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朝目を覚ますとなんだか熱っぽい。起き上がろうとするとフラフラする。休もうかと一瞬頭をよぎるも、先週も調子が悪いのを理由に 2 日間も家で仕事したからなぁ~と思い直し、起き上がって支度を始める。。。が、関節の痛み、めまい、悪寒、頭痛、扁桃腺の痛みが次々と容赦なく襲ってきて、次第に「調子が悪い」の一言では済まされない状態になってきた。やむなく出勤はあきらめ、机の上のラップトップマシンを携えベッドに舞い戻る。ここで大事をとって休んでおけば、あっという間に回復し、明日には元気に出勤できるだろうと最初は高をくくっていたのだが、そんな楽観的観測とは裏腹に症状は時間を追うごとに悪くなっていった。。。よくアホは風邪をひかないというが、風邪をひくのは自分の健康管理 1 つできないアホな自分のせいだ。。と私は思っている。体調が悪いからといって納期に遅れたり他の人に迷惑をかけたりするのは社会人として失格だ。フリーランス翻訳者時代いつでもキュウキュウに仕事を詰め込んでいたので、病気を含め、思わぬアクシデントが発生するとたちまちドツボに陥った。出来高制なので実入りが減り、品質が落ちれば信用も落ちる。納期に間に合わなければクライアントに迷惑がかかる、といいことがない。今も常に緊張感をもって仕事をするよう心がけてはいるが、フリーランスとしての緊張感の方が厳しいのか、あるいは単に外出する機会が少なかっただけだからなのか、あの頃はあまり風邪をひかなかった。こんなに、しょっちゅう風邪をひくのは、やはり気合が少し足りないのかもしれない。。。と、朦朧した意識の中、あれこれ思いを巡らす。
Feb 28, 2005
ウィンドウショッピングは私の楽しみの 1 つ。買うか買わないかはあまり関係ない。とにかく洋服や靴を見て回るのが好きで、気に入ったものがあれば買う。こんな私にとって毎年 2 月と 9 月に開催される元町チャーミングセールははずすことがきない重大イベントである。今回ももちろん混雑承知で足を運ぶことに決めていた。一方、サラは買い物があまり好きではない。若い女の子すべてが買い物好きだと思っていたら大間違いで、サラの場合は、何か買ってあげるから買い物に行こうと誘っても、喜んでついてくることは滅多にない。そんな彼女がチャーミングセールに興味を示すわけがないので返事は予想できようもんだが、ま、一応、形だけでも聞いてみる。「チャーミングセール行くぅ~?何かほしいのがあったら買ってあげるよぉ~」「う~ん。」一応は考えるふりをするサラ。「いかな~い」(やっぱり。。。)「そっかぁ、なんだぁ」と、一応は残念がって見せるものの内心しめしめと思う。サラと買い物に行っても、まるで男と買い物をしているようで、「まだ~?」「次はどこへ行くの~」とうるさい。さすがに、「はやくしてよぉ~」とは言わないが、私にとって「まだ~?」と「はやくぅ~」は同義語。「まだ~?」なんて言われると落ち着いて品定めできやしない。今回は隅から隅まで 2 日かけて見てまわったのでもうクタクタだ。。。で、最後は電車に乗る元気も残っておらず、タクシーで家まで帰った。つかれたぁ~~~
Feb 27, 2005
「ねぇ~負け犬ってなぁにぃ?」「え?結婚も出産もせずにバリバリ仕事をしながら、一人で自由に生きてる自立した 30 過ぎの女性のことよ」「じゃ、なんで負け犬なんだろぉ~ねぇ。。。」とサラは首をひねる。「そうだね~。ぜんっぜん意味わっかんないよねぇ。。。」と私も首をひねる。別れたダンナは建築士で頭も顔もセンスもいい。そのうえ物静かで優しい。女遊びもギャンブルもやらない。友達からは「離婚したあんたは馬鹿だ」とよく言われる。でも、あのときは離婚したかった。。。 結婚している人からはよく一人で大変でしょう?って聞かれるが、実際のところがそうでもない。確かに寂しいときもあるけど、二人で生活する大変さに比べると私にとっては楽だ。好きなときに映画に行ける、好きなときに本を読める、好きなときに買い物に行ける、家事も仕事も自分の分だけ。。。どうして、これが負け犬なのか私にはよくわからない。だから、サラの「なんで負け犬なの?」っていう問いには答えられない。とにかくサラには自由に生きてほしい。自立してほしい。結婚するのも結構、ただ、経済的に男に頼るなと日頃から言い聞かせている。相手が勝手に貢いでくるものを無下に断ることもないが、それに頼って生活をするようでは女がすたる。だから「負け犬」「勝ち犬」なんて言葉が流行るのは本当に迷惑な話だ。翻訳という仕事は英語も大事だが、それ以上に日本語力が必要だ。今の世の中、英語を話せる人はゴマンといる。一体彼女には何ができるのだろうか。。。ちょっと心配だけど、今ここで私が気を揉んでも埒が明かない。彼女のことだ。きっとなんとかするだろう。
Feb 26, 2005
この Terminator 3、娘と二人すっかり日曜日にやるものと思い込んでいた。親子二人日曜を楽しみにしていた。どうせ見るなら 1、2 を先に見た方がいいでしょうと DVD を借り準備万端だった。ところが帰宅して新聞の TV 欄を見て愕然。。。なんと、金曜ロードショーでやっている。時間は既に 10 時をまわっている。私は映画館で既に見たし、とりたてて好きな映画ってわけでもないので、映画を見逃したっていう点についてはどうってことない。でも、週末娘と二人で「ね?ね?面白いでしょ?やっぱ、ママがいいって言ってる映画ははずれがないでしょ?」とかなんとか言って騒ぎながら見るのを楽しみにしていた。。。ま、仕方がない。とりあえずは週末は 1 と 2 だけを DVD で見ることにしよう。で、来週折りを見て 3 を借りてくることにする。
Feb 25, 2005
「ママ、ママァ~。今日渋谷いってもいい~?」いまにも船を漕がんばかりの強烈な睡魔に襲われる午後 3 時半、サラからのこの電話でいっきに眠気が吹っ飛んだ。「はぁ?しぶやぁ~?なんで?」思いがけないサラの言葉に思わず語気が鋭くなる。「あのねぇ~。私の絵がね、学校代表に選ばれて渋谷の「こどもの城」に飾られているんだってぇ。」私の語気の鋭さなど気にもとめずに、興奮状態でまくしたてるサラ。「でね、今日、オープニングなんだってぇ~。ソニアも一緒だから!ねぇ、行ってもいいでしょぉ~?ねっ、ねぇ?」彼女に勢いにはかなわない。「しょうがないなぁ。じゃ、着いたら電話してよ。私もそっちに行くから」「はーーーーい!!!」1時間後サラから電話があり、こどもの城にタクシーで向かう。ソニアと一緒だと思ってたらサラ一人。なんでもソニアは母親の許しを得られなかったらしい。うぅ~ん、私ときたら「渋谷に言ってもいい?」という娘の問いに対してただ語気を鋭くさせるだけ。やはり母親として甘いのだろうか。。。と考えるも、他人は他人、別に関係ないわん、とすぐに思い直す。 さて、この展覧会、東京と神奈川のインターナショナルスクールの 6 年生から 12 年生までの生徒の作品が多数陳列されており、YIS 7 年生の作品はサラの作品も含め全 5 点。サラは絵には絶大な自信を持っているだけあり、彼女の作品は、親の贔屓目ぬきにしても、その自信に違わず素晴らしい。「褒める」ことによって子供の才能は伸びていくということをどこかで聞いたことがある。こと絵に関しては、本当に正直に心から褒めてあげることができるのが私はとても嬉しい^^
Feb 24, 2005
「むかしながらの、ソースやきそば --------♪」と波田陽区の CM ソングが TV から流れてくると、わが娘すかさず歌いだす。「スパコクソースが、おいしい~って言うんじゃなぁ~い ~♪」そして、私も途中から参加する。「でも!拙者、おいしい顔できませんから~!」とここで、私が一人飛び出す。「ざんね~ん」一呼吸おいて、娘が CM とピッタリのタイミングで叫ぶ。「ざんねん」そして得意顔で私にいう。「CM の最後の「残念」は少しずらさなくっちゃ。ママのは早いよ。それに、「残念」の言い方がちょっと違うね。もっと声をつぶさなくっちゃ。」「そっかぁ。「ざんね~ん」。こんな感じ?」「違うよ。こうだよ。「ざんねん!」。 「ざ」を強く言うの!「ざんねん!」「ざんね~ん。こう?」「ったく、なんか違うんだよねぇ。ダメだなぁ。フフン 」と鼻で笑う。波田陽区の真似が少し私よりもうまいくらいで人を小ばかにしたように「フフン」などと鼻で笑うこたぁなかろう、と思うがここは彼女をたてる。「すっごいねぇ。さすがお笑いファンだねぇ」「そうかしらん♪」とまんざらでもなさそう。「でもね、私よりアマンダの方がずっとうまいんだよぉ~。アマンダはすっごいよ。「ヒロシ」なんてそっくりなんだから。あと、轟もリサコもまねできるんだよぉ~。アマンダはすごいなぁ。。。」 とマジに感心している。アマンダというのは確かブラジル出身の彼女のクラスメートだ。彼女たちは学校でこんなことばかりやっているのだろうか。。。「よし、じゃ、週末は彼女を家に連れてきなさい!私も是非みたい!」「えぇ~~。じゃ、聞いてみる。。」かくして、母と娘の平和な時間はすぎていく。。。
Feb 23, 2005
朝から頭が割れるように痛んだ。幸いミーティングの予定はない (ある方がまれなのだが...)。横浜から東京までの1時間の道のりはとても耐えられそうもなかったため、家で仕事することにした。翻訳のよいところは、それなりに環境を整える必要はあるが、それさえすれば場所を選ばず作業できる点だ。ただ、この「環境を整える」ことが私にとっては最大のネックであり、これがどうも一筋縄ではいかない。ソフトウェア設定、ネットワーク設定などなど、カスタマイズしなければならない項目が山ほどあって実に面倒くさい。会社にいれば、エラーが発生しても誰かが的確に対応してくれる。でも自宅ではそうはいかない。これでもIT翻訳者のはしくれ、コンピュータに関しては同年代の友達からは何かと頼られているが、それでも、対応できないエラーは発生するものである。現在、在宅での作業は週末と夜のみに限られているため、自宅のマシンはデスクトップ、ラップトップともにもう 3 年近くも買い換えていない。そろそろ買い換え時なのはわかっているが、マシンの環境をゼロから設定しなければならないことを考えると二の足を踏んでしまう。。。でも、2日まるまる自宅で作業したら新しいマシンが欲しくなった。でも、コンピュータより欲しいものはたくさんある。あ~悩ましい。。。
Feb 22, 2005
サラも私に似て読書好きだ。私が趣味で読むのは専ら日本語の本だが、サラは学校の Library から借りてくるので英語の本を読む。私が英語の本をあまり読まないのは、英語だと言葉そのものが持つ微妙なニュアンスが伝わってこないからだ。もちろん、意味はわかる。作者が何を言おうとしているのかもわかる。ただ、頭で「わかる」だけなのである。つまり、作者や筆者が伝えようとしている情景、情感、心の機微がうまく心に響かない。たとえば、「心地よい小川のせせらぎと木々のささやき」という表現は私の中に溶け込むようにすっと入ってくる。そして、それを読んでいる自分までもが快い気持ちになる。しかし、これが「joyous melodies of brooks and trees」となると、「あ~そう。快い小川と木の音なのねぇ~ ふぅ~ん」と実感がわかない。また、私は英語の文章の良し悪しがわからない。文法的に正しいか正しくないかはわかるが、それ以上のこととなるとまるで自信がない。英語での読書がつまらないのはそのせいかもしれない。文章を書くには読書は不可欠だ。今までに触れた活字の量が多いければ多いほど、文章はうまくなると思う。私は文法的に正しい英語なら書くことができる。しかし、その文章がネイティブの人たちにどのような印象を与えているかは見当がつかない。サラは現在英語と日本語半々の割合で読んでいるようだ。この先、彼女の言語感覚はどのように変化していくのだろうか。興味津々である。
Feb 21, 2005
今日の出だしは不調だった。。携帯電話の充電器を踏みつけて破壊したことから始まり、いつもは軽く見つかる日曜午前中の元町の駐車場が既にいっぱいで美容院の予約時間に間に合わず、携帯の学割を申し込みにいったのに印鑑を忘れたため目的を果たせずすごすごと引き返し、ガソリンスタンドではおっさんに横入りされ、車の運転中トランクの中で灯油がひっくりかえり、印鑑が行方不明になった。 今晩はアメリカ人の友人 (大男) が 2 人しゃぶしゃぶを食べにウチにくる予定だったのだが、この不運続きにほとほと嫌気がさし、断りの電話を入れようかどうか大いに迷う。「こんなについていないなんて、今日はろくなんもんじゃない。あいつらがきても、つまらないに決ってる。ママは断りの電話をいれようかと思っている!」となぜか毅然たる態度で娘に言うと、「そうすればぁ~」と聞いてるんだか聞いていないんだか、実にふぬけた返事。「でも、今になってドタキャンなんて非常識じゃないかしらん」と意見を求めると「じゃ、やめればぁ~」とまたもや気のない返事。「あなたはどう思うのよ~。」「どっちでもいいよぉ~。」ったく頼りにならない奴だ、チッ、と自分の優柔不断さを棚にあげて心の中で舌打ちする。結局、ドタキャンの電話も面倒なので、予定通り彼らを迎え入れしゃぶしゃぶパーティになり、まぁ、それなりに楽しい時間を過ごした。終わりよければすべて良し、とりあえずは良い日曜日だった。。。と思う。
Feb 20, 2005
Ray Charles の音楽満載で楽しめたことは楽しめたが、期待が大きかっただけにちょっとがっかりした感もある。彼を語るには麻薬をはずすことができないのは分かるが、うぅ~ん。。。会社の同僚 O 嬢のアフリカ系アメリカ人の知り合いが絶対お勧め「must」だと言っていたらしいが、それ程にまで推すのは彼女が黒人だからかもしれない。いい映画だとは思うが、彼女と同じくらいの感動を私がこの映画からもらうのは無理のような気がする。グレンミラー物語、ベニーグッドマン物語などなど、ミュージシャンの生き様を描いた映画はいろいろあるが、私にとってはその中の1つにすぎないかな....。 でもやっぱり音楽は最高!50年代のアメリカに生まれたかった。
Feb 19, 2005
トゥルルルルゥー トゥルルルルゥー トゥルルルルゥーきゃつが電話にでない。時間は既に8時をまわっている。今日はアンサンブルの練習があると言っていたので遅くなるのは承知の上だが、それにしてもこの時間に家にいないのは遅すぎる。 親が子供の帰りが遅いと怒るのは心配で心配でたまらないからだ。この心配は十中八九高じて怒りに転じる。「遅くなるならなるでどうして電話をよこさない!」という怒りと「もしや何かトラブルに巻き込まれたのでは...」という心配が千千に乱れて仕事どころではなくなる。勝手に怒りに転じられても困るわん、と私も学生時代は思っていた。でも、転じてしまうのだから仕方がない、と今になってやっと親の気持ちを理解する。8時半になっても相変わらず連絡がとれない。数年前の家出事件が脳裏をよぎる。その日もいつものように私は7時半ごろ帰宅した。ところが、「おかえりぃ~」と元気に迎えてくれるはずの娘の姿が見えない。30分たっても1時間たっても帰ってこない。。。思いつく限りのところに電話するが、まったく手がかりがつかめず、9時を過ぎたところで終に警察に連絡。誘拐という最悪の事態を考えて家の電話には逆探知機が取り付けられ、さらに私の両親、元ダンナの両親もかけつけ大騒ぎとなった。結局彼女が見つかったのは深夜 12 時近かった。元ダンナの設計事務所近くでウロウロしていたところを無事保護されたのである。なんかマズイことをしでかしたらしく (なんだったかは忘れた)、元ダンナに相談に行こうと山下公園近くの彼の設計事務所まで歩いて行ったのだが、運悪く元ダンナは不在で、しょうがないから暖をとるために中華街のコンビニと山下公園近辺のコンビニを転々としていたそうだ。娘はこんなに大騒ぎになるとは想像だにしていなかったらしい。こいつはアホだ。。。と内心思うも、とりあえずは見つかってよかったと涙ぐむ。そんな数年前の出来事に思いを馳せながらしつこく電話し続ける...。そして、9時過ぎになってやっと彼女が電話に出た。「今ごろまで何やってた~!!!」「なにってアンサンブルだって言ったじゃん。ちょっと練習が長引いたんだよ」「長引くなら長引くでどうして電話しな~い!!!」「携帯の電池が切れてたんだよ。公衆電話ないし。。」悪びれる様子はない。私はもっと説教したい気持ちを抑え、続きは帰ってからとそそくさと会社を後にした。が、もともと私の怒りは持続しない。それに加え、たいていは帰宅すると私の怒りを静めるかのごとく夕食がきちんと整えられている。で、いつも「ま、いいか」ということでウヤムヤになってしまうのである。今回もまた然り。「これからはちゃんと連絡してよ」「ハーイ」と、簡単に終わってしまった。
Feb 18, 2005
一昔前までは機械翻訳と聞くだけで思わず眉をひそめた。その訳文ときたらお粗末を極め、箸にも棒にもかからない代物だったからだ。ところが最近の機械翻訳ソフトの中には、カスタマイズ次第では人間の翻訳にせまる訳文を仕上げてくれるものがある。機械翻訳ソフトをカスタマイズした方が、時間とコストをかけてそこらの翻訳者に外注するよりもずっと効率的だし、レビューする側のストレスもたまらない。優秀な翻訳者を 10 人開拓しようとするよりも、機械翻訳活用の道を探った方が将来的には明るいのかもしれない。そして、実力のない翻訳者はおのずと淘汰され、生き残るのは本当に優秀な翻訳者だけになる。まさに望むところだ。
Feb 17, 2005
TVの漢字常識クイズを見ながら、娘がなにやら叫んでいる。「しょうが(生姜)!」「カボチャ(南瓜)!」「みょうが(茗荷)!」・・・6月に娘が初めて夕食を用意をしてくれてからはや8か月。今ではすっかり彼女の担当として定着した。日ごろ料理を任せているせいか食材の漢字にやたら強い。「いるか(海豚)!」、「からす(烏)!」、「またひき!」...またひきぃ~? なんじゃそりゃ。。っとテレビを見ると、「股引」だった。「"ももひき" だよ」って教えたら「なに、ももひきって?」と沙良。「股引ってのは、ほら、あれだ。身体が冷えないようにズボンの下にはく下着みたいなもんだ」「あ~。ママがいつもはいてるやつね」いや、違うんだけど...と心の中で思うも、説明するのが面倒なのでそのままにしておいた。彼女の漢字クイズの正解率は、International School に通っているにしては、なかなかのもの。それもこれも日ごろから「本を読め!」と口を酸っぱくして何度も言っている私の努力のたまもの、と自己満足にひたる。英語ができても日本語が中途半端では全く意味なし、というのが私の持論。仕事にかまけて学校の勉強はおろか日本語の勉強もまったく見てあげられない状況で、ただただ「本を読みなさい!」「新聞を読みなさい!」を繰り返すだけだが、どうやらその効果はあるようだ。
Feb 16, 2005
娘は 5 歳からピアノを習っていたが、あまりのやる気のなさに「才能なし」と早々に見切りをつけ10歳にはプライベートレッスンをやめさせた。ところが、最近はどういう風の吹き回しか「エリーゼのために」を独自に練習している。「ママ~、この部分を弾いて」とたまにくると、かなりあせる。ピアノに関しては日頃からかなり偉そうにしているので、もちろん断れない。でも、やっぱり、指が思ったように動かない。「おっかしいなぁ。昔は弾けたんだけどなぁ~。ショパンのワルツだったら得意なんだけどなぁ」と、手をブラブラさせながら首をひねりお茶を濁す。私は私でかねてからの希望だったジャズピアノのレッスンをはじめた。先生が見つかったのである。Eddie というアメリカ人のプロのオルガニストで、レッスン料がやたら高かったのだが、彼のレッスンと私の翻訳をトレードすることで話が付いた。というわけで、現在私と沙良はそれぞれ自分なりにピアノを楽しんでいる。お互いお世辞にもうまいといえないが、別にプロになるわけではないのでこれで十分。最初はあまり好きそうでもないピアノを習わせることに抵抗を感じてたけど、結果的には良かったに違いない。指が動かないくらいなんだ! 少しは私に感謝してもよかろう! とついつい喧嘩ごしに考えてしまうのは、やっぱり後ろめたいからかな...。
Feb 15, 2005
会社の同僚の O 嬢 が号泣したというので泣く気マンマンで臨んだのだが、なんだか肩透かしを食わされた感じ。。。どうも彼女と私では泣きのツボが違うようだ。まず、最初の20分で先が読めたのが気に入らない。さらに、号泣するには切なさが全然足りない。「ひまわり」は何度みても泣く映画だが、この映画では、主人公だけでなく登場人物それぞれが切ない想いをかかえ、それぞれがそれぞれを思いやってやむなく最後の決断を下している。戦争に引き裂かれた若い二人、妻以外の人に身を委ねるしかなかった戦争の過酷さ、妻に会うことを知りながら黙って見送るロシア人のもう1人の妻。そして最後の別れ。。。もう切なくて切なくて号泣せずにはいられない。また、あのピアノの甘く切ないメロディーがまた涙を誘う。この映画からも一応「切なさ」は感じるが、私に言わせれば「でも2人は結局ハッピーなわけでしょ?よかったじゃん。」って言いたくなる。途中唯一泣いたシーンもあったが、この程度に泣ける映画は他にいくらでもある。確かに音楽と映像は実に美しかった。でも、この映画をテレビか DVD でもう 1 回見るかと聞かれれば答えはノー。また、劇場で自腹を切ってもう 1 回見たいかと聞かれても答えはノー。百歩譲ってデートだったらもう 1 回見てもいいかなって感じ(チケット代はもちろん彼氏もち)。
Feb 14, 2005
みなとみらいのオープンカフェ、どんよりとした寒空の下、外で食事しているのはやたら騒々しい外国人グループだけだ。しかも皆薄着。サラと私は顔を見合わせて苦笑する。その一角だけを見れば、今が冬の真っ只中、厳冬の 2 月だなんて誰も思いやしないだろう。外国人 (白人) ってなぜ皆おしなべて薄着なんだろう。私たち日本人とは皮膚構造が根本的に違うのか、毛深い人が多いからなのか。。。でも、冬も近い晩秋の折、スタイル抜群の金髪のお姉さんがタンクトップにミニスカート、サンダルといういでたちで街を闊歩していたのに出くわしたことがあるから、「毛深い」ってのは薄着の理由からは除外したほうがよさそうだ。とりあえずは T シャツに短パンってのがあの人たちのスタイルみたいで、季節感ってものがまるでない。会社の同僚のアメリカ人も事務所では大体 T シャツだ。T シャツだけならまだいいが、たまに T シャツにマフラーという奇妙な格好をしているので、暑いのか寒いのかはっきりしろぉ~!と春が来る前に一度突っ込んでみようと目論んでいる。季節に合ったおしゃれ、ひいては、四季折々の情緒を楽しむって感覚がないのかなぁ。。。 そういえば、外国人は雑音を感じる脳で秋の「虫の声」を聞いているってことを聞きかじったことがある。ちなみに、私たち日本人は音楽を感じるところで聞いているとのこと。。どこまで本当かわからないけど、なんとなくうなずける。そうかと思えばカリフォルニアに住んでいるアメリカ人の知り合いは、自然マニアで瞑想に凝っているが、これも私の理解の範囲を超えている。やっぱりお付き合いするのは似たような感性を持っている人がいいなぁ。。。
Feb 13, 2005
ジャズがテーマになっているのがよろしい!本当は39歳、人前では33歳、デートでは27歳 (27歳のBFだったかな... 忘れた。。。) というキャサリンゼタジョーンズの設定も大いに気に入った。私もサバを読むことが多いので「しめしめ」と思う。。。
Feb 12, 2005
ロブライナー監督の作品は大体映画館で見ているが、これは見逃した。というよりもトムクルーズがアイドルっぽくって好きじゃなかったので、あえて見に行かなかった。Stand by Me (青春もの)、When Harry met Sally (ラブコメ)、Misery (サスペンス) などなど、彼はさまざまなジャンルの作品をてがけており、映画全体に漂う雰囲気がジャンルを超えて共通していて実に私好み。この A few good men もまた然り。純粋に法廷ものとして楽しむには少し物足りない気もするけど、ま、そこは雰囲気の良さでカバーしている。
Feb 11, 2005
思い出の映画。高校時代テレビでやっていたのを録画し、当時好きだった男子を含め、数人の友達を家に呼んでみんなで見た。クリントさんが若くて驚き。娘も気に入ったよう。脱出ものが好きなのであれば、今度は「パピヨン」を借りてこよう (ふるい!)。
Feb 10, 2005
私はこの類の映画に目がない。悪く言う人も多いが、ハリウッドスターが集結し、しかも後味最高のこの映画のどこが気に入らないっていうんだろう。ガンで撃ち合うシーンもないし、多少のハラハラ感はあるが、キャスティングから見てもオーシャンズ側が出し抜かれるわけがないので安心して見ていられる。是非もう 1 度みたい。
Feb 5, 2005
私の好きな映画ベスト 5 の 1 つ。若かりし頃映画館で見てとても気に入ったので、是非娘にも見て欲しくて DVD を借りてきた。昔「この映画の良さは女にはわからない」と弟に言われ姉弟ゲンカになった。。。というよりも私が一人で一方的に腹を立てたことを思い出す。今改めて見直すと、弟の言っていることも一理あるかもしれないとなぁと思う。私も弟も都会育ちであることに変わりはないが、やんちゃ坊主だった弟は私の知らないところで遠出をしてはああいった冒険を経験していたのかもしれない。ちなみに、娘もピンとはきていなかったようだ。。。
Feb 4, 2005
あれ~!?ない!ない!なぁ~い!この間買った洋服がなぁ~い!確かここにおいておいたはずなのにぃ~。。。と朝っぱらから家中をドタバタ探し回る。こんな狭い家の中で洋服がなくなるなんて絶対おかしい。昨日はここにあった。確かにここにあった。。。いや、待てよ、どっかに片付けたなぁ。。。と記憶をたどりつつ探し回ること 15 分。。。でも、見つからない。きっと、あいつが勝手に着ていったに違いない!買ったばかりの私の服を、この私が袖を通す前に着るなんて、とんでもない奴だ!許せん!と怒り心頭に発する。そして、誰にともなくあたりちらす。時間は 8 時 35 分。もう授業は始まっているから、電話したらまずいかも。。。という思いが頭をよぎるも、いや、そんなことかまやしない、勝手に私の服を着てった奴が悪い、着てくなら着てくでなぜ私に言わない!ひとこと言ってくれさえすれば、貴重な朝の 15 分を無駄にしないですんだんだ! と次から次へと怒りが込み上げてきて、とりあえずは電話をかけまくる。授業中の彼女が電話に出るわけはないのに。。。怒りにまかせて電話をかけ続けること数分、やっぱり出ない (当然だ...)。仕方がない。ここはあきらめるしかないようだ。そして、憤懣やる方ない気持ちのまま会社に向かった。4 時すぎ、待ちに待った着信メロディーが鳴る。。。キャツだ!「あ、ママ~?電話したぁ?」といつもの脳天気な声。「あなた、私の洋服きてったでしょう! 黙って着ていくな!って何度も言ってるでしょ?何考えてるわけぇ~?」私は待ってましたとばかりにまくしたてた。が。。。「え?着てないよ♪何?新しい服買ったのぉ~?」。。。じゃ私の服は一体どこにいったの。。。?---------------------ごめん!あった!落ち着いて探したらベッドの下で見つけてしまった。。。あ~私としたことが。。。今回ばかりは 100% 私が悪かった...と反省。もし、私が娘の立場だったら「娘の私を信用できないわけ?」って憤慨するところだが、娘はそういうところがない。「見つかってよかったねぇ~♪」とノホホンとしている。暢気というかお人好しというか。。。でも、娘のそういうところ、見習いたいなぁって思う。
Feb 2, 2005
決して若いとはいえないハリウッド女優たちが繰り広げる本音トーク。どの女優さんも化粧ッけがなくて、スクリーンで見せる顔とは全然違っていて面白かった。家庭を選んだ人、家庭を壊した人、両立させている人、いろいろだけど、誰もがいい顔をしていたのは、それぞれが自分なりに本気で生きてきたからだろう。数年後私もああいう顔をして話しができるようになりたい。一見華やかに見えるハリウッド女優たちも悩みは私たちと大差ないんだなぁ。。。
Feb 1, 2005
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