PR

プロフィール

生まれてみたらTシャツ屋

生まれてみたらTシャツ屋

お気に入りブログ

介護予防 難病改善 … naonao poetryさん
Tシャツを売りたい!… 村上@AFセールスディレクターさん
marie-marie☆マリィ… marie-marieさん
久米信行「縁尋奇妙… 当たらずと雖も遠からずさん
夫婦漫才~ようこそ… GLIM SPANKYさん

コメント新着

yasu@ Re:ラ部(ラーメン部)Tシャツ 売れてます!!(02/13) 今更ですが、『no jiro no life』Tシャツ…
みんな集まって♪@ みんな集まって♪ みんな集まって♪みんな集まって♪みんな集…
すぐに遊べるゲーム@ すぐに遊べるゲーム すぐに遊べるゲームすぐに遊べるゲームす…
あなたにピッタリ@ あなたにピッタリ あなたにピッタリあなたにピッタリあなた…
イカセてほしい@ イカセてほしい イカセてほしいイカセてほしいイカセてほ…
2008.12.17
XML
カテゴリ: 怒濤の凄人達
ようふくの本決定

「紙のTシャツ縫えますか?....」

瞬間、毛穴が開き
時も止まった驚愕のお問い合わせ。

無理、でも面白そうと
興味本位でこっそりのぞかせて頂き
ふと気がつけば工場もろとも渦中に。。。

千葉工場社長、職人と共々、
ああだこうだと頭を突き合わせた日々も、
今は良き思い出。

縫い上がった製品は、無事「ようふくの本」となり
フランス、ルーブルへと旅だって行きました。(ほっ)

ルーブル展
ルーブルでの「感性 kansei-Japan Design Exhibition-」の模様。


読んでいる皆さんは「紙」「Tシャツ」「本」「ルーブル」の
どうにもつながらない単語群に?が渦巻いている事でしょうが


恥ずかしながら私も
お手伝いをさせて頂いているというのに
出来上がるまではどのような物になるのか
まったく解らなかったのです。


開くと
本を開くと、この様にぱらりと。

マネキン+プロト
ミシン目から切り離しひろげると、このようにシャツとボトムに
(これはプロトタイプ。鈍い私は完成図がこの時点でようやく解りました。。)

高橋さんブース
「感性 kansei-Japan Design Exhibition-」高橋正実 展示ブース

■参加アーティスト

 しりあがり寿 / 漫画家
 川上 俊 / グラフィックデザイナー・アートディレクター
 稲葉 英樹 / グラフィックデザイナー・アートディレクター
 高橋正実 / グラフィックデザイナー・アートディレクター
 so+ba / グラフィックデザイナー・アートディレクター
 ワビサビ / グラフィックデザイナー・アートディレクター

■展示空間参加アーティスト
 共栄デザイン(岡本光市) / プロダクトデザイナー

■プロデュース / キュレーション : Npo Hexa project


日本のアーティスト6名と全日本印刷工業組合連合会 感性価値創造プロジェクトの
コラボレーションにより、アーティスト・ブックを制作。
日本のデザインと印刷技術をアーティスト・ブックを媒体として、
いかに表現できるか?
それぞれの感性を駆使した作品世界に挑みます。










この間違いなく世界ではじめてつくられたであろう
「ようふくの本」は


日本のオフセット印刷産業を新たに盛り上げるような
「オフセットの未来を啓示して欲しい。」という

全日本印刷工業組合連合会の皆さんの依頼に
クリエイティブディレクターである高橋正実さんが答え

水上印刷さま、片山抜型製作所さま、福永紙工さま、三菱製紙さま、
株式会社モリサワさま と日本でものづくりを続けてきた沢山の方々の手を経て
形になったものです。

私たちがお手伝いをしたのはそのほんの一部ですが、
形になった「ようふくの本」を手にし、ルーブルに飾られた写真を
拝見するとものづくりに携わっていて良かったと心から思うのです。

また、実際に高橋正実さんにこのプロジェクトを依頼された
水上印刷の村山幹子さま、中村聡夫さまに心より感謝いたします。

マネキン
このマネキンは水上印刷:真名子 直樹さんによるもの。
一枚の紙からこうまでも立体化するあたり...只者ではありませぬ。






この本の「はじめに」を読むと

保温効果のある様な、機能性を含めた新しい服の概念を印刷によって想像する事が出来るのではないかと考えました。(中略)そして印刷を身に纏う事により、科学面でも、人の皮膚との関係性で、今まで問題として衣類にあった事等もクリアする事が出来るかもしれない!等々自身盛り上がるのでした。

と、高橋正実さんが奇をてらうのではなく、
真摯に印刷産業、そしてアパレル産業の未来までも視野に置いている事が伝わってくるのです。



このはじめてのこころみのお手伝いする中

高橋正実さんは
私達が未だ見えていない未来を語るSF作家であり、
同時にものづくりの現場長である事もできる
類い稀なる方なのだと、日を重ねるごとに実感したのでした。


お父様がものづくりに携わり、
ものを生み出す現場 墨田区に生まれ育った高橋正実さんは

作り手である私達に、とてもわかりやすいように
「未だ見ぬ世界」を示してくださったのです。





最後に「ようふくの本」から一文を。






印刷からの夢は無限に広がります。

例えば一冊を丸々旅行用とした時、

一日パジャマから始まり、
夜のディナーのお出掛けまでの様々な服や、
オプションとしてのコサージュや帽子、
レインコートまでのアイテムを一冊に綴じたら、

海外旅行は大きなスーツケースではなく、
本を一冊持って出るという旅になるかもしれません。






高橋正実さんが示す未来は
本当に素敵です。







【感性 kansei-Japan Design Exhibition】

 開催期間:2008年12月12日(金)~21日(日)
 会  場:パリ市内 ルーブル宮
 フランス国立装飾美術館(LES ARTS DECORATIFS)
 来場者数:10,000人(予定)
 主  催:経済産業省、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)
 共  催:LES ARTS DECORATIFS
 内  容:感性体感空間(歴史感性)、商品展示(現在感性)、
 企業/団体展示(未来感性)の3要素から構成



【高橋 正実 : たかはし まさみ】
クリエイティブディレクター/アートディレクター/デザイナー

1974年東京生まれ。
桑沢デザイン研究所グラフィックデザイン研究科卒業。
1997年MASAMI DESIGN創立。

コンセプトワークを得意とする事から、グラフィック、パッケージ、プロダクト、空間、科学研究分野、地域開発、グランドデザイン、執筆等多岐に渡る。

主な仕事
Momaミュージアムショップにて販売されている、フォークとスプーンが一体化された食器「ラーメンフォーク」のデザイン(2007年)。成田国際空港で、過去最大の壁面グラフィックデザイン「全ては繋がっている」と葛飾北斎の図案をコラージュした23枚の巨大グラフィックデザイン「日本」(2007年)。東京書籍の社会科教科書のデザイン、内容の執筆(2005年)等がある。

主な受賞歴
2003年・2005年NYADC DISTINCTIVE MERIT AWARD,
日本パッケージ大賞2003年銀賞・2005年特別賞、2005年第一回「すみだものづくり企業大賞2005」、2008年桑沢賞、等。




▼ルーブルの「感性 kansei-Japan Design Exhibition-」に印刷が出展
http://www.jagat.jp/content/view/239/162/

▼ルーブル「感性ジャパン展」開催 印刷マイスターの7作品

http://www.jagat.jp/content/view/243/162/

▼高橋正実オフィシャルサイト

http://www.masamidesign.co.jp/

▼水上印刷株式会社オフィシャルサイト
http://www.mic-p.com/

















久米秀幸
久米繊維謹製Tシャツ 日本でこそ創り得るもの
QUALISMATシャツ この一枚で「思い」放つ
T-GALAXY.COM Tシャツでつながる









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008.12.18 08:52:53
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: