子供の成長を暖かく見守る父でありたい!

子供の成長を暖かく見守る父でありたい!

「こどば」のプレゼント


 子供の「生きる力」を伸ばしたい。
 そう思ったとき、私が一番最初に思いついたことは「ことば」です。

 「ことば」の持つ力、重要性についてはまた次の機会に述べますが、親が子供にして上げれる、最初で最高のプレゼントは「ことば」を贈ることだと私は常々思っています。

 一言でも多くの「ことば」を子供に贈ろう。
 いつも心がけみんなで子供と接してきました。

 私の息子は話し出すのが、2歳半からと遅かったのですが、それでも根気よく答えが返ってこようがこまいが、いつも話しかけるのを忘れず過ごしました。

 子供が話し出すようになってからは、私の楽しみはより一層増すばかりでした。
 例えば子供が、「くるま」ということばを覚え街に出て、走っているくるまを見ると「くるま、くるま」といいますね。その時私は待ってましたとばかりに「あの車はトヨタの車だよ。トヨタというのはね大きな車の会社で本社は愛知県の豊田市にあるんだよ。あの車はマニュアル車だね。馬力は、、、」と言う具合に、延々と自分が今知っている限りのことを話します。

 私の話の1%も、理解できていないかもしれませんが、時間の許す限り、丁寧に説明していきました。
 子供が4歳ぐらいのときです。
 選挙期間中、宣伝カーが街を走ります。当然子供は興味を持ちます。
 「選挙ってなあに?」
 選挙権、被選挙権から始まって政治って何なのか、その必要性はなどなど1時間講義をしたのを今でも覚えています。
 子供の問いかけに、「まだ子供だから、知らなくてもいいの。」ということばを日頃街中を歩いていると良く耳にします。子供は知らないことがたくさんあるのです。だからもっと多くの事を知らなくてはいけないのに、子供だから知ってはいけないというのはどんなものでしょうか。

 性教育についてもそうです。
 ある本で読みましたが、性教育は何歳頃から始めたらいいと思いますか?
 答えは0才からでした。子供が疑問に思ったときに親が普段どおり知っていることをちゃんと話してあげなくてはいけないとの事でした。

 子供を子供とばかり思うのではなく、一人の同じ人間として認め、尊重する態度が親たちにも要求されるのではないでしょうか。

 あなたはどれだけたくさんの「ことばのプレゼント」を、子供にしてあげましたか?どんな高価なおもちゃよりも、子供にとっては「ことばのプレゼント」こそが最高の贈り物であると今でも私は強く信じています。


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