312以降のつぶやき







312

東北楽天 優勝おめでとう ありがとう
星野監督のインタビューもよかった



313

市街より遠くの山を眺めれば鼠色の雲に覆われて
冷たい雨は深夜へとつづく
近所に住みつく野良犬は雨風凌げているかと空思う
飼い犬は太腿もたれて炬燵の中小さな寝息が温かい
夜のラジオより日中は1月中旬の気温だと
○ちゃんのいる二階は寒くないか少し気にして
「まだ雨戸閉めなくていいかなぁ」ひとりごち



314

有限=悠久
四角い箱の中にはつぶつぶとした時間の粒子が詰まっている
ぱんぱんに詰まっている
ときどきその箱からつぶつぶが煙の様になって漏れ漂うのが見える
漆黒の闇は深遠なる闇
優しさと厳しさが極度に発達した闇
「少なくとも今の私には」

酢橘も柚子もカボスも似たようなものなのに
秋刀魚も鯵も鰯も同じようなものなのに人は違うと言う
好きか嫌いか、合うか合わないかのレベルでしょ
人は個を認め尊重するようにできている
虐めや嫁いびり、仲間はずれもその裏返しでしょ

友人の指が6本でも4本でも5本でも多い少ないの問題でしょ
「貴方は4本、私は5本、違うね」ってことでしょ
何億光年も昔からそれらが準備されていたとすればどうですか?
幼い動物の葛藤の時期が過ぎてまた似たような葛藤に悩む
大空の下で何とちまちま頑張る人間、それが人間

道徳や社会規範、ルールなるものがあること自体仲間ってことでしょ
また案の定、やっぱりと言うか違ったことをする者が出てきて
話題に上り構造を見直す、認識を広め共有したいが為に…
世の中はかくも小さなものの集まりか!それにしてもだよ
やはり人類がコツコツと積み上げてきたものは偉大だよね

堂々巡りに見えて少しずつ進んでいる人間
そこにタイムリミットはあるのか?…

「もう何かに対して誤魔化すのはやめませんか」



315

風がビュービューカッコイイ
強く風吹く家の外
土の中 温かく幼虫は
内蔵トロトロふつふつと
液体時間を内包し
流されぬように祈ってる
殻の内外隔てて
冬乗り越える意気込みで
内蔵の意思形付き
「春だよ」って態度で示す
カッコイイ


316

秋晴れに
モミジの葉 一枚一枚
空を見せ

紅葉狩り
稜線に輪郭求めず
空に融け出す

色合いを
愛でてもらえる 休日を
「待っててくれてありがとう」

その一本が愛おしい
いつも在るのに 色を変え
この時ばかりと

「あの当時」
懐かしむ間も無く移りゆき
当日が本日へ
静かに収まり



317

ブラック企業が流行語大賞の候補に挙がっていたが
まさかマイナスイメージの言葉が選ばれることは無いとは思うが
そういうご時世なんだなぁ

人類歴史始まり当初からの混沌が少し成熟したような気がする


318

確かに帰る
たった5日の出張だけど
妻の顔 見て


319

機密防止法案
戦後のゾルゲ事件や企業のココム違反を日本人がどう捉えていたか?
日本人の危機管理意識の低さは今も昔もさほど変わらない
中曽根政権からのスパイ防止法案が形を変えたものだが
その是非は国民の政治に対する信頼度の問題だと思う
これらの法案は先進諸外国ではほぼ自動的に決まっていて
当たり前のレベルで「今更」という感も否めない
ウィキリークスの告発事件も制定にはマイナスだろう
しかし国民が自国に誇りを持ち「この国を守らなければ」
と言う気持ちを日々の暮らしとは違うベクトルで
どれほどの日本人が根底に有しているだろうか?
PCの普及で世界の垣根は低くなったと感じる今日だが
やはり確実に守るべきものは現実として存在する以上
個人としては制定可決を願うのである

実際に政治を執るということは
この国を素晴らしい未来に繋げる為のファンタジーと
多くの国民が触れることのない魑魅魍魎の世界を併せ持つ
世界戦争の様相であることを想像してほしい
そういう感覚を少しだけ理解し
尚且つ諸外国は想像以上に巧妙だという見識
国家間の連携も含め我が国が島国であるこのも忘れてはいけない

急激な経済成長を遂げた過去をもつ国は「浮かれ気分」を
引きずりたいものである

政治への信頼度、最後はこれなんだろうなぁ



320

いろんな人の思いが闊歩する街中に僕もいる
だからときどき僕も闊歩する
カッコイイ服を着て 大きく腕を振り


321

小さな命
寝息聞こえる
膝の上
重さ伝わる

伝わらないもどかしさ
毎日顔を合わせても
手には届かぬお星様

変えられる?
変えれない?
いくら相手に尋ねても
自分尋ねる 忘れてる

お人好し
自分にもやっぱり
お人好し



322

君の居場所
僕らふたりは束の間の休みを利用し琵琶湖を一周する二泊三日のドライブに行ってきた。
その間 愛犬はペットホテルに預けて身軽になれた。
ふたりの時間を満喫し愛犬を迎えに行くと彼の体は嗅ぎ慣れない匂いがした。
心細い時間を過ごしたのか車の中で「クンクン」としばらくないていた…

今はいつもの我が家に着き、好きに振舞っている


323

日常の幸せ

君といると
僕の荒野は少ししっとりとする

君は僕といると
君の世界はどんな感じなの?

僕は思うよ
それだけでも幸せなんだと

君は思うの?
そこにどんはな価値を見つけられるのか?

日常の大海に溺れ
浮いては沈みを繰り返す時間



「ただいま」と「おかえり」

いつか日常を離脱し
止まらない時間の中に安定を見出したい

ダイナミックな事象の中
純然たる個を厳然たる自然に住まわせ

個体を意識せずとも切り離さず
勝手に自由に生きてみたい

宇宙に法則があるなら
そもそものそれ自体を確信し生きたい

想像する法則は広大で深遠
だから個は自由に生きられる?

秩序を乱し和を壊しても
人を不幸にも不快にもしない魔法

いや魔ではない法則か?
一生を魔法にかけられたまま死にたくない

法則や原理の存在
何と無くぼんやりと見えているから

諦めきれない自由
それだけのために生きるのが日常

「わかっちゃいるけどやめられない」

今年もこんな感じで始まります



324

居酒屋「たどころ」 三次会の場所
駅を正面に左に歩くがいっこうに見えてこない
右だったのかなぁ?

夢から目が覚めてもう反対方向には歩いてゆけない
どこの誰だか知らないがあの三人を待たせている様な
気がして気になった

なぜ携帯電話で調べなかったのか?
不思議なことにすれ違う通行人も多く
時間は昼間の様な明るさの中、居酒屋「たどころ」を
探していた

ヤクザの抗争事件が多発中の場所を通ったときは
夜だったのに
探して歩いた時間は30分前後だったと感じる


325

お犬様

我が家でも世間一般の主従関係はできていると思うが
深夜の作業中、必ず胡座の上に上がり横たわり寛ぐ
私の空いた手は際限なく彼の体を愛撫し続ける

私も撫でるパターンをいろいろ変えてみたりと…



326

クワイ川マーチに似た言葉で…

ズワイガニマーチってのはどうだ
海底に隊列を組み行進しているあれだ
テレビで前に見たあの映像
その隊列、そのまま
我が家の台所まで来てほしい



327

ぼんやりとした冬の昼下がり
車の暖房でフニャフニャトロトロと

ねぇなんか美味しいもの食べたい

季節ごと
空に話しかけ

組織を離れて
蟻の旅



328

冷たく 澄んだ青い冬の空気を
両手ですくい顔を洗ってみる
静かで透明な心になりたいと




329

奈良の下松家家具の社長の優しさ

ここ何年も会っていない取引先社長からメールがあった
「あんたと山の中を話しながら歩いていて 突然いなくなってしまった」と
私に何かあったのではないかと心配してメールをくれたようだ
「ありがとう」
当の社長という人物の印象は当時も今も変わらない
私が入社間もない18年前 人としてどうあるべきかを
それとなく何気なく教えてくれた人である

歳をとった私に今となってはそういう大切な事を
面と向かって教えてくれる人は少ない
親兄弟にもここ最近 言われた覚えはない

逆に不完全な自分を強く強く自覚せざるを得ない苦しい気持ちもあり
「そんな年齢になったんだなぁ」とつくづく感じるのです

その社長はいろいろな人の保証人になり 現在は借家住まいで
会社も失ったと

多分、社長は名声や地位よりもっと大切なものを知っているのだろう…



330

自然の中に生きる人類
阪神淡路大震災、東北大震災と大変な災害被害に見舞われ
そこに住み自然の強大さに遭遇された人々

自然の中でしか生きられない人類
自然に挑み開発が進み宇宙や海底に行くことがあっても
そこに住み自然の偉大な枠の中にしか生きられない

自然の中を生きる人類
空を眺め土を耕し 波を読んで舟を漕ぎ 肌で感じて服を着る
そこに住み自然の厳しさと向かい合い生きていく

138億年の宇宙、46億年の太陽系、人はせいぜい100歳だけど
何があっても繋がってる宇宙



331

誰にも宝物のような時間がある
二度とない思い出の日々

一体、誰を責めればよいのか
何を憎めばよいのか
本当の悪は何処なんだ

本当は責める必要
憎む必要なんてあるのだろか?

宝物は汚さず宝物のままで



332

ふたり
憎むことも嫌いになる事もなく
淡々と毎日を暮らす
それって幸せ
もったいないけど

何が元でそういう気持ちになるのか?

創世記のアダムとイヴ
失楽園のアダムとイヴ

客観的に考える



333

あなたは大人になって号泣しましたか?

号泣は感情しいては魂の吐露だと思います
しかし大人気ないとか、体裁も気にし憚られるのが実際でしょう
(たまには心のタガを外しましょう)
生活環境も複雑になれば大人は差し支えのない少しの涙にとどめがちです
でもスッキリしないのであれば(涙)理由を解決したことにならない様な気がします(私だけ?)
(︎泣けばいいという訳でもありませんが)
幼子のようにただただ泣いてみては如何でしょうか?
所詮、幼さしか無いのですから
その号泣が永遠のその先に届くようにと



334

心に眠る美しいの光景
夢でも現でもかまわない
あなたと見られるのなら

そこにあなたがいて
美しい光景を共に賛美する
そういう光景が眠っている

あの世でもこの世でも
存在の意味を問い続ける
美しい光景について


335

冬がガラスにへばりつく
外の御霊は夜空を浄化し
内側だけが湿っぽい



336

昔、倉敷に多分だがドレミタウンというダイエーの商業施設があったが
(現在あるかはわからない)
don,t let me downみたいな響きだね

「坂の上の雲」というタイトルを聞いて
坂上田村麻呂を連想したのは私だけだろうか?

クインシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」でも同様に
♩「愛のコリーダってどれーだ、これーだ」♩
なんて口ずさんでいた

西の人はダジャレはあまり言わないと聞くが実際そう思う
逆に東の人、特に関東の人はよく言う
当時のお客さんで伊勢崎市のある店長は会話中
驚く量のダジャレを織り込んでくるあまり
会話として成立しないという事態にも…
この男性に限らず才能とさえ思えるダジャレ脳を持つおじさんは多いのだ

気のきいたセンスのよいダジャレなら良いのだが…
言えばいいってもんじゃないだろう

謎かけや江戸落語の掛詞の思考が一般に広まったものだと思う

辻芸から発展した上方落語とお座敷生まれの江戸落語の違いが
何か関係しているようにも感じる




337

明日、地球が滅亡するというのでなければ…

今、僕らが考えていることや行動活動していることは無駄な事なのか?
そんな事は絶対ないですよねぇ

多分、滅亡したとしても思いはそこにあるんじゃない

だから滅亡するとかしないとかは関係ないよね

すでにその人の中に何かが滅亡し始めてるとしても

生を受けたのなら正しいことを一つ貫いたら良いのではないか

多分、それがなかなか大変な事なんだよ

その前に正しいこと=善とも言い切れない世の中にしてはいけないね



338

魚の腐った目

自分 魚ではありませんし生きた人間ですので

ことにあしの早い魚は美味しいので

申し訳ないです


339

出来上がったもの
世の中を見渡せば大半が出来上がっています
しかし出来上がり具合に完成完全はなく
常に完成に向けての作業を続けること
工業製品~人間そのものまで
捨てられた考えや封印していた想い
時々それらと現在形を並べ
見比べてみよう


340

産声に悩む俗世の幸せなんて!

蕾の息づかいに耳を澄ませ
厳かに開花を待つ心
物事の準備が淡々と続き
一瞬と永遠を見まごう世の心
突き抜ける悲しみにまた出会い
どんな自分が愛でようというのか!

よたれそつね…



341

昼も夜も想う
つながる心

いざこざや大小の争い事の舞台は
空と海と大地

淡々と進み行く時間
どうか終わらずに

いつまでもあるであろう
つながる心の世界

つながる心は祈る
形と場所が見つからないようにと

大切なものだから奪えず
誰も見つけられず

つながる愛のため
その存在を認めよう



誰も彼も願う
つながる心



342

3.11東日本大震災から三年が過ぎた
亡くなられた多くの方々の御冥福を祈り、今も不自由な生活をおくる被災された方々に
お見舞申し上げます

私の実家のある高知県のとある地域は
太平洋と断崖に挟まれた小さな漁村が海べりに
何キロにも亘り点在する地域で
そこの家々には口伝いに地震が来たら
先ずどうするか連綿と伝わっていると言うのを
聞いたことがある。(今はどうかわからないが)
我々の住む日本の危うさのひとつに
「実体験に基づいた伝承が途切れてしまう」ことがある
親子三代、四代で暮らすことの大切さをこの度の震災で改めて思う。
私が幼少の頃 父親から昭和21年の南海大地震の話を
幾度と聞かされたことがあり
心の中で今回の震災ともリンクし
実体験をせずとも父親の話とシンクロするのです。
それも伝承といえるでしょうし
命を繋ぐことは生物としてラジカルなテーマなのです





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