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幸福について

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 9年前、小学校に入学する子どもを持つ親の立場から、PTA新聞に次の文章を寄稿しました。

    K君への手紙

 入学おめでとう。今年は寒さのために、桜の開花が遅く君の入学式に合わせたみたいに満開になりました。
 これから君は、いよいよ学校生活に入るわけですが、学校の先生や、両親の言うことをよく聞いて立派な人になれるよう頑張ってください。
 立派な人というのは、勉強やスポ-ツができるばかりではありません。それは、あいさつが上手にできたり、親切にされたら「ありがとう」という感謝の言葉が言えたり、嘘をつかず何でも正直に話すことができたり、困った人がいたら自分のできることをしてあげることなのです。大人の人でもなかなかできません。かえって難しいのが本音です。
 人よりも良い成績をとり、名の通った大学に入り、一流会社に勤めることは素晴らしいことには違いありませんが、そのことと自分の本当の幸せとは全く別であることを、これから先しっかりと学んでいってほしいと思っています。


 今でもこの思いは変わりません。それどころか、ますます思いを強くしています。みんなが《自分の本当の幸せ》を求めておれば、人類も地球もこんなにならなくてよかった、と。



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