすがに1日動き回って疲れたけれど、遊び疲れってやっぱり心地いい。

まずは靴箱の横に今日の収穫(シャコ貝)をドンと置いてからビールを開け、

お風呂に入ってネットして、

その後に台所の片付けと洗濯。(順番逆だろ)

気温は多分13~4℃ぐらいだっただろうか、洗濯物を干すのにベランダに出ると

風も吹いていて、さすがに少し寒い。

夜の6階のベランダから見える明かりは少なくて、駐車場がはるか下で

風に揺れる洗濯物と暗い空が、何だか夢のような夢じゃないような。



ここに生活があるような錯覚。

いや、錯覚とは言わず、あのまま時間が止まって欲しいとさえ思った

2日目の夜。








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