いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

October 30, 2005
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カテゴリ: ドラマ
 オープニングは姉妹の往復書簡という設定なんですね。先週は妹の大塚寧々から始まったので、彼女の不倫の恋についての手紙を最後まで読みながら始まるのかなあと思っていたので、軽い驚きを感じました。この間NHKでやっていた「 ハルとナツ 」に似ていますよね。あと、往復書簡といえば宮本輝の小説「 錦繍 」も往復書簡を使ったものだったのでなんだか思い出してしまいました。本棚から取り出して読んでみようかな?

 オープニングの軽い驚きからはじまって、不倫の恋の行方はサプライズの連続だったような気がしますね。というより、ドラマの中の設定ではありますが、あまりにもできすぎじゃないでしょうか?母親を助けてくれた人が実は作曲家だなんて・・・。雨宿りの最中に立ち寄った母親の家で上手にピアノを弾きだしたときは「ピアニストか?」と思ってしまいましたけど・・・。そうしたら、今再放送しているミセスシンデレラですよねぇ・・・。

 それに再会の仕方もドラマチックでした。伏線として大塚寧々が図書館の本を返さない人に催促の電話をしたときに午前中にもかかわらず「おやすみなさい」という、印象深い言葉を残し、そのあと急に降り出した雨の中で本を返す彼と大塚寧々が行き違って一緒に雨宿りするなんて、形は違えど女の子が夢見そうなシンデレラストーリーなんじゃないかなあと思います。ドラマ好きの僕としては大好きな展開ではあるんですが、出来すぎてましたねぇ。雨宿りの最中の職業あてクイズをやっているときの大塚寧々の楽しそうな表情は家族や姉といるときの表情とはまったく違っていたので、なんだかよかったようないけないような複雑な気分になってしまいました。母親を助けてもらったお礼を渡すという名目で家族にも気づかれないように彼のほしがっていた本を待つために公園で待っていた大塚寧々の気持ちは恋する乙女だったのかもしれませんよね。この恋の行方はどうなっていくんでしょうか?

 一方、姉のほうは仕事も忙しそうでしたが、昔の彼のことでちょっと気分はウキウキでしたよね。母親を見舞ったときに一緒に食事をした別れ際、頭を軽くなでられたときには彼女の表情は女の子に戻っていたような気がしました。黒木瞳の演技力がなせる業なのかもしれませんが、かわいらしかったですねぇ。それからあとのノリノリの仕事ぶりは女の人っていつまでも女でいたいんだなあとつくづく感じさせられました。それだけに、痴漢のことに関しては潔癖なのかもしれませんね。でも、「そんなに強くない」人だから、最後には忘れるために示談に応じることにしてしまいましたけど。その相手である宮迫ともう一度電車で再会したことで彼女の恋の行方は変わってしまうんでしょうか?

 先週に引き続いて姉妹のやり取りも軽いタッチでよかったですね。二人の言い分ってなんだか普通の家庭の旦那さんと奥さんのやり取りに似ているような気がします。姉妹で一緒に生活していない分、湿っぽさがないのも気分よく見られるようそのひとつのような気がしましたね。結構重いテーマの中で飽きずに見ることができるのはこのシーンのおかげかもしれません。来週も姉妹の掛け合いは楽しみですね。

 オープニングの黒木瞳の手紙の中で「今ならまだ引き返せる」という言葉がありましたが、来週以降のキーワードになってきそうな気がしますね。黒木瞳の恋も大塚寧々の恋もまだ中途半端な状態だけにどう転がっていくのか、来週も注目ですね。

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最終更新日  October 30, 2005 10:20:22 PM
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