カブトムシ



先日友人もI氏が子供を連れてカブトムシを採りに行ったことを聞いた
夜の8時過ぎに出かけていったらしい。
静岡市足久保にある諸川の池付近の山の中へ懐中電灯を持参して
地元の人の案内で山の中にはいったのだそうだ
その時がっかりした...樹の根元を先に採りに来た人が掘り返したまま元に戻してなく、子供にそのほじられっぱなしの様子を見せるのは辛かったそうだ。
多分、大人の仕業。
私もその話を聞いてなんだか悲しくなった
夏休みのカブトムシ探し、親子で出かけて、親は子供に自分の経験などを伝えながら、子供もまたその経験を伝えて行く
そういった教育の場がだんだん破戒されていくような気がした。
自然の中で育っているものを少しだけ勉強、経験のために必要とするなら
その、自然はなるべく壊さないで、そーと持ってきてほしいな...

<木箱の飼育>
子供の頃、家の縁側の下に弟が木箱に腐葉土を入れてカブトムシの幼虫を飼っていた、母と私は木箱の中身を知らなかったので、木箱の中のゴロゴロところがるように無数のかずの幼虫を見た時はビックリした。
さなぎになるまでひたすら土が乾かない様に霧吹きで湿らせた
そのつど土のなかの幼虫を取り出してての上でころがしながら弟は観察していた。
冬を越し春が過ぎ、さなぎになると、絶対さわってはいけないカブトムシのさなぎ
もし、そこで、人間が触るとそのさなぎは奇形のカブトムシになってしまう。
毎年つい好奇心で触ってしまう、いくつかのさなぎ、かわいそうにやっぱり奇形
に育ってしまう。
そんな、失敗を繰り返しながら弟はカブトムシを飼育していた。
私はそんな様子を何気なく覚えて自分の子供に伝えた

ブトムシは買うものではなく、大事に飼うものだった
いつの頃からデパートやペットショプで売られるようになった
今のお子様達、買ってきたカブトムシを来年のために飼育しているのかな?



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