運動会は好き?
運動会今日は息子の運動会。
いつもは気楽に参加しているのだが、今年は学年対抗の父母リレーの選手で走るはめになり、緊張しながら参加した。
学生時分から運動会のかけっこが大嫌いだった。必ずビリかその一歩手前。
何でこんな競技があるのかといつも恨んでいた。
でも子供の手前、そんなことは言っていられない。
結構な年になってしまったが、運動はコンスタントにやっている。
職場まで片道２０ＫＭの道のりを自転車でも月に４，５回乗っていく。
少年サッカーの審判なんかもしたりして、この年代の普通のパパ達ならいい勝負になるだろう。
運動場で走りやすい溝の深いトレーニングシューズを履いていく。
競技が始まる30分前にこそっと抜け出し、準備運動をする。
いくら短距離が遅くてもこれだけアドバンテージをとれば大丈夫だろう。
リレーの2番手に走る。
トップが一位で帰ってくる。
これで抜かれれば息子に合わす顔がない。
運動場はそんなに広くない。
直線は遅いがカーブでは靴が威力を発揮する。
簡単にはぬかれない。
声援を送る子供の顔が見える。
思わずガッツポーズ。
リードを保ちつつ次の走者にバトンを渡す。
最後まで我がチームはリードを守りきりそのまま一位でゴール。
賞品は子供たちへのジュースのプレゼント。
初めて運動会が好きになった。
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