「テレビがおもしろくない」 近ごろ、そんな話をあちこちで耳にしたり 読んだりします。 --視聴率だけを追っている-- --同じような番組ばっかりだ-- 確かにそうかもしれません。 でも、制作に携わるスタッフ共通の願い、 それは、「たくさんの人に見て欲しい!」 ただそれだけなのです。 まず視聴率ありき、じゃないんです。 でも、不思議です。 できるだけ多くの人に見てもらえるように 番組を作ると、どんどん同じような内容に なっていくのです。 なぜなんでしょう? |
このページは、そんなテレビ番組を あれこれ考えたいなと思って作りました。 ぼくが制作に携わる番組は ドキュメンタリーの場合が多いので、 今、流れているドキュメンタリー番組の ことを中心に、制作現場で見聞きし、 感じたことを書いていきたいと思います。 “ウィークエンドの昼間”はいい方で、 普通は平日の26時や27時、 一般社会では通用しない奇妙な呼び名の 時間に放映されるドキュメンタリー。 最近は本数も少なくなっています。 もはや風前のともしび?! でも、「たくさんの人に見て欲しい!」、 その思いはやっぱり同じなんです。 --『番組構成師- izumatsu 』-- |