子供の成長を暖かく見守る父でありたい!

子供の成長を暖かく見守る父でありたい!

お父さんと話す


 パパが育児参加している家庭は、意外と少ないんじゃないでしょうか?

 私たち一人一人の持っている世界は、限られています。
 私は芸術関係が苦手です。音楽に関する知識は乏しい限りです。
 ママは芸術関係が得意な反面、理数系は苦手みたいです。

 子供と幅広い会話をしているようでも、その内容は限られたものになってきます。

 私が常識問題の本を借りて、夕食時みんなで楽しんでいました。
 「音楽の世界で3大Bといえばベートーヴェン、バッハあと一人は?」
 私はわかりません。
 小2の息子はすかさず「ブラームス」と答えます。
 何故知ってるの?と聞いたところ、つい最近ママとブラームスの話をしたとのことです。なんとかという、その先生の名前まで知っていました。私が逆立ちしても、子供に話すことの出来ない内容です。

 お風呂に入っていた時のことです。
 九九の表が貼ってあります。今ちょうど学校でやっているみたいです。
 私とどっちが早いか競争です。
 あることに気付き子供に問いかけます。
 「11,13,17,その次に続く数字は?」
 19です。九九の表にない答えです。
 そういった数字を探していると、素数の概念につながって行きます。ぴったりとはあてはまりませんが。子供に簡単に説明します。1から素数を順番にあげていきます。2,3日お風呂場で繰り返すと、もう素数を1から100までぐらいはいえるようになります。
 自分がわかると、得意になってママに聞きます。
 「2,3,5,7,11,13 その次に続く数字は?」
 ママは困ってしまいます。次々と子供が答えます。
 「こんな数字をなんていうか知っている?」
 ママは知りません。
 「そすうっていうんだよ。」

 ママが話して10、教えられるとします。パパも加わって20です。これだけで子供の知識は2倍です。統計を取ると、パパが育児参加している家庭の子供のほうが、学力も上のはず?です。

 お父さんはいつも忙しい?!
 でも、子供と話す時間を意識的に作れば、どんな忙しいお父さんでも作れるはずです。

 子供はパパとママ、二人で力を合わせて育てる事が、当たり前のようで難しくなっている今日だからこそ、真剣に考え、取り組んで行く問題だと、私はいつも思っています。


© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: