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入学説明会でのお話



現役の1年生坦任の先生から、『毎年、親御さんから、うちの子はまだ家で教科書をひらきませんが大丈夫でしょうか?学校では何をされてるんですか?という質問があります。一年生のうちはとにかく、学校生活になれる。学校が大好きになる。これが大切なんです!(付属は特に電車やバスにのって遠いところから来る子が多いので)初めはしくしく泣いているお子さん、給食が食べられないお子さん、いろいろです。子供達は本来学ぶのが大好きですし、勉強も大好きです。ですから、まずは学校生活を楽しめるようになるのが1年生の目標なんですよ。ですから、あせらずにあるがままに子供さんを受け止め、手助けしてあげてください。その子ががんばっていけるようなかかわり方をしてあげてくださいね。3学期になるころには随分たくましくなられますよ。』というお話がありました。

お話を聞いて、そう言う部分を大切にしてくださる先生達だと安心だなとほっとしました。副校長先生も、ある話をしてくださたんですね。

A君があるとき、校長室の前でおしっこをしてしまったそうです。(おもらしではありません・・・)それを見てこの副校長先生は、笑いながらも『どうしたんだい?』と怒らずに理由を聞いていかれたそうです。もじもじしていた男の子も『移動教室で急がないと遅れると思って・・・』『めんどくさくて』とぽつぽつ話していたそうですが、そこへA君の担任の先生がやってきて一言、『ほ~、Aくん。やったやあないか!(副校長先生、頭の中は???)えらかったなあ。自分で機転きかせられるようになったんやな。』と彼を褒めたんだそうです。

その途端、A君は涙がぽろぽろ・・・泣きながら先生に抱きついたんですって。どうもこのAくんは、自分でトイレのコントロールができずに日常的によくお漏らしをしていた子だったんだそうです。それが、この日は下着や洋服をぬらすまいと、校長室の前の廊下で用を足してしまったわけですね。

Aくん、この日からぴたっとお漏らしをしなくなり、それどころかちゃんとトイレのコントロールができるようになったのだそう。

なんだか、じ~んと来ました。こんな風に見てくれる先生もいるんだな。暖かい気持ちで迎えてもらえるんだなって。


『その子自身を受け入れる』って言葉では簡単にいえるけれど、やはりなかなか難しいテーマだと思います。いつも何か子供が行動を起こした時には、できるだけ『どうしてこうなったのかなあ。』と考えるようにはしているけれど、なんかだまたことあるごとに『子供の気持ちになって考える』ということを思い出させてくれるようないいお話でした。

『親の想い=どんなにあなたを大切に思っていて、愛しているか』というのを上手に表現したり、伝えるのってPOWEARいりますね・・・子供の成長に合わせて、ほんと親も成長していかなくっちゃ・・・


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