sun♪sun♪sunny♪

京都へ・・彼との初対面



子供達が喜んだのはもちろん、まるでこの6年半を埋めるかのようにたくさん話をしました。私の正直な気持ち、母の正直な気持ち、6年半前の妊娠発覚から、初めてお互い向き合った気がしました。実際に私たちの暮らしぶりを見て安心してくれたのが一番大きかったのかもしれません。それから気になる彼のことも・・・

彼と母との初対面は思わぬ形でやってきました。『何時のバスで(京都へ)つくの?』そう聞いてきた彼に『11時には家についてると思うよ。』何気なくこたえました。その日は朝からホテルでの結婚式の仕事が入り、時間的にはどう考えても彼は家に居ない時間でした。仕事を終えて、どんな風に会ってもらうのが一番いいかなあ・・・なんて考えていたのに、いつものごとこく(?!)彼はSUPRISEを用意していたのです。

『さあ、入って。お茶でもいれるわね。』そういって、荷物をおろし、5分も立ったでしょうか。ガチャガチャ・・・と鍵を開ける音がしたかと思うと『Hello~♪』『え~っ??何で?仕事は?』『抜けてきたよ。10分しか居られないけど・・・Welcome,mama.はじめまして。私の名前はSです。(日本語)』いきなりの登場に母は驚きを隠せません・・・動揺しているようでした。やっとの思いで京都へやってきたのに、心の準備もないままに彼とご対面だ何て・・とでもいいたそうな顔をしていました。ところが、そこは彼のペースで、『mama,好きな曲はありますか?あなたのために何か弾きますね。』そういうと、ピアノを弾いて歌い始めました。3曲ほど弾くと、『それでは、楽しんでくださいね。仕事に戻りますので・・・』そう言うと、笑顔でまた仕事に戻ったのでした。

彼のサービス精神と場を和ましてくれるジョークと笑顔に母も『いい人だねえ・・・』と心を開き始めました。3泊4日という短時間の間に、彼と母はすっかり打ち解け、夢にもおもわなかった二人笑顔のツーショット写真が我が家のアルバムに仲間入りしました。まさかこんな日がくるなんて、本当に想像できませんでした・・・




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