tomorrow

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もう一度2冊の本を明日は読もうと思う。



営業マンと云うのは器用な生き物だ。

笑いながら、お客さんと接していても頭の中では、

次の展開を考えていた。

心は感情と反対に鈍化してゆく。痛みや悲しみより、目の前

の厄介事を片しながら、前へ進もうとしてゆく。

「愛してるよ!!」と言いながら、舌を出している人種なの

かもしれない。

あの世に行った人のおこぼれを商売にしようと、

死んだ本人の意思とは関係無い所で、この世は駈け引きが

続く。(あんたも生きる為に大変なんだね、葬儀屋さん。)

僕の心は、理解不能だろうな!!(やさしいあの人には。)

明日は墨田のオヤジのお通夜です。

明日は一晩中オヤジのお付き合いです。楽しみです。

僕は、最近読んだ2冊の本を読みながら、

墨田のオヤジの人生を思い出したいと思います。

勿論、辻 仁成の、愛と永遠の青い空。【楽天市場】本・雑誌・コミック

何だか、自分が老人になったら、主人公の周作みたいな

頑固なオヤジになりそうで、終わりがあるから、ある美しさについて語られている作品です。

もう一冊は、辻 仁成の、白仏。【楽天市場】本・雑誌・コミック

この本の最初の頃はとても面白くない本だと思っていたら、

舞台はすごく古い所からスタートするのですが、男の人の

気持ちとても良く描かれていて、やはり、死と云うものの、

描写が、とても僕の考える物と一致した作品だった。


明日はこの2冊の本を又読みながら、色々考えてみようと

思う。

決して、死と向き合う事は後ろ向きで、暗い事では無いのだから。

僕は、笑顔の墨田のオヤジとお別れの前に話してみようと

思う。

明日は、小説もとどこうってしまいすいませんが

皆さん、どうぞご理解の程よろしくお願いします。

(もし、書けたら更新しますね。)


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