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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~(※春以降値上げを計画しています。現在であれば、旧料金体系でのご契約となります)相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反落。前日のNYは朝方こそダウがプラスに転じる場面があったものの、引けにかけて売られ3指数揃って軟調。Teslaが6%超の下落となるなどGAFAM系が売られた他、OPECプラスが原油生産を現状維持すると伝わったことでWTI原油先物が78ドル割れまで下落したことでエネルギー株が売られました。半導体関連株指数のSOX指数は2.7%の下落。VIX指数は20ポイントに上昇。それらを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行。その後は前日終値を挟んで一進一退。ドル円が次第に円高方向に振れる割にはしっかりの動きが続きました。アジア株も全般的に小動きに終始。売買代金は前引け時点で1.2兆円台と低調。REIT指数も反落。投資判断は「やや売り」に。ドル円が130円を回復し、しっかりの展開になっています。ドル安は一時の「ドルしか買えない」リスクオフの状況からの脱却を示しており、ヨーロッパや新興国も含めた全世界的な復調とも繋がっていて、その一環(アメリカ株以外の相対的優位性)で日本株も買われている感じです。ドルインデックスは100ポイントに近づいてきており、この辺りは節目としてまた意識されそうな感じはあります。https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/一方、ドル安が足元でアメリカの輸入物価高に繋がっているという指摘もあり、確かにアメリカの景気減速やエネルギー価格の下落によりインフレは一定の沈静化を見せていますけれど、今後は「需要が無くても物価が上がる」というスタグフレーション懸念が次第に高まってくると見られます。その場合、FRBは引き続き高金利政策を続けないといけません。つまり利下げのタイミングが先延ばしになります。となると、そのうちドル安牽制発言がアメリカ側から出てくる可能性があり、そうなった場合はまた立場の弱い日本は円高を受け入れないといけません。というより、むしろ嬉々として受け入れるという言い方が妥当にも思われます。実際、12月の日銀金融政策決定会合は政府の関与により、日銀の決定に圧力が加わったような示唆がありました。「悪い円安」「円安は日本に害」というマスコミが声高に叫んだせいで、政府はこれ以上の円安を看過できなくなっています。皮肉なことに、円高に振れても内閣支持率は下がり続けているのですが・・・。ともかく、来週にも明らかになる次期総裁人事は、やはりタカ派色の強いものになってくるのでしょう。その場合、やはり日本株には売り圧力が強まってくるのだろうと思います。チャート的に指数は12月日銀金融政策決定会合前の水準を回復しましたが、日経平均は昨年12/19の、TOPIXは12/2の急落でそれぞれ空けた窓を埋めに行く動き。その分戻りやすかったと言えます。先導役となっているのがTOPIXコア30で、こちらは11月の戻り高値に迫る動き。時価総額の大きなところの戻りが大きくなっています。https://kabutan.jp/stock/chart?code=0090ただ11月の戻り高値どころか昨年8月以来の高値になっているのはドル建て日経平均。210ドルを回復してきました。アメリカでVIX指数が低下しているように、日経VIも低下し、それに合わせて底堅さも出ています。https://nikkei225jp.com/data/dollar.phpしかし円建ての日経平均に関しては一応、私が戻りのメドとした27500円に到達してきたことで達成感もあります。売られた銘柄に関しては、先日下方修正を出した日本電産(6594)は案の定売られましたが、電気機器や機械といった業種への売り波及は限定的でした。永守会長は説明会で「うちのモーターは各社が使っているから、うちがダメなら他もダメ」と不吉な発言をしていたようですが果たして。本日も引け後に最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週4.9倍→4.7倍に低下。大きな変化はありませんが、市場が強含んだことで逆張り的な動きが出た模様。先週もこのまま需給が改善してくれているでしょうか。先々週末時点の裁定残高は買い残4,162億円に対して売り残5,519億円で差し引き1,357億円の売り長。前週に比べて1,110億円減りました。この解消による買い戻しが先々週の日銀金融政策決定会合を受けて出た感じで、相場の押し上げに繋がった模様。1月第3週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を987億円の買い越し。先物は3,590億円の買い越しということで、日銀金融政策決定会合を受けた外国人投資家の買い意欲が見られました。この先物買いで急いでまとめて日本株を買った分を、足元個別株に振り分ける形で上昇したという感じなのでしょうか。なお、信託銀行は先週同様に1,200億円規模の売り越しで、それとほぼ同額を事業法人の自社株買いが吸収。グロース市場に関しては外国人投資家は61億円の売り越しということで、個人的にはちょっと意外でした。足元のグロースの強さは個人投資家の頑張りなんですね(個人は85億円の買い越し)。新興市場も「やや売り」に。本日の東証グロース市場指数は反落。ただグロースCore指数に関しては、ANYCOLOR(5032)が急反発したことでしっかり。売買代金は膨らんでおり、だいぶ熱を帯びています。本日もマザーズの売買代金は前引け段階で1154億円と活況で、この戻り高値圏で連日売買代金が膨らんでいます。【ポートフォリオ銘柄】北陸電力(9505)は続伸。昨日発表された決算は赤字拡大でしたが、アク抜け感から一時大幅高。昨日発表した中部電力(9502)が予想外の黒字転換上方修正したこともあり、電力株が業種別値上がりトップ。ここからの値上げ効果や、足元のエネルギー価格の落ち着きが収益好転期待感に繋がっています。一蔵(6186)は続落。昨日はTOPIXウエイト低減銘柄のリバランスの日だったので、除外対象銘柄である同社は引けにかけて大きく売られた形。ただ中国が日本人へのビザ発給再開ということで、日中の緊張緩和からインバウンド関連に妙味が出てくると見られます。ただ、それはまずは決算を通過してから、ということでしょうか。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2023年01月31日
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前回の娘のスキー話の続きです。お昼の時間になり、ロッジで昼食の時間となりました。しかしスキー場の食事って高いですね・・・。カレーが1杯1000円とか、牛丼でも850円とか。それで味にこだわっているならわかりますけれど、小さなサイズでしかも味もレトルト感満載。ご飯もごわごわ。そりゃまあ美食までは求めていないでしょうけれど、これでこの値段かー・・・となると、なかなか釈然としないものがあります。個人的には昔、長野のスキー場で食べたアイスクリーム乗せフレンチトーストがすごく美味しくして、しょっちゅう休憩して食べていた記憶があります。美味しいところは美味しいはずですが。ジュースやお菓子なども、平地の2~3割増し。まあ山の上だから仕方無いっちゃー仕方無いですけれど・・・。スキーもレンタルすると一日3500円かかり、リフト代も3000円前後かかります。諸々で一日一人1万円は平気で飛んでいく金持ちのレジャーですね・・・(T-T)とか財布の中身ばかり気にしながら食事を済ませると、午後も娘のスキー教室の見学。午後からはいよいよ緩やかな斜面を滑ってみることになりました。子供の初心者向けということで、スキーの先にボーゲンヘルパーなるプラスチック製のパーツを付けます。誰でも簡単にボーゲンのハの字ができ、初心者でも簡単に滑れるようになる優れもの。今こんなのがあるんですね。というわけで、それを付けて滑れば鈍くさいうちの娘でも10mくらいは転ばずに滑られるようになりました。(つづく)
2023年01月30日
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2023年01月29日
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先の連休で娘とスキーに行ってきました。娘のスキー教室に付き合う傍ら、私も久しぶりにスキーをしようと。というわけで地元富山の牛岳温泉スキー場に行きました。9時~15時まで、途中休憩を挟みながらトータル4時間くらいの教室ですが、3日連続ということで、新年早々なかなかハードスケジュール。しかしその分、上達も早いのではないかと思われます。富山県はやはりそれなりに雪国なので、小学校でも(私の時は1、2回しかなかったですけれど)スキーの授業があります。そのうち県外に出て行けば「富山の人ならスキー得意でしょ?」と言われるのが「あるある」ですが、まあ確かに皆それなりに滑ることはできます。ただ学校の授業だけではさすがに時間が足りないので、小さいうちから慣れておいた方が良いかなと。総勢30名弱の生徒数で、インストラクターの方は4名。年長さん~小学校4年生くらいまでの教室です。うちの娘は年長さんですが3月生まれで、このクラスの中では最年少。私の娘なので運動は得意な方では無いインドア派なのですが、一応「やってみたい」という本人の希望もあって参加しました。また同じ園のお友達が3人居るので、モチベーションも高まりやすいです。初日はまずスキーの履き方から始め、片足だけ履いて歩いてみる練習→逆側の足に履き替えてまた歩いてみる練習→次は両足で履いて歩き辛さの体験、というような段取り。個人的には色々と心配していましたが、さすがにこの段階では特に問題無くこなしています。特に問題のあるわけでもないですし、インストラクターの方も手慣れたもの。じゃあ私は一人でスキーでもしていよう・・・と思ったのですが、娘が「近くで見ていて」というので、結局他の親御さん達と一緒に見学していました。(つづく)
2023年01月28日
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2023年01月26日
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半年ほど前にイヤホンを完全ワイヤレスのものに変えました。今まではワイヤレスでも両端はコードで繋がっているものじゃないと落とすんじゃないかと不安だったのですが、色々と不満もあったので、思い切って変えてみました。今回のは音質も良く、耳にフィットして落ちないので、杞憂だったと思い快適に使っていました。ただマスクをしていると、耳が微妙に圧迫されて、極たまにですがポロッと落ちてしまうことがあります。今回お試し感覚で買ったのは5000円程の安物だったのですが、道路に落ちるとパカッと簡単に真っ二つに割れてしまいました。それは接着剤でくっつけるというアナログな対処法で直りましたが、その後逆側のイヤホンも落としてしまい、あっさりと真っ二つ。また接着剤で直しました(~_~;)そして今度はCoCo壱番屋で、さてこれからカレーを食べよう・・・とした際にポロッと落ちてしまい、カレーの中にベチャ!(;゜ロ゜)慌てて救い出し、ゴム部分を取り外してずっと拭いていました。カレーは冷めるわ、拭いても拭いても油分とカレー臭さはとれないわ・・・。それを耳に再度入れるのは躊躇われましたが、何とか現状復帰できました。もう一つ難点は、イヤホンに付いているボタン機能が、取り外しの際に一々反応してしまうこと。私は順番に曲を聴くのが好きなのに、ちょっとイヤホンに触れただけで反応して、次の曲に飛ばされたりしてしまい「あぁ、また戻したり最初から聴いたりしないといけないじゃん!(*`Д´*)」とイライラします。本当は次にもうワンランク上のワイヤレスイヤホンを買おうと思っていたのですが、ちょっと躊躇気味(ーー;)以前「セレブはワイヤレスイヤホンを使わない」という話も聞きましたが、セレブじゃない私も有線に戻そうかと思ったり。充電も面倒臭いですしね。完全に私の要望を満たしてくれる完全なイヤホンは登場するのでしょうか・・・。
2023年01月25日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~(※春以降値上げを計画しています。現在であれば、旧料金体系でのご契約となります)相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続伸。前日のNYはウォール・ストリート・ジャーナルが「FRBが近く利上げ停止を検討」と報じたことで3指数揃って上昇。特にGAFAM系や格上げが相次いだ半導体関連株が買われNASDAQが2%の上昇。SOX指数は5%超の上昇に。長期金利は3.52%に上昇。ドル円は130円台後半まで円安が進みました。VIX指数は19.8ポイントに低下。WTI原油先物は81ドル台後半で横ばい。それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。いきなり27000円を回復し、27300円手前まで上昇。その後は昨日同様に高値圏でのもみ合いとなっています。売買代金は9時50分時点で8000億円台と閑散。REIT指数も続伸。投資判断は「やや買い」。今月はアメリカCPI、そして日銀金融政策決定会合と重要イベントを無事通過でき、やれやれという感じでホッとしています。日銀金融政策決定会合に関しては今思えば、まったく読売新聞のリークが余計でしたね。しかし前回の政策変更も、今回の現状維持も全員一致という辺りがどうも奇妙ではありますが・・・。なお、その後に出てきた記事ではIMFの高官が「日本は他の国とは違いインフレ鈍化のリスクが高い」と日銀に対する援護射撃。利上げを急ぐ必要が無い日本の状況に理解を示しています。どうせならもう少し早く喋ってくれれば、今回の逆日銀砲の被害者が少なくて済んだのではないかと思いますが・・・。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-18/ROO7W8DWLU6901いずれによ日本を巡る事情が昨日と大きく変わったわけでもなく、今後もこれまでと同様の思惑通りの動きが続きそうです。今回金融政策に全く手つかずだったことで、個人的には余計に黒田総裁の任期終了前にYCCの撤廃の確度は高まったような感じがしています。ただ手法としては、FRBや今回のように、変にアドバルーンを挙げてしまうと、今回のように売り方に付け入る隙を与えてしまいます。ですから日銀が得意とする真珠湾的な奇襲を行う必要があるでしょう。なので個人的には3月の会合ではなくて、2月中に臨時会合でも開いて突然・・・というシナリオがあり得るように思えます。次回は3/10ということなので(これがまたメジャーSQと重なって厄介)、それまでを警戒すべきではないかと。その警戒すべきタイミングが2/10とされる次期日銀総裁(候補)の国会提示。誰がなるか当然私ごときがわかりませんが、私自身は岸田首相に強い不信感を持っているのでアベノミクスを巻き戻しにかかる山口氏になる可能性が高いように思われます。2月の新総裁決定まで逆に株価や為替を殺すだけ殺してしまい、新総裁決定後に為替と株価が安定すれば、その功績は「失敗したアベノミクス」を踏み台にした岸田政権の成果として主張できるかも知れません。今や支持率が下がりきっており、そういう賭けに出てもダメージが少なく、成功した時のポイントが高く見えるようにも思われます。結局政治とか国民の感覚とか、そもそも人の感情とかは株価同様「波」なので、どちらかに極端に振れた場合は巻き戻しで安定を図るものです。どんなに善政を敷いても、永遠は無いのでしょう。今回黒田総裁の施策が良かったのかは別問題として、国民は飽きやすいし、隣の芝生は青く見えるものです。中国でも習近平氏に対する反感が高まったり、アメリカでは選挙の度に民主党、共和党が入れ替わったり・・・と変わるもの。10年も続いた黒田路線の継続はあり得ないと考えるのが自然です。となると、次期日銀総裁予想が盛り上がってくる2月上旬までは逆に今のトレンドが維持され、株もじり高歩調が続くのではないかと思っています。その頃は丁度3Q決算シーズンもたけなわで、トレンドが変わりやすいタイミング。というわけで、私は今回のイベントを無事通過できた今の気持ちとしては、少なくとも2/1の次回FOMCまでは買い目線で見ていきます。なおWTI原油先物はこれまでは限月が先の方が安かったですが、今年に入ってからは金利分の加味が原油の先安感を上回り、期先限月のものが高くなっています。なので今週のように限月交代の近くなってくると上昇圧力の方が強まります。日本株に関しては、外国人投資家の売りが強く影響しているのであれば、例えば今年はPBR革命(低PBRの是正)が市場のテーマになりそうですけれど、外国人売りの影響が薄く、低PBR是正の影響が強いスタンダード市場なんかはもっと見直しの余地がありそうです。実際、東証スタンダード指数は、他の市場に比べて高いです。指数のチャート的には200日線も75日線もまとめて上放れ。75日線に関しては上昇基調にあったので抜けやすかったのですが、200日線もまとめて抜いてきたところはインパクトがありました。先々週末時点の信用買い残は前週5.3倍→4.9倍に低下。少しだけですが買い残が減り、売り残が増えました。足元売買代金が細ってきている中で3.3兆円超の信用買い残の重石はやや荷もたれ感があります。ちなみに信用規制の影響が出たのか、日経レバレッジETF(1570)と日経ダブルインバース(1357)の買い残は少し減っています。新興市場は「中立」。本日の東証グロース市場指数は反落。アメリカでのグロース株買いに反し、昨日まで強かった分の反動が出ています。ただ先々週から日経レバレッジETF(1570)などの委託保証金率引き上げ影響もあってかマザーズの売買代金が増えているような感触。グロース市場やその他小型株も、アメリカでラッセル2000の上昇率が今年強めに出ていることや、為替影響が少なくドル建て評価も必要性が薄い国内完結型タイプがメインであること、日本の金利低下期待感や一旦売られ過ぎた銘柄の買い戻しなどで買われやすい環境にあるようです。【ポートフォリオ銘柄】北陸電力(9505)は続落。東京電力が6月から3割値上げということで、電力料金の上昇スパイラルが止まりません。電力株自体は本日上昇も、年初からは総じて弱い動きが継続しています。12月の電力料金を見て青ざめたという声がネットに溢れていますが、そういう意味合いで電力株の値上げ圧力に気付く投資家も増えるのではないでしょうか。Deere & Company(DE)は反落。ドルの下落は商品市況の追い風になっていますが、穀物価格は先週から下落に転じる動き。それに敏感に反応したことや、これまで最高値近くをキープしていた分の反動が出た形。ただその分今後出てくる決算に対してのハードルが低くなったような気はします。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2023年01月24日
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前回の米原話の続きです。失意の中、米原から敦賀行きの新快速に乗って敦賀に到着。しかし私が乗るサンダーバードまで1時間以上の空き時間があります。なので、ここで夕飯として福井名物ソースカツ丼でも食べようかなと考えていました。鉄オタの友人に「この大阪→金沢の切符で、敦賀での途中下車って出来ますかね?」と聞いてみたところ「それはわからないから、駅員さんに聞いてみて」とのこと。というわけで米原同様にダメ元で聞いてみましたが、ダメでした。というか、むしろ駅員に「なんで米原から乗ってきてんの?」と怒られた感じに。いやいや、なんでと言われても、そりゃ何かしら用事があったからでしょうに。「じゃあ(改札から出ない)駅構内でご飯を買ったり食べられるようなところはありませんか?」と聞いてみましたが「無いよ」と冷たくそっけない返事。敦賀駅は改札を通るとキオスクはおろか、待合室やトイレすらありません。トイレは多分言えば一旦改札から出してくれたのでしょうけれど、先ほど怒られた感じになったので言う勇気もなく。電車のトイレまで我慢しました。福井には恐竜博物館があることから、敦賀駅のホームのベンチには恐竜の擬人化された銅像が座っていました。ほとんど人がいない寂しいホームで、私は彼の隣に腰を下ろし、カバンの中に入っていたカロリーメイトをモグモグ食べます。12月中旬で雪が吹雪く暗い夜の寒空。ものすごい絶望感と孤独を感じました。恐竜を触るととても冷たく、駅員の目線も冷たい。氷河期で絶滅した感が表現されているようでした・・・。↓こんな感じhttps://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1021151-d23548646-Reviews-Dr_Dinosaur_Tsuruga_Station-Tsuruga_Fukui_Prefecture_Hokuriku_Chubu.htmlその後ようやくやってきたサンダーバードに乗車。今思えば一本早いサンダーバードの自由席に乗ってしまえば良かったのかも知れません。ともあれ電車の中はとても暖かく、遭難しかかっていたところに救助隊に救助された感がありました。ソースカツ丼を食べること能わずの私は、金沢駅で吉野家の牛丼を食べ、それから新幹線で高岡に戻りました。正直、この帰りの一件で米原はとても好きになりましたが、敦賀は新幹線が開通しても二度と降りたくないと思いました(~_~;)敦賀の方、好感度挽回のためにソースカツ丼をおごってください。(完)
2023年01月22日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~(※春以降値上げを計画しています。現在であれば、旧料金体系でのご契約となります)相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反発。前日のNYは出てきた経済指標が予想を上回ったことや、ブラックアウト期間前のボストン連銀総裁のタカ派的な発言を受けて3指数揃って軟調。中でも対中国規制を意識して半導体関連株指数のSOX指数が3%近い下落となり、ここまで相対的に強かったNASDAQの下落が大きめ。Netflixは3%安で終えたものの、引け後の決算を受けて時間外で7%程の上昇。それらを受けた日経平均は朝方こそ売りが先行。ただほぼ寄り付きを底値に次第高の展開に。為替も次第に円安方向に振れ、株高に繋がりました。アジア株もしっかりで追い風に。後場もドル円が129円台を回復したことで買い安心感。そのまま右肩上がりで昨日寄値を超える高値引けとなりました。売買代金は2.3兆円台と閑散。REIT指数は直近安値を更新する場面があったものの、引けで戻して1800ポイントを回復しました。投資判断は「やや買い」。まずアメリカ株の方は今年に入ってから比較的順調です。S&Pは今週4000ポイント台を回復する場面があり、今年に入ってからの上昇率は4.2%に達しています。それに合わせてVIX指数も1年ぶりの低水準を付ける場面も。ちなみに日経VIも18ポイント割れで案外低水準です。注目のアメリカCPIは総合に関しては全く予想通りの着地で、前月の年率+7.1%→+6.5%に低下。エネルギー価格の落ち着きが主因の模様です。コアも+6.5%→+6.3%ということで、インフレのピークアウト感が見えて個人的にはベストシナリオで着地したようには思われます。売られ過ぎた半導体株中心にNASDAQに買い戻しの資金が入り、今の状況の良さが見て取れます。売り方が嵩にかかって売り仕掛けられる場面ではないということはわかります。ドルだけは下がっているのでトリプル高ではないのですが、債券もしっかり。ISM非製造業景況感指数がコロナ時を除けばリーマンショック以来の50割れとなったことなどから2年債と10年債の金利差が広がり逆イールドが深耕しているのは気がかりですが、ともあれアメリカ市場に資金が戻ってきている形です。より正確に言えば、EUやイギリスといったヨーロッパがトリプル高の状況にあります。もう一つ、日本株の弱さの裏側で中国株の復活が顕著です。もっと言えば世界で円建ての日本株だけが弱い状況とも言えますが、アジア株のリバランスとして中国株買い日本株売りは、(それ程大きくは無いにせよ)少なからず起きているのではないかと見られます。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-13/ROF1CCT0G1KW01昨年末の日銀の金融政策の変更がキャリートレードの巻き戻しを誘って世界の株式市場が混乱に・・・という事態に及んでいないのは不幸中の幸い。金利差は十分大きいですが、為替が円高に進む中で外国人から見た債務残高が増えますから、嫌気する巻き戻しが出ても不思議ではありません。ビットコインは今年に入ってから息を吹き返してしっかり。特に最近はドルが安くなってきた分、ビットコインに資金が回っている感じです。またその他商品市況にもドル安の恩恵があり、しっかり上昇している形。日本株に関しては大発会こそ安く始まりましたがその後は強く、結局昨年10~12月と同じような展開になる可能性があります。色々なイベントがありますが、機関投資家のポジションリバランスが一番の需給要因であり、それに沿って動きが「後付け」でイベントの結果を使って解説されているだけなのかも知れません(イベントの初動はアルゴで反応しているだけ?)。チャート的には年初のブログで書いた長期下値支持線、すなわち「アベノミクス開始後の下値支持線」が意識されているような形で何とか命脈を保っています。ここを明確に割り込んでしまうと下落がいよいよ本格的になってくるのでしょうけれど、個人的には1月は乗り切れる方が可能性は高いと思っています。私も含め皆が皆「年前半は安い」と言っているので、警戒感は十分織り込まれていると見られますし。ここから相場が一段と下がるには、もう少し買い方を油断させるか、発射台を高く持ってこないといけないでしょう。この水準から売り仕掛けようにも、ハイリスクローリターンだと認識している投資家が多いと思います。個別では、日本製鉄(5401)が昨年5月以降続いた上値抵抗線をブレイクしてきたように、外需が今年に入ってから元気。安川電機の決算に関してはアナリストがそれぞれサーボモーターの受注減にケチを付けたようでしたが、それでも買われたところに意味がありました。一方、更なる政策は時間の問題という見方から銀行株は好調。三菱UFJFG(8306)はリーマンショック以来の高値を付けました。銀行も金利が上がったからと言ってすぐ貸出金利が上がり、収支が改善するわけでもありません。そもそも債券価格やREITなどの下落でのダメージが大きいです。ただ決算発表までまだ1ヶ月程時間があるので、銀行株はその間は買われやすい時期とも言えます。新興市場は「中立」。本日の東証グロース市場指数は続伸。例年1月は低PBRが優位ということもあり、スタンダード市場も含め全方位的に買われても不思議ではない素地はあります。できれば日本も「株高、円高、債券高」のトリプル高となって欲しいですが、日本の方は債券価格が下がっているので、それが資産ポートフォリオのリバランスを生んで日本株を弱くしている面はあるでしょう。【ポートフォリオ銘柄】トヨタ(7203)は反発。値動き自体はパッとしませんが、なんだかんだで5連続陽線となっています。先日の日経報道では自動車セクターが「09年2月の以来の不人気」ということですが、09年2月はリーマン・ショック後のボトム近辺。陰の極から後は買い戻されるだけというような感じが出て来ています。一蔵(6186)も反発。中国の春節入りを控えインバウンド関連株は空運や百貨店株で盛り上がっていますが、和心(9271)は反落の動き。同社も戻りがイマイチです。もう少し盛り上がるきっかけが必要です。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2023年01月20日
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前回のダイフク(6383)工場見学話の続きです。やがてバスは丘の一画に設けられたダイフクの工場に到着。とは言うものの、肝心の工場見学の詳細は守秘義務もあり割愛。写真撮影も勿論禁止でした。とにかく自動でグイグイ動く機械達が、最先端記述で我々の生活物流を支えてくれていることがよくわかりました。帰りは敷地内をバスでぐるりと見学させてもらいます。以前はゴルフ場も敷地内にあった程の広大な敷地を巡ると帰路に就きます。米原駅には予定よりも早く到着。コインロッカーから荷物を取り出して時刻表を見ます。今回、私は旅行支援策を使って大阪までのチケットを持っていました。具体的には金沢と大阪を往復する特急サンダーバードの特急券と乗車券を持っていました。大阪→米原まで来たので、琵琶湖の東側をそのまま北上し、敦賀から金沢までサンダーバードを乗る計画です。米原から特急しらさぎに乗って敦賀まで行こうと思いましたが、時間があるので普通電車でも間に合います。というわけでゆっくり敦賀まで行って、サンダーバードに乗ろうと思いました。ここでふとダメもとで駅員さんに「あのー、この乗車券【大阪→金沢】でここから乗れませんか?(^_^;」と聞いてみると、駅員さんは切符を眺めながら「あ、これ大丈夫だと思いますよ」と言い、念のため隣の駅員さんと確認しOK。なんと、米原から金沢まで、この乗車券で行けるみたいです。やったー!米原→敦賀間の運賃860円浮いたぜ!ラッキー!!何でも聞いてみるもんだ(^_^)ノ・・・という喜びの声をSNSで鉄オタの知人に伝えたところ「え、逆に大阪→米原まで普通運賃払ったの?」とのこと。「はい、1980円払って普通に乗りましたよ」と答えると「いやいや、その切符で米原途中下車できたのに。湖西(琵琶湖の西側ルート)でも琵琶湖線(東側ルート)のどちらでも使えるし、更に米原で降りられるんだよ」とのこと。ガガーン!(゜o゜;)860円浮いたと喜んでいたら、むしろ1980円損していたとは・・・orzやはり事前に色々と調べて情報戦を制しないと、損してしまいますね・・・。(つづく)
2023年01月18日
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2023年01月17日
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前回の大阪宿泊話の続きです。翌朝。ホテルから大阪駅へと向かう送迎バス第一陣にどうしても乗らないと間に合わないスケジュールだったので、出発時刻の20分程早めにチェックアウト。結果的にバスは全然空いていたので、そんなに早く出る必要がありませんでした。私と同じくらい心配性の女性の方と二人で「ここが乗り場で間違い無いよね?」的なアイコンタクトを送りながら、バスの到着を待っていました。やがてバスは大阪駅に到着。今度はちゃんと快速ではなく新快速に乗って、順調に米原駅に到着しました。しかし通勤ラッシュの時間帯だったのでギュウギュウに押しつぶされます。コロナもインフルエンザも防御のしようがない超密度(××)実に20年ぶりくらいにラッシュアワーを体験しましたが、次の駅に着くまでつま先立ちを余儀なくされ、足がつりそうになって一人汗をかいていました(@@;)大阪から京都まで通っている女子高生なども居て、毎朝こんな目に遭っているのかと思うと、都会暮らしはやっぱり大変だと改めて痛感しました。米原に着くと、荷物をコインロッカーに預けます。ところが、ここのコインロッカーはSuicaなどの非接触カードには非対応の現金のみのもの。うーん、ここ最近ほとんど現金を使わないので小銭を持っていない身には辛いですね(~_~;)キオスクで特に必要性が無いのど飴を買ってお釣りで300円を作ります。荷物を預けると、バスに乗ってその日の目的であるダイフク(6383)の滋賀工場「日に新た館」の見学です。途中、高くそびえ立つフジテック(6406)のエレベータ研究塔を横目に、いずれはここも見学してみたいと思いつつ、バスで1時間弱揺られ現地に到着しました。そしてリニューアルされて真新しい「日に新た館」には、無料のコインロッカーがしっかりと用意されていたのでした。無料の自販機も用意されており、あぁ、こんなに至れり尽くせりならば、もっと早く教えて欲しかったです・・・orz(つづく)
2023年01月15日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~(※春以降値上げを計画しています。現在であれば、旧料金体系でのご契約となります)相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反落。前日のNYは注目のCPIが市場予想通りの着地となり、安心感から3指数揃って上昇。中小型株指数のラッセル2000は1.7%の上昇。TSMCが決算速報はイマイチだったものの買われたことで、半導体関連株指数のSOX指数は1.2%の上昇。VIX指数は18.8ポイントに低下。長期金利は3.44%に低下。WTI原油先物は78ドル台に上昇。それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ドル円が円高に振れ128円台に突入したことや、ファーストリテイリング(9983)が減益決算を発表して大きく売られたことが響きました。1/11の上昇で空けた窓を埋めた水準で一旦下げ渋るも、10時以降は改めて売りが加速。10年金利が上限0.5%を上回り、昨晩先物が26000円割れまで売られたことから、それに沿う動きになりました。TOPIXの方は金利上昇により銀行株が引き続き買われたことでプラス圏に切り返したものの、25日線を意識して上値が重く。後場は若干下げ渋りの動きが出たものの、13時半以降改めて売りが加速。前場安値圏まで売られ、そのまま安値圏での引けとなりました。売買代金は3.4兆円台とSQでもあったことから拡大。REIT指数は続落で終値ベースでは約2年ぶりの安値に。投資判断は「やや買い」。前回からの繰り返しですが、私も基本的には今年前半の相場は安いと思っています。本当に外国人投資家が「アベノミクス終了」を意識して売ってくるのであれば、開始の13年~22年までの外国人投資家は累計で9,005億円の買い越しとなっていますが、もう一息売って完全にチャラになる公算。しかし今改めて振り返ってみてみると、実は外国人投資家は先の民主党政権時代の方が買い越してるんですね。まあ変化を期待したのもあるかも知れませんが、当時は純粋に株価が安かったからなのでしょうけれど・・・。https://www.traders.co.jp/margin_derivatives/investor_trends/year/2023株価予想は「何らか突発的なイベントが起こらなければ」と前置きが必要かも知れませんが、今まで株式相場と向き合ってきてわかったことは「突発的なアクシデント云々は株価が本来向かいたがっている水準に近づけるきっかけや引き金に過ぎず、無くても時間の問題で株価は然るべき水準に収斂する」ということです。コロナ暴落の前から経済指標は既に悪化に向かっていましたし、逆にコロナで経済を止めても株価が最高値に戻ったこともそれを証明しているように思えます。ですから予期せぬ悪材料が飛び出してさっさと調整を入れてしまった方が、むしろ株価にとっては良いのかも知れません。誤解の無いように言いますが、それはあくまで「株価にとって」の話であって、景気などにとってはまた別のお話。チャート的には25日線が75日線や200日線とのデッドクロス。ただ実は75日線と200日線のデッドクロスは吉兆というアノマリーがあります。説得力が無いのは昨年1/19に示現して以降1ヶ月半下落したじゃないか、というところなのですが、それ以前ではまあまあ成立する神通力でもあります。ところで大納会は日経平均がわずか「83銭高」という非常に恣意的な終値になりましたが、10年以降で日経平均の終値が1円未満だったのはこれで16回目になりますが、その後一ヶ月は高いというアノマリーもあります。これまで実に12勝4敗という結果に。ただこちらも直近で実現した21年6月24日以降は下がっているので、神通力は弱っているかも知れません・・・。需給面でも売買代金こそ薄かったですが、一応12/29の空売り比率51.4%は昨年4番目の高さではあったので、売り方の買い戻しみたいな動きも期待できそうです。昨年は三菱重工(7011)や三菱UFJFG(8306)といったバリュー系の上昇が目立ちました。実際業態別でも造船系が値上がり率首位でしたが、逆に精密機械、機械、輸送用機器、電気機器といった円安メリットの値下がりが大きくなりました。一応サプライチェーンの混乱による供給不足もあったのですが、原価高に繋がり株式市場的には確かに「悪い円安」だったのかも知れません。石油などの鉱業は2年連続で値上がり上位業種で、さすがに今年は弱いと思うのですが。しかし年間騰落率は、案外最後の3ヶ月で決まる感じがしています。つまり年間を通じて上げ続ける、下げ続ける業種はあまり無いという感じではあります。昨年も書いたのですが、1月は経験則的に選ばれやすいのは「低いもの」が主流になりやすいです。すなわち小型株、低位株、低PER、低PBR、株価の低いもの・・・が選ばれやすくあります。もう一つ付け加えるなら「低知名度」ということでスタンダード市場に注目しています。今年は低PBR銘柄にメスを入れようとする市場の動きが本格化するならば、知名度が低い故のディフェンシブ性(外国人が持っていないから)、TOB期待感なども合わせてスタンダード市場にお宝銘柄が続出しそうです。あとNISA枠の復活から高配当のものは選ばれやすそうです。岸田政権になって唯一良かったのはそのNISAの拡充です。生涯1800万円の枠があるものの、売却すれば翌年には枠が復活するということなので、証券界は喜んでいます。ただ減税と増税はセットなので、その分増税が行われることが今年のマイナス部分。まあアメリカやイギリスなども含めて世界的にコロナの後始末的な増税トレンドはあります。そもそもNISA枠拡大も来年からの話ですから、それを期待して買うには早過ぎます。新興市場は「中立」。本日の東証グロース市場指数は続落。アメリカでNASDAQやラッセル2000が買われたことから、日本でもこれらに買い戻しの動きが出そう・・・と思いましたがダメでした。グロース市場も目先リバはあるとは思うものの、他市場に比べて特段パフォーマンスが良いわけでも無さそうです。プライム昇格期待感のある大型株、Core銘柄の一部にのみ優位性はありそうですが。【ポートフォリオ銘柄】トヨタ(7203)は反落。足元でドル円が円高方向に振れていることや、前日の不二越(6474)の決算でも上半期の生産調整を見込んでいることが明らかになってきたことなどで売られる展開に。アメリカでは中古車市場が落ち着き始め、新車価格もそれに続くのではないかという懸念が出て来ています。12月以降の下値抵抗線1800円水準での下げ止まりを確認したい段階。Deere & Company(DE)は反発。CPIの発表を受けて一段とドル安が進み、その分穀物価格が上昇。農家の収入拡大期待から同社も買われる動きになっています。年初来高値まで2%程度のところに位置している好需給株ですから、突破後の上放れに期待です。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2023年01月13日
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前回の大阪宿泊話の続きです。今回、旅行支援クーポンで3000円分の地域クーポン「おおさかPAY」がもらえたので、それを利用して外食。行列ができるおでん「花くじら」も興味があったのですが、「花くじら」ではおおさかPAYが使えず。スケジュール的に翌日は早朝に大阪を発たないといけないので、何とか3000円分をその日の夜のうちに消費しなければいけません。本来は大阪でしか食べられないようなお店に行くのが筋ですが、仕事柄一人で外食する時は、なるべく株に関係するところに行きたいと考えています。というわけで近隣で使えるお店を検索した結果、地元に無い「焼き肉ライク」に行きました。ライク関連株と言えば幸楽苑HD(7554)がFCをやっている他、無煙ロースターのSHINPO(5903)辺りですかね。個人的な感想として、3000円も出せばお腹いっぱい食べられてアルコールも2杯飲めましたが、まあ価格相応かなという感じはします。一人でも気軽に食べに行けるという点は良いですけどね。ともあれ食べ終わった後は、腹ごなしに散歩しながらホテルに戻ります。しかし驚いたのは、大阪の人がいつの間にやら信号をきっちり守るようになっていたこと(゚o゚;;20年前に私が住んでいた時は、車が来なければ問答無用で横断歩道を渡っていたのに、きちんと青に変わるまで待っています。ここは本当に大阪なのか!?あるいは異次元空間に迷い込んでしまったのか!?(失礼!)・・・と馬鹿なことを考えながら歩いている途中、朝日放送GHD(9405)の本社脇を流れる堂島川で巨大なアヒルを見かけて思わず足止め。クリスマス向けのイベントとして、光と音楽と噴水でその巨大アヒル「ラバー・ダック」を彩っていました。こんなシュールなイベントをする辺り、やっぱり大阪なんだなと思いました(^_^;(つづく)↓その動画
2023年01月12日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~(※春以降値上げを計画しています。現在であれば、旧料金体系でのご契約となります)相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続伸。前日のNYはパウエル議長の講演でタカ派発言が警戒されていましたが、特段金融政策に言及されなかったことから、薄商いの中3指数揃って上昇。それぞれ前日とは逆に引けにかけて買われました。中小型株指数のラッセル2000は1.5%の上昇。VIX指数は20.6ポイントに低下。長期金利は3.62%に上昇。WTI原油先物は74ドル台で横ばい。それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。いきなり昨日高値を上回って始まり、その後も上値追いの展開に。昨日好決算を発表した安川電機(6506)の急伸をきっかけに外需系銘柄に買いが集まる形。ほぼ全面高の展開になっています。売買代金は10時半時点で9000億円台と低調。REIT指数も続伸。投資判断は「やや買い」。昨年のアメリカ株はNASDAQの崩落が顕著でした。これまで極端に買われ過ぎていたGAFAM系ギガテック株は、まず最初にFacebookが崩壊すると、Teslaなどその後も順次売られ、最後の砦であるAppleも年末にかけて崩れてきました。今年から自社株買いに1%の税金を徴収されるため、得意の自社株買いも難しくなってきます。ギガテック系もサプライチェーンの混乱やドル高などとは無縁でいられず、また人員整理も進んでおり、強みの成長力にも翳りが見られています。もう一つはSOX指数の下落です。年間で35.8%の下落となり、NASDAQを上回る下落率。あれだけ底堅いNYダウの足を引っ張っているのがIntelで、実に半値近くになり30銘柄の中での下落率トップ。半導体需給の逼迫は事実ですが、ここ3年間米中対立なども背景にシリコンサイクルを無視して強かったところが、いよいよ転換点を迎えた年になりました。そういう意味でアメリカではNASDAQがだいぶ陰の極感を出しています。20年2月に付けたコロナ前高値までまだ下がっていないので調整不十分という感じはまだ残っていますが(ダウの方はそこを割り込んでから反発してきた)、反発し出すと爆発力は大きそうです。キャシー・ウッド氏のような逆張り筋が一番狙っているのは、このNASDAQの反発なのでしょう。ただ年内の利下げはまだ無理とされる中で、NASDAQの反発力は限定的となっています。金利動向は様々な方面に影響しますが、日本人の我々の目に昨年最もホットに動いたのは為替です。一昨年は13円しか動かなかったドル円が、昨年はわずか1ヶ月半で13円動く高ボラティリティ相場に変わりました。逆に言えば前年動かなかったので、余計にボラティリティが高まったのだと言えそうですが、「悪い円安」と喧伝され、これまで散々MMTを口にしていたエセ論者のメッキが剥がれ一斉に黙り込んだ年でもありました。今年はFOMCメンバーが入れ替わり、タカ派の比重が低くなるとされています。2月に予定されている今年最初のFOMCでは大きな変化は無いと見られるものの、以後経済指標が出てくるに連れ、昨年よりはインフレに対する姿勢にマイルド味を帯びてくることになりそうです。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-21/RN8Q9GT0G1KW01ただ、私はそれが必ずしも株価に前向きに捉えられるとは考えていません。もし利下げが早まる観測が強まるなら、恐らくそこで今までと逆に不景気感を意識して株は下がると思っています。逆金融相場は既に終わりが見えており(個人的にはもう終わったと思っています)、逆業績相場に入ったならば、景気の悪さが株価の売り材料に繋がるからです。事実、 12月中旬から年末にかけてアメリカで「株安、ドル安、債券安」のトリプル安が進みました。すなわちFOMCでの利上げが0.75%ではなく0.5%に止まったことが、アメリカ金融市場の転換点になっています。「もうアメリカは利上げに気を遣わなければいけない程に景気が悪くなったんだ」という事実が、投資家に一段と強い警戒を与えていたと考えられます。アメリカから逃避した資金は一体どこに向かうのか。商品市況に関してはドル安が明らかに下支えしているようで、景気減速懸念にも関わらずしっかりの展開となっています。中国によるロックダウン回復期待感も背景にはあるでしょう。ただこれら12月中旬以降の転換に関しては、それぞれ投資家不在の薄商い環境下で起きていることであるので、所詮年末にかけたリバランスの一環に過ぎないかも知れず、まだ確証を得るには至っていません。今年の日本株の予想に関しては、前にも書きましたが、皆が皆「年前半安、後半高」と言い、一様に「年末TOPIX2150ポイント」つまりバブル後の高値更新と言っています。しかし、毎年毎年日経ヴェリタスなどに各アナリストの今年の予想が出ますが、いつも2月くらいの段階で既に過半が予想レンジを突き抜け脱落してしまうんですよね。結局皆、足元の環境を軸に考えてしまうので。うーん、今年はどういう風にハズレるのでしょうか・・・。ですから一年の予想なんてしても意味は無いとわかっていても、せざるを得ないのが我々予想屋に求められていること。一応、大部分の日経平均下値予想が25000円と言っているのですが、私は24000円までの下落があると思っています。理由はやはり日銀の姿勢転換とアメリカのリセッションでしょう。日米の中央銀行の姿勢変化が日本株には円高に繋がり逆風です。特に日銀が明らかに金利上昇圧力に屈してしまったので、日米の金利水準はむしろまだ差が広がっていく過程にあるにも関わらず、為替は円高圧力が強まります。個人的には年前半1ドル115円までの円高を想定しており、それが実現しないと収まらないようにも思います。ですからなるべく早く下がってしまった方がさっさとアク抜けに繋げることができるのではないかとも思っています。新興市場は「中立」。本日の東証グロース市場指数は続伸。アメリカでNASDAQやラッセル2000が買われたことから、日本でもこれらに買い戻しの動きが強まっています。アメリカのCPI発表で金利の上昇が落ち着けば、これらが単なるリバランスの買い戻しではないということになりそうですが。【ポートフォリオ銘柄】北陸電力(9505)は反発。今年に入ってから電力株に弱い動きが目立っていますが、特に東京電力HD(9501)は足元で昨年4月以来の安値水準となって弱い動き。原油が戻っているのは確かにありますが、市場全体の方向性を探る上でも見逃せない動きだと思います。一蔵(6186)は続伸。結局成人の日を通過しても盛り上がることなく無風でした。うーん、インバウンド関連としても盛り上がりませんし、割安是正のきっかけを掴みかねている感じ。スタンダード市場の底堅さは下支えですけれど。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2023年01月11日
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昨年末に書いていた姫路再訪話からの続きです。その日は大阪に戻って、大阪で一泊でした。翌日に米原に用事があったことと、以前中之島辺りに2ヶ月だけ仕事の応援で住んだことがあり、当時夜にランニングしながら「いつかこのでっかいホテルに泊まってみたい」と思いつつ通り過ぎていたホテルがあったので。それはリーガロイヤルホテル。ロイヤルホテル(9713)が運営する老舗のホテルです。一階部分が高級ブランド店が軒を連ね、ロールスロイスなどの外車を扱う店舗すらあります。実に20年越しに念願叶い宿泊することになりました。大阪駅からはちょっと離れていますが、送迎バスが出ているので便利です。送迎バスって誰でも乗れるので、泊まらない人も乗ってくるんだろうなぁ・・・と思っていたら、案の定、バスを降りてからフロントに向かう・・・ふりをして、バスの運転手が見えないくらいのところで突然Uターンして、どこかに消えていくおじさんがいました。まあ安いルームにしたせいで、個人的な感想としてはまあまあでした。老舗の良さはあるのと、部屋が乾燥してないのは高得点ですが、どうせ寝るだけですし個人的には部屋からの景観と風呂設備が充実しているホテルが良かったです。部屋に空調設備がなく、当日寝る時には寒かったです・・・(つづく)
2023年01月10日
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2023年01月06日
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あけましておめでとうございます。また新しい年がまた始まりました(^^)昨年はコロナに対する世の中の暗い雰囲気が少しずつ変わってきた感じはありましたが、ロシア、中国、北朝鮮といったところの地政学リスクがまた強く意識される一年になりました。まあ意識されない年なんて無いのでしょうけれど・・・。年のせいかもしれませんが、なんか最近はニュースって視聴者を惹き付けるための不安を煽るだけのツールに思えてきて、テレビでは案外地元のケーブルテレビの、当たり障りのない話題を見るのが日課になってきました。暗いニュースばかりしか報じないのが、日本全体を暗くしているようにしか思えません。うちの娘は今年から小学生になりますが、まだ近所の小学校はマスクを強いられているようで、そろそろ個々の自由にしてもらいたいです。以前のような日常生活を取り戻すことが、まず日本を元気にする第一歩のように思うのですが。早速愚痴になりましたが、2023年は始まったばかり。本年もどうぞ宜しくお願いいたします(^_^)ノ
2023年01月01日
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