ジャックの生徒会室

Nov 9, 2005
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今日はカードを運んだ。
先日書いた通り(書いたっけ?)、カードを国際ボランティアセンター(だっけ?)に送る事になったので、今日はそれを郵便局まで持っていった。
結局運ぶのは管理人001の仕事、という事になったが、真剣な顔で「死ぬうううううううううううううううう」と叫んでたら見苦しく思ったらしく、002・004・005が手伝ってくれた。(というか当然の義務。)
塵も積もれば山となる、でカードも1万枚集まればさすがに重い。
学校から郵便局までの道のりは「死ぬううう」「重いいい」「腰があああ」という叫び声が響きまくり、まさに阿鼻叫喚の地獄だった。
腰の痛みと闘いながら汗だくになって段ボールを運ぶ4人の生徒を尻目に、付き添いの先生は余裕の表情で木漏れ日の中を颯爽と歩いていく。
日本に平等権など存在しない事を身をもって思い知らされた。
郵便局についた時には4人とも息荒く、今にも死にそうになっていた。
送り先を記入する時、手が痙攣して字が震えまくってしまった。
「これぐらいの苦労、カンボジアの子供達の苦しみに比べれば」という言葉をぶつぶつつぶやきながらよろめいていた4人は傍から見れば宗教団体みたいに見えただろうな、と反省した4人であった。

それと、今日は次期生徒会役員立候補者のクラス回りがあった。
1年生は3人立候補してて誰も落ちないんだけど、2年生は6人立候補しているので1人は確実に落ちる。
つまりこれは「誰に入れようかな」ではなく「誰を落とそうかな」だ。
落ちたと分かった瞬間のその人の顔が見てみたい。
クラスまわりというのは、立候補者+推薦責任者+プラカード係+その他で、全学年全クラスを回る、というもの。
立候補者と推薦責任者は、それぞれ立候補者の公約・長所などを述べる。
こんなもののをマジメに聞く人がいるわけもなく、クラス内はもうグダグダだった。
管理人はというと頬杖をつきながらボーッと話を聞き、たまに後ろの人と「あの人ビーバーに似てるね。」「プラカードの似顔絵、目がイっちゃってない?」などどうでもいい事をベラベラ喋っていた。(ちなみに目がイっちゃってたのは003。)
みんなの拍手があまりにもいい加減なので、誰かが「もっとちゃんと拍手しようよ!」と叫んだら突然拍手がデカくなり、立候補者がオロオロしていた。
質問コーナーで「前会長なんだから何か質問くらいしなよ~」という級友の言葉を無視し、代わりに嘲笑を送った。
そういえば1つだけ質問したい事があった。
内容は、「立候補者と推薦責任者とプラカード係はいいけど、ぞろぞろひっついてきて一言も喋らずに出ていく人はいらないんじゃないですか。」。
まあさすがに言わなかった。





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Last updated  Apr 16, 2006 03:01:50 AM
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