ジャンク品でPC作り

強制読み出し方法-1 旧型ハードディスク



◇ 強制読み出し方法-1については、自己責任を遵守できる方のみお試しください。
まずは2005年頃までに出回った旧型のハードディスクからです。



■ 準備
 対象HDDの基板を見て下さい。これによって対処法が変化いたします。ヘッド一式への信号線とモータ駆動用の2種類で構成されております。

※信号線がフレキケーブル、モータ駆動用が接点の場合
 絶縁テープ&ドライバ (T6またはT8のトルクス星型)

※両方ともフレキケーブル
 ドライバ (T6またはT8のトルクス星型)

※信号線が接点、モータ駆動用がフレキケーブルの場合
 絶縁テープ&ドライバ (T6またはT8のトルクス星型)

※両方とも接点
 トレーシングペーパー,絶縁テープ,ドライバ (T6またはT8のトルクス星型)



1, ディスクを空回転させます。
 ヘッドへの信号線を絶縁のち、電源を入れるのみです。信号線がフレキの場合ならばコネクタから抜くだけです。

◆ その他の場合、以下のようにお願いいたします。
※ヘッドへの信号線が接点,モータがフレキケーブルの場合
 基板上のビスを全てはずし、フレキケーブルを切らないように、入れたままはずします。それから、基板に電源を投入いたします。

※両方ともに接点の場合
 まずは基板をはずします。それから、ヘッドへの信号線の接点部分の大きさを調べます。その大きさと同じ位のトレーシングペーパーをご用意のち、このペーパーの片面に絶縁テープを張ります。絶縁テープ側を基板側にして、その信号線の接点部分に置き、そのまま基板を取り付けますが、この取り付けの際に信号線は少しビスを緩めて下さい。あとで引き抜きます。

2, そのまま1~2分間待ちます。
 それからヘッドへの信号線を有効にします。フレキケーブルならそのまま入れるだけです。接点ならば基板をそのまま取り付けるかペーパーを抜きます。
※動作中の基板取り付けは十分に注意して下さい。ビス止めは電源を切った後で、この地点ではただ上から抑えるだけでOKです。

3, ここで電源を切り、元に戻します。

4, アクセスしてみて下さい。ここで復活した場合は速やかにバックアップをします。
 バックアップを最優先してください。チェックディスクなどは絶対に禁止です。悪化するだけです。

5, これでダメなら次の手段です。
 回転中のHDDに対し、ヘッドへの信号線を出し入れします。カラッと数回音がします。

6, 必ずヘッドへの信号線が入っている状態で、電源を切り、元に戻します。
 これを守らないとヘッド退避ができないため、ディスク表面を破損いたします。

7, そしてアクセスしてみて下さい。
 諦めずに数回やってみるのも良いと思います。ではでは。



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