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Dog photography and Essay
新疆--西遊記火焔山
「孫悟空の金の延べ棒」
「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「トルファン」の写真を公開しています。
火焔山の事をウイグルの人々は赤い山と呼んでいる。
トルファンのシンボルでもある火焔山の標高850m。
山と言っても一つの山ではなく赤色砂岩で出来ている。
赤い岩肌が110キロに渡り山と言うより屏風のように、
広がっており、火焔山の山肌には深いシワが刻まれ、
長年にわたる地殻変動と風雨による侵食により作られた。
地元ガイドの話では、極端な乾燥地帯だが、その昔には、
この乾燥した土地にも雨がよく降ったとの事。
この地域では最高気温が50℃にも達し、陽炎が立ち上る。
写真は孫悟空の「金の延べ棒」を模り気温計を作っている。
何ともユニークではあるが、それほど昼と夜の気温の差がある。
火焔山へ出て一番に飛び込んで来たのは孫悟空達の像だった。
「中国四大名著の中の一つ」
「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「トルファン」の写真を公開しています。
西遊記が書かれたのは16世紀の事であるが、
中国四大名著の中の一つに数えられる。
水滸伝・三国志・水滸伝とそして西遊記である。
日本人ならば皆が小さい頃から西遊記を知っているが、
中国人はまさか西遊記が日本で読まれたり映画化され、
皆に見られているとは思ってもいなかったようである。
また日本の有名なポピュラー歌謡曲が中国語で歌われ、
私が、この歌は元々日本で歌われ流行した歌だと話しても、
嘘でしょうと疑って信じられない様子である。
写真は唐の僧である三蔵法師が白馬に乗る姿と、
猪八戒、沙悟浄がその後ろに疲れた感じで、孫悟空が、
火焔山の岩の上に乗り前方を眺めているブロンズ像である。
「火焔山に炎が立ち上がり」
「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「トルファン」の写真を公開しています。
西遊記で牛魔王と孫悟空が芭焦扇を巡って、
戦った火焔山がモデルとされている。
トルファンのシンボルである火焔山は赤い山とも呼ぶ。
三蔵法師一行の行く手を阻むように、
火焔山に炎が立ち上がり、先へは行けなくなった。
羅刹女の持っている芭蕉扇を使えば炎を消す事が出来る。
孫悟空は羅刹女の芭蕉扇の事を聞きつけ羅刹女の、
所へ扇を借りに行くが、以前息子の紅孩子が、
孫悟空に敗北した事を恨み、扇を貸してくれない。
金の延べ棒で術を使って扇を手に入れるが、
今度は羅刹女の夫の牛魔王が襲って来る事になる。
そんな苦難を乗り越え、火焔山の炎も消して、
三蔵法師一行の旅は続ける事ができた。
「幼いブドウの実」
「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「トルファン」の写真を公開しています。
トルファン火焔山の中心部には三蔵法師が、
説法をした講堂が残っているとの事だったが、
屋根もなくただ壁に小さな仏像が沢山あった。
火焔山を見終わった後、ウルムチへ向かったが、
その途中に先ほど立ち寄った近くの葡萄園に行った。
昔のレコードプレーヤーや在りし日の毛沢東の、
写真など骨董品と呼べるかどうか色々売られていた。
葡萄園ではまだまだ実が付いたばかりの幼いブドウの、
実が成っていたので接近して撮影した。トルファンの、
葡萄の歴史は古く、遺跡から発掘された絹にも、
葡萄が色鮮やかに描かれている。
次には博物館と呼ぶ記念館へと向かった。
様々な地元の日用品や農耕器具などが展示されていた。
ロバの首にぶら下げていた鐘も大切に展示され、
その他の日曜用品なども展示されていた。
「葡萄栽培の歴史は2000年」
「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「トルファン」の写真を公開しています。
トルファンの葡萄栽培の歴史は2000年と言われる。
中国5000年の歴史から比べれば半分も満たない。
しかし、日本の2000年前と比較してみるとすぐ分かる。
記念館のような中では葡萄菜園ばかりでなく、
各家庭で使ったランプや火を点ける油灯と、
呼ばれるものまで色々と展示されていた。
葡萄畑と言っても、その収穫は新疆一であり、
衛生カメラで撮影するとトルファンの砂漠とは別に、
緑に覆われた大地がハッキリと写り、その広大さを物語る。
新疆トルファンで採れる葡萄の品種は何百もあり、
ワインも多く作られ、また干し葡萄が各家庭で作られ、
観光客を相手に商売をし、重要な収入源となっている。
「トルファンからウルムチまで」
「中国上海写真ライフ」では、
新疆自治区「ウルムチ」の写真を公開しています。
トルファンからウルムチまで180キロの距離だが、
3時間ほど掛け日も暮れた頃にウルムチ繁華街へ着いた。
ホテルから地元のウルムチ旅行社へのツアーに、
参加していたため、行き帰りには気を遣わずに済んだ。
40人乗りの大型バスにガイドを入れ12人のため、
ゆったりと座ることが出来たものの、私の隣の座席や、
斜め横の座席に中国人が座り、長い間の質問攻めに遭った。
少し疲れを感じており、一人にして欲しかったが、
彼らや彼女らの話題に3時間がそんなに苦にはならなかった。
バスの中のモニターでは、新疆の観光ガイドビデオが、
流れていたが、真剣に見る時間も無くウルムチへ着く。
ホテルまで車で10分ほどの新二道橋市場でバスを降り、
各自が自分で食事をし、各自でホテルまで帰った。
新二道橋市場では、盗難も多いという事も、日本で言う、
祭りの夜のもみ合うように夜店の間を歩いていたので頷けた。
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