ちーこ♪３５１０さんへ

最後の5年間は、辛かったんではないかな？って思うんです。でも、念願だったマジョルカ島にも行けたのは、よかったですよね。

日本帰国してから、最後の5年間を除く87歳ころまでは、幸せだったんだと思います。

最後の日々は、見ていて、胸が痛かったです (2024年05月27日 11時39分29秒)

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ジェウニーの部屋　その３

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2024年05月27日

魂のピアニスト　逝く　フジコ・ヘミング

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テーマ： φ(._.)主婦のつぶやき☆(53439)

カテゴリ：ピアノ

今年92歳でおなくなりになられたフジコ・ヘミングさんの最後の5年間を追ったドキュメンタリーを夕べ放送してたのを珍しくリアルタイム視聴しました。

私が彼女を知ったのは、同じくNHKの1999年の彼女のドキュメントでした。ヘミングさんの母校での復活コンサートまでを追ったものでした。あの当時がフジオさん、60代で私ぐらいの年だったか？

　不遇な若い時を過ごされて、お母さまがお亡くなりになられたのをきっかけに、長年住んでたドイツから帰国されて、日本での活動を再開したというか、開始されたというか。で、空前のフジコブームになりましたね。

私がフジコさんを生で聞いたのは、地元の我が家から徒歩10分ぐらいのホールででした。

その時のブログが見つかりました

10年位前だったかな？当時は、客席に、まだ弟さんがご存命で、来ていらっしゃったし、假屋崎省吾が舞台のお花を生けたと、紹介されてました。

その後も、コンサートでいらしてたようです。

本当ならば、昨年の年末にも、こちらでもコンサートがあったはずでしたが、ちょうど、骨折されて、延期、いつになるか？わからないよと、当時、まだそのホールで勤めてた夫から聞いてました。

　フジコさんのマジョルカ島に一昨年行かれたドキュメントも見ていて、その時は、ピアノは、依然として力強く弾かれてはいても、歩くのには、お年寄りが使われてるシルバーカートを押しながら、背中も相当曲がっていて、大変そうでした。

　耳の調子も悪そうでした。その時で、90歳。マジョルカ島の観客は、やんやの大喝采でした

そんなフジコさんの今までの映像は、何回か見てたけど、その自宅の階段から落ちた後の映像は、もっと、衝撃的でした。

思ってたよりもずっと重症で、腰椎骨折に脊髄も損傷されたのだそう。

大手術されて、最初の病院の時は、結構お話も出来てました。でも、寝返りも打てない状態だと言ってました。その時も、会話はできたけど、耳に質問する人が大きなメガホンのようなものをフジコさんの耳につけて、声を送るという状況でした。

　そのあと、病室に電子ピアノでちょこっとピアノもひかれてました。こんなのピアノじゃないわ。

大けがをしたころは、リストをめぐる旅　という　コンサートを企画をバイオリニストと、スロバキアの指揮者と考えて、沢山練習されてた頃なんだそうです。

　そのバイオリニストさんがお見舞いに来た時の様子とか、指揮者の方と、電話でお話したりの様子も映りました。

リハビリ病院に移ってからは、もう、目もほとんど見えなくなってるということで、病院のグランドピアノを前にしても、ほとんど、ピアノは弾けないけど、それでも、リストの鐘のちょこっとを指が覚えてるあたりを、何音がポロリと奏でる様子とか。

もう胸が苦しくなってきました。苦しかったんだろうな～痛かったんだろうな～

　と　ご冥福をお祈りします。