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Jun 20, 2007
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昨日の日記にも書いたように、 ワタクシはどうやって死ぬのかしらん? と言うのは 永遠のテーマ(?)ってか興味・疑問 でして。

だからワタクシは 他人の「死」 について、知りたがる傾向にあります。

それは冷やかしや興味本位言うことではなく。
それでも 悪趣味 だなぁとは思いつつ。

ん~、なんでなん???

そんな中、最近こんな本を買いました。

d2.jpg

この本には、題名の通り 「知識人99人の死に方」 が書いてあります。

最初の1節に

現在、多くの人が「死」に関心を抱いているのは確かであるが、その対象である「死」をあまりにも医学的に解釈しすぎではないだろうか。当人が人生の最終時点に体験するのは、そのような客観的な「死」ではない。「臨終」というきわめてプライベートな瞬間なのである。

そしてこのプライベートな”見せ場”は、見せ場(クライマックス)であるがゆえにわれわれの関心を魅きつける。


と、あります。


医学的には同じ「心不全」が死因でも、それぞれの「死に対する」考え方、「その時」までの生き方、そして「その瞬間」。闘病中、らしい人もいれば、じたばたした人もいる。

それらは 少なからず 「それまでの生き方」 が反映している ように思えるのです。


そして、あとがきには、

日本人は、むかしは「死にざま」を気にかけた。今は「生きざま」を問題にする。

~古い「三国演義」などをひもとき、曹操や劉備、諸葛孔明の生きざまを読んでみると、必ず最後には英雄たちの「死にざま」が克明に描写されている。英雄はその死にざまで決まる。



ここまで読み終えたとき、どうして、ワタクシが自分のみならず他人の「死」について興味があるのか、少しわかったような気がしました。

あっ、いや、ワタクシは英雄ぢゃないけれどもね;;;


* 「知識人99人の死に方」 監修:荒俣宏 角川文庫

これから登場する人びとは、
いずれも戦後に死んだ方たちです。
淡々と穏やかに、あるいは壮絶に、もがき苦しみ・・・。
99の死のドキュメントであります。
戦後と言う時代、
そして戦後に持ちこされた
戦前という時代の精神が見え隠れいつぃます。
読み方はご自由。
よけいなお世話を申し上げれば、
たとえば99の死を死んでみてはいかがかと。
己のものとしてさまざまな場面を思い実感する。
つまり入念に死んでおく。
思いもかけぬ死に方に直面したとき
周章狼狽せずにすむかもしれませぬ。
死の準備に対する準備のために、
お役に立てれば幸いです。


手塚治虫、谷崎潤一郎、池波正太郎、山本周五郎、松本清張、長谷川町子、吉田茂、井伏鱒二、湯川秀樹ほか。





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Last updated  Jun 21, 2007 02:46:50 AM
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