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2021.12.05
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カテゴリ: 識別について
昨日、茨城県南部の水田地帯に出かけた折、オオハヤブサを観察しました。
(昨日観察した個体の特徴)
頬ひげは、黒褐色の後頭部とつながり頭巾状に見えました。
昨シーズン観察した皆さんが頭巾をかぶっているようと評されていたのは
ひげの幅が広く後頭部との間の白い羽毛の湾入(入り込み)が目立たないので
頭巾をかぶっているように見えたものと思われます。
また、胸から腹部はオレンジ色がかっていて腹部の横斑は太い印象でした。
なお、腹にハート型の斑がありました。また、強い風の影響でバランスを
崩した際に一瞬ですが、翼下面が暗色なのが見えました。
(過去に実はオオハヤブサを観察)
過去の撮影画像をおさらいしていましたら、2014年1月18日にさいたま市
芝川調整池でオオハヤブサを観察していました。
ほぼ今回と同様の外観的な特徴でした。
(亜種ハヤブサと比較すると)
アップした画像は、2019年1月に流山市で観察した亜種ハヤブサです。
腹部の横斑はオオハヤブサと比べると細い印象です。
また、2017年に茨城県西の洲干拓地で観察したハヤブサ雄成鳥は、
オオハヤブサと比べると目の周りが黄色で目がぱっちりして見えました。
(ハヤブサの亜種について)
ハヤブサの亜種を文献で調べたところ、日本とシベリアに生息するのは
Falco peregrinusでした。また、亜種ハヤブサのほか、6亜種でした。
亜種オオハヤブサ(F.p.pealei)
北千島からアリューシャン列島、北米太平洋岸に生息する亜種で
亜種ハヤブサより少し大きくて上面が黒っぽく頬ひげが少し太く、頬後部に
黒い縦斑、前頸から上胸にかけての縦斑が目立つ。
亜種シマハヤブサ(F.p.furuitii)
亜種ハヤブサに比べて少し小さく上面が黒く、胸から腹がオレンジ色で脇が
灰色。
亜種シベリアハヤブサ(F.p.harterti)
頬ひげと脇の横斑が少し太く、上面の黒色横斑の幅が広い。上面全体が黒っぽく
見え、胸から腹が紅色を帯びる。
亜種ウスハヤブサ(F.p.calidus)、亜種ツンドラハヤブサ(F.p.tundrius)
上面が淡色で頬ひげ状パッチが細い。
亜種アメリカハヤブサ(F.p.anatum)



















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最終更新日  2021.12.05 18:22:19
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