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September 28, 2008
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テーマ: 家族生活(38)
カテゴリ: 家族
夫は最近
「共依存」の本を読んでいます。

その感想を時々私に話します。
夫は目からウロコ状態になっています。




その本を読み始めてから夫は

「自分は愛情深い母親に
 育てられて来たと思い込んでいたけれど、

 実は母親と共依存の関係にあって
 自分は母親を満足させるだけの存在だと
 気づいた」

のだそうです。



知り合った当初から夫は
私のやる事なす事

自分の母親と比べて
言葉に出して言いました。

「うちの母ちゃんと違う」
「母ちゃんの味じゃない」


違って当たり前だ、
一緒に育った訳でもあるまいし

と思っていた私ですが、

しばらくは様子を見て
付き合って2年くらいしてから

「あなたはマザコンだね」
と言ったのでした。


すると「俺はマザコンなの?」
と驚いた夫。

ちょっと怒って
そんなはずはないと反論しました。

当時はまだ素直な感じでした。

考えた事も無いようでしたし
怒り狂って罵ったりもしませんでしたし、

例えそうされても
私は平気で対応していたと思います。


当時はまだ私も
自分をはっきり持っていました。





長い経験を経て
私はいつも夫の動向に
怯える人間になってしまいました。


これをすると夫に怒られる。
これをしておかないと夫が機嫌を悪くする。

いつの間にか
基準が夫になってしまっていました。


出かけると
家に帰りたくありませんでした。

夫が近くにいるだけで
体の芯が硬直して緊張しました。


これを何とか
夫と普通にに話せるようになりたいと
願い続けて来ました。






夫は昨日も昼前に起きて来て

(深夜までの仕事なので
 朝も遅い事が多い)

「共依存」を読んだ感想を話し始めました。



夫「共依存の状況が書いてあったんだけど
  『共依存の人は自分の思い通りにするために

  怒鳴る、罵る、意地悪をする、復讐をする、
  交換条件で脅す』

  って書いてあって
  自分にぴったりでびっくりした」


私「(内心にやり・やっと気づいてくれたぜ♪)
  そのまんまだね」


夫「家ではみんながそうだったんだ。
  そう言う家だったんだと思う」


私「『家では忙しいから、
  さっさとご飯を食べないと片付けられた』

  ってよく言ってたよね。

  大人の制限の中で生きなくてはいけないっていう
  刷り込みをされたんじゃない?」


夫「そうかもしれない。
  私は母親に愛情を掛けられたと思っていたけど

  母親と私は
  共依存の関係だったんだと解った。

  私は母親の満足のための
  道具だったんだと思う。


  だから私も○○さんに対して
  脅したり、すねたり、意地悪したり、仕返しをして

  自分の思い通りにしようとして
  共依存の関係にしてしまったんだ。

  今頃言うのもなんだけど、
  今まで悪かった」


私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

  (本当はビックリして泣きそうだった。
  でもこういう時私は逆に泣けない)

  初めて謝ってくれたね。
  謝れるようになって良かったね」



そうなんだよ。

人間は自分が悪い事をしたと気づいたら
謝らないと自分を壊していくんだと思います。





その後も色々話しをしましたが
とにかく夫は今までで初めてと言えるくらいに

自分を守る!と言う攻撃態勢がなくて
普通に話せたのでした。



私は前回話した時に
言いたい事は言っていたので

昨日は主に聞き手に回りました。





夫は始終落ち着いていて
内面を見つめながら

静かに話をしていました。




やっと長年願っていた
「普通に話をして普通に生活したい」

に近づいたのだと思いました。


(「普通」と言うのは、
 相手の反応に怯えながらとか

 常にビクビクしながら生きるのではなく
 あるがままにと言う意味です)






13年くらい前でしょうか、
私をコントロールする母の元から飛び出したのに

結婚した相手が
母とそっくりな人だったと気づいて愕然としたのは。


ピー(娘・15歳)にはよく
「遅い!」と言われます(笑)


ピーには「どうして結婚したの?」
「どうして離婚しなかったの?」とよく聞かれます。



結婚したのは
当時は夫と気が合うと思っていたのと

私は一人では生きて行けない
弱い人間だからだと思います。




まあ2年くらい前に夫に

私「気が合うと思って結婚したのに
  どうしてこんなに大変なんだろう?」

と聞いた時

夫「ああそれは
  私が○○さんに合わせていたから」


と言われて
茫然自失したのでしたが。


そんなんじゃ結婚後が大変だろう!!!

合うか合わないか
すごく大事な事だろう!!!!

合わせて誤魔化して
後で帳尻あわせが出来なくなって
ひどい目に合うじゃないか!!!!

だから
ひどい目に合って来たじゃないか===3



そして自分、

疑問や不安があったのに
どうしてしっかり正面から見なかったのか!

マリッジブルーは
気のせいなんかじゃなかったんじゃないのか?

もっと自分を信用すべきなんじゃないか?
自分!!!




いやもう過去の事で
今更ですが。






私の人生、

母の抑圧から
夫の抑圧と要求とにすり変わっただけの事でした。





後悔の念も大きいですが
これからをどう生きて行くかを考えないと。





これまでの我慢だけの
喜びのない義務だけの日々。

これを希望のある
喜びの日々にして行きたいです!






それで晩御飯をラー(息子・21歳)と
ピーの3人で食べていた時

私「皆さんに発表したい事があります。
  今日、○さんが私に初めて

  結婚してからの自分の行動を
  謝りました!!!

  長い時間が掛かりましたが、
  もしかしたら今度こそ
  本当に大丈夫になるかもしれません。

  どうも長い間ご苦労様でした!」


と話しましたら
ラーとピーは拍手をしました~~\(*^0^*)/


私も拍手をしました~~~(^ ○ ^)



家の中の出来事や関係性は
外部の人には計り知れないものです。



私の苦しみを一番知っているのは
子供達です。

子供達も苦しんで来ましたから。


特に直接の被害者としては息子が。
大いに余波を受けた客観者としては娘が。




ですから3人で拍手をして喜び
握手を交わしました。


「おーーーーー!!」
「長かった」
「よくやった!」
「続くといいね」(←夫の気の変わりように慣れているための発言・笑)




本当にこれが続くと良いです。

夫は自分で言った事も決めた事も
すぐに忘れて

全く違う事を言い出したりするので
信用ならないからです。






習慣とは恐いものです。

じわじわと心に染み込んで
自分を見えなくしてしまいます。


25年前の私だったら
今の私の状況を大分把握できたと思います。



でもまあ、
警戒心が無さ過ぎるあんぽんたんでしたから
今よりは解るはずないか・・・・・・・・(^▽^;)







これは娘の不登校がなければ
ここまで自分や

自分の家庭や過去について
正面から見たくないものを見たり

見えなくしていたものを
見たり出来なかったと思います。


ありがとう自分に正直なピー様(笑)






さてこれから本腰を入れて、
「私が本当にしたい生活」を考えたいです。















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Last updated  September 28, 2008 10:40:59 AM
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