ね～さん流

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乃春

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かつては人気を極めたものの今では落ち目のレスラー、ランディ（ミッキー・ローク）。ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、レスラー生命を絶たれてしまう。家族とはうまくいかずストリッパーのキャシディ（マリサ・トメイ）にも振られ、孤独に打ちひしがれる中で、ランディは再びリングに上がる決意をする。
（シネマトゥディより）

　ただただ、ランディと言う人間が、悲しい・・・。

映画にちょっと詳しい人なら、ミッキー・ロークが歩んできた今までの人生を知っているはず。

この映画は 「ミッキー・ロークの人生」そのもの 。ドキュメンタリーを観ているような感じにさえ思えてきます。

監督のダーレン・アロノフスキーは、脚本執筆当初からミッキー・ロークをイメージしており、「主役には（もっと有名な俳優）ニコラス・ケイジを」と言うスタジオ側と対立、制作費を大幅にカットされてさえも彼を起用したと言います。

もう映画を観てしまったので、「さすがのニコラス・ケイジでも、（コン・エアーのイメージからすると出来たかもしれないけれど）これはどうだったかなー」と、疑問に思えるほどミッキー・ロークのハマりっぷりは凄いです。

　だって、演技と思えないものー

そして「そうそう、ベイダー（！）とかさ、プロレスと言ったら入場曲はロックだよねぇ♪」って懐かしめるくらい、80年代のロックがかかり、ロック好きにもたまりません。

ブルース・スプリングスティーンの主題歌「ザ・レスラー」もなかなか良いです。

この映画のサントラ欲すぃ・・・。

* オフィシャルサイト： http://www.wrestler.jp

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