h o r o k a r a 

W O R D S








板張りの床
白い埃
壊れた 薇時計

吸い込む息 
肺から 昔に還る
そんな気分になった


ちりちりした痛み 気付かない振りで


頬に届く 微かな光に
真っ暗だった事を知る
凍えていた事を 知る


一処の日溜りに
優しく 撫ぜられた


埃は白くて
僕の色を消してくれていた




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