ブクロの真実2!

ブクロの真実2!

2011/11/05
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ドキュメンタリー映像とかノンフィクションとか

事実を映しだしたものはおもしろいと思う

しかし単に事実を映したのではなく、

作者のフィルターを通した事実を見るのが好きだ

そのフィルターのフィーリングが近しい時はなおさらだ



ドキュメンタリーの方法論に、観察映画っていうのがあるらしい

たとえば、最初からテーマや結論が決まっている場合

恣意的に、映像を撮ったり編集したり、誘導的なインタビューをしたり

そんな風に作ってしまうんじゃないだろうか

でも、ほんとうは撮る前に想像した事実とは異なる場合が多い

ほんとうの事実と向き合い、そこに何かを見出して映像に紡いでいく

映像を説明するナレーションやテロップもつけない

映像ですべてを説明し、見る人に解釈してもらうといことなのだろう

そういうスタイルがあるそうだ





『 なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか  想田和弘さん著 』

なかなか面白かった

想田さんの、何かにフラットに向き合い映像や文章に表現するセンスというか

フィーリングが素晴らしく心地よい

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想田さんは、こう言っています

このようなスタイルが効果的に機能するためには、撮れた映像素材そのものに、
ナレーションなどの”添加物”を付けなくても鑑賞に堪えうる「力」や「美しさ」が
あることが前提になる。説明をせず、なおかつ観客の興味を引きつけておくには、
映っている内容が面白いことはもちろん、その面白さを的確に表現できる
高度な映画的技術が必要なのだ。



ものごとをフラットにみる「観察する」ことの素晴らしさを教えてくれます






”添加物”を付けなくても鑑賞に堪えうる「力」や「美しさ」

僕はその魅力を的確に表現できているだろうか^^;





富士丸@板橋南町  ラーメン・ヤサイ・ニンニク・ニンニクだれ

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ラーメン二郎@千住大橋  小ラーメン・ヤサイ・ニンニク

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想田さんは、こうも言ってる

例えば、蠅といえば、蠅タタキで潰すべき憎き存在というのが
一般のイメージだが、目の前にとまっている蠅の様子を観察すると、
実に繊細な手や脚を持ち、身繕いをする姿は優雅で上品で美しくもある。
蠅=悪と決めつけていた自分が恥ずかしくなる。

・・・中略・・・

逆に言うと、蠅や蚊は害虫であるという固定観念があるから、
僕らはあまり深く考えずに殺すことができる。
それは、アメリカ政府が「敵国」の広島や長崎に平然と
原爆を落とすことができた心理と、全く一緒ではないか。
「観察」の対義語は、「無関心」ではないかと、ある人が言った。
僕は、なるほど、と同意する。






どんなに能書きたれても

ikefukurouさんは、二郎しか「観察」してないじゃないか!

っていうご指摘はごもっともでございます







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Last updated  2011/11/05 09:51:29 AM
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