倒れる時には、前のめり

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September 30, 2007

青いナショナルの自転車で駆け抜けた先に

カテゴリ：カテゴリ未分類

今を思えばいろいろな事情があって、小学校の低学年のときは、
叔母のお米屋さんに母親が働いているため、下校してはなぜか、お米屋にいた。

母が働いている米屋が本浦と小学校の学区が青崎と違うため
遊び仲間もまったくといっていいほどいないため、
友達は、ナショナルの青い自転車。

まず米屋につくと自転車飛び乗り行く先はいつも一緒。
行きつけの駄菓子屋さん。

そこで、ねぶりクリームや、黄な粉のなんかついた怪しげなお菓子を買うのが日課。
わずかなおこずかいを持たされて、駄菓子屋に行くのが放課後の楽しみだった。

駄菓子屋で買ったお菓子をなめなめ？自転車を押すと
いく先にあるいつもの境内から石の階段を駆け足で登っていく。
とにかく駆け足。上がって上がって、
と息を切らしながら駆け上がっていくとそこにあるのが

邇保姫神社（ニホヒメジンジャ）

誰もいない境内に登った満足でまた駆け足で降りる。
駄菓子屋は神社。神社の近くの駄菓子屋
それくらいひとつになっていた。

いつの日か、やはり小学校で友達の少なかったせいか、
休憩時間の遊びでハネコにされ放課後、神社の拝殿で
一人泣きじゃくったこともあった。