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2017.01.05
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カテゴリ: 洋画

 元はアクションゲームとしてスタートしたバイオハザード(海外ではResident Evilと命名されている)の実写版シリーズ第6作目。
 本作が最終章、となっている。
 監督は、シリーズをこれまで監督等として支えてきて、主人公ミラ・ジョヴォヴィッチの夫でもあるポール・W・S・アンダーソン。
 また、アンブレラ社のコンピュータ「レッドクイーン」を演じるのは、エヴァ・アンダーソン。ミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソンの娘。その意味では、ファミリームービーと言える。
 原題は「Resident Evil: The Final Chapter」。


粗筋

 アリス・アバーナシー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は目を覚ます。
 目の前に広がっていたのは荒廃したワシントンD.C.だった。廃墟と化したアメリカの首都を徘徊する内に、コンピュータが設置されている部屋に行き着く。その室内のモニターに映し出されたのは人工知能レッドクイーン(エヴァ・アンダーソン)だった。
 レッドクイーンは、アリスに対しこう告げる:「T-ウイルスに感染した、全てのものを抹消する事の出来る抗ウイルス剤をアンブレラ社が開発した。それはラクーンシティの地下にあるハイブのなかにある。そして、48時間以内に抗ウイルス剤を空気中へ放出させなければ、全ての人間が死亡する。自分は人類を尊重するようにプログラミングされている。しかし自分はアンブレラ社に逆らう事が出来ないようにもプログラミングされている。あなたに人類を救ってほしい。」
 アリスは過去にハイブやアンブレラ・プライムでレッドクイーンによって殺されそうになった為、、レッドクイーンに対し半信半疑であったが、最後の望みを賭け、ラクーンシティへと向かう。
 ラクーンシティに到着すると、以前の仲間クレア・レッドフィールド(アリ・ラーター)と再会。
 人類を救う為、宿敵アイザックス(イアン・グレン)やアルバート・ウェスカー(ショーン・ロバーツ)の居るハイブへと向かう。
 数々の犠牲の後にハイブの中枢に到達したアリスは、自らの出生の真実を知ることとなる。アイザックスから知らされる。
 人間をゾンビ化するTウィリスは、元々奇病に冒されていた娘を救う為に開発された物。娘の命は何とか救われたが、Tウィルスの副作用により人類はゾンビ化してしまった。Tウィルスを開発した会社こそアンブレラ社。その共同経営者こそアイザックスだった。猛一人の共同経営者はTウィリスを開発した研究者だったが、アイザックスによって殺されていた。その研究者の遺産を相続したのは、Tウィルスによって命を救われた娘のアリシア。アリスは、このアリシアのクローンだった。だからこそ過去の記憶が全く無かったのだ。
 アリシアは、命こそ助かったものの、身体は蒸しばれており、アリスに告げる。クローンであるのは事実だが、オリジナルが歩めなかった人生を歩んでおり、クローンだからといって絶望する必要は無い。Tウィリスを抹消させる抗ウィルス剤で世界を救え、と。
 アリス自身もTウィルスを取り込んでいるので、抗ウィルス剤が拡散すると本人も死亡するが、世界を救うにはそれしかないと判断し、アイザックスと対決して倒し、抗ウィルス剤を世界に拡散する。ゾンビが抗ウィルス剤の影響で次々と倒れる中、アリスは倒れる。
 アリスはその後目を覚ます。抗ウィルス剤で自分は死んだと思ったが、実際には体内のTウィルスが死滅しただけで、本人には影響が無かったのだ。
 抗ウィルス剤を拡散させたものの、世界の隅々まで拡散するにはまだ時間が掛かるので、それまでアリスは戦い続ける事を決心する。



感想

 実写版バイオハザードシリーズは本作で6作目という事だが、ストーリーの内容からすると、第1作を観た後、その間を全てすっ飛ばして、本作を観ても何ら問題も無い運びとなっている。
 寧ろ、その間のシリーズ作は本作ではまるで無かったかの様な扱いで(キャラも登場せず、死んでしまった、という事になっている)、それらは何だったのかと思ってしまう。
 舞台も、結局第1作のハイブに戻るし。
 だったら最初からハイブにずっと留まっていればよかったのに、と思ってしまう。
 単独で行動していたアリスはいつの間にか仲間が大勢の仲間が集まり、共に戦うが、それらの仲間は雑魚扱いで、ガンガン死んでいく。
 ラストシーンでも結局は一人で荒野を走り抜ける場面で終わっている。

 様々なキャラが登場するが、直ぐに死んでしまうので、掘り下げられる事は無い。
 特に、「本作でハリウッドデビュー!」と騒がれていたタレントのローラは、登場はするものの何の台詞も与えられず、ゾンビに食われて早々と退場。必要の無いキャラだった。

 アクションシーンは随所に盛り込まれているものの、ハリウッド映画に有りがちな、細切れシーンの繋ぎ合わせで、何がどうなっているのか分からない。

 終わり方も、また続編が作られても不思議ではないシーンでなっていて、一転して「また一つ続編を製作します」となりそう。







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Last updated  2017.06.24 14:59:08
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