ジョナサンズ・ウェイク

ジョナサンズ・ウェイク

グラスホッパー(伊坂幸太郎)



鈴木、蝉、鯨の物語がクロスオーバーするあたり、『ラッシュライフ』の騙し絵のような面白さがあり、悪党が活躍するのに楽しめるあたり『陽気なギャングが地球を回す』のようでもあり、さらに上質なユーモアと押し付けがましくない警句があり、アクションありスリルあり何でもありの面白さ。期待を裏切らない伊坂幸太郎の面白さは、彼の「引き出し」の多さにあるのか、何なのか。

グラスホッパー

蝉「おまえさ、人としじみのどっちが偉いか知ってるか?」

鯨「亡霊としての節度はないのか?」

鈴木「僕は、君のために結構頑張ってるんじゃないかな」


「グラスホッパー」公式HPはこちら♪→ 「グラスホッパー」公式HP


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: