ささやかな日々を楽しみながら‥‥‥

ささやかな日々を楽しみながら‥‥‥

PR

プロフィール

kaitenet

kaitenet

フリーページ

*ぶらり・めぐり


美術館巡り


ギャラリー・個展巡り


離宮・迎賓館巡り


人物巡り


四国八十八か所巡り


コンサート巡り


低山巡り


房総一周トホトホぶらり


山手沿線ぶらり


江戸七富士ぶらり


習志野ぶらり


まつりぶらり


小さなぶらり旅


大学キャンパスぶらり


訪ねた記憶をMAPに


議会・裁判所巡り


*習志野シリーズ


*母が遺した言葉


*座右の書(安岡正篤)


*少しばかり本の紹介


*ブログのえにし  (現在リンク不具合)


*競馬を楽しみながら


*夢こむさ習志野


活動理念


フェイスブックページ


ツイッター


活動紹介(スライドショー)


トピックス


ねっと活用さろん


習志野ぶっくさろん


習志野すぺしゃりすと倶楽部


みんまちへの参加


夢こむさ放送局


吉澤折り紙講習会


きらおどりコンテスト


「コミュチカ」への団体登録


*中1~高3 集合写真


*昭和44~45年の記憶


*昭和45年卒業生同期会


*学生時代のひとこま


*お薦めスポットin千葉&習志野


*同志社東京校友会(東京50年会)


*青春まっぷ(10~20代)


【ご質問・お問合せ】はこちらからお願いします


気ままにペン字を・・・


日々、花のチカラを感じながら・・・


勝手に展示館


退職後に始めた年毎の活動(65~70)


人生後半を楽しむ旅


コメント新着

aki@ Re:面白そうなので2回目も講座を聞いた(01/23) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2023年01月22日
XML
カテゴリ: 本に親しむ
磯田道史 著「日本史を暴く」

以下目次から

 歴史には裏があるーーまえがき

 第1章  戦国の怪物たち
  大仏を焼いたのは松永久秀か
  久秀が大悪人にされた理由
  信長は「地球は球体」をひろめた
  明智光秀の出世術
  光秀登場の黒幕
  細川家に伝わる「光秀謀反」の真相
  信長の遺体の行方
  水攻めを許した毛利の事情
  比類なき戦国美少年と淀殿
  秀頼の実父に新候補
  潜入失敗、忍者もつらいよ
  家康がけた外科手術
  家康の築城思想

 第2章  江戸の殿様・庶民・猫
  三代徳川家光の「女装」
  甲賀忍者も勤め人
  尾張藩主の連続死に迫る
  「幻の忍術書・間林精要」発見
  忍者のミッション・インポッシブル
  赤穂浪士の「吉良の首切断式」
  内匠頭の年賀状発見
  漫画で考える災害史、女性史
  女性の力で出来た藩
  「丹後ちりめん」の誕生
  江戸時代の猫寿命
  猫に「ミカンの皮」は毒
  カブトムシの日本史
  浦上玉堂と松平定信の接点
  江戸の「買春」価格は?
  江戸期のグルメ旅行
  座礁クジラは数千万円
  殿様の警護マニュアル
  鼠小僧は「義賊」にあらず
  「最後の女性天皇」の譲位
  大変だった譲位の儀礼
  梅の宴から生まれた「令和」
  新開発の退位儀式

 第3章  幕末維新の光と闇 3
  西郷隆盛、闇も抱えた男
  幕末、公家の花見行
  「コメ日本の圏外」が育んだ発想
  京都へ単身赴任した仙台藩兵の日記
  松平容保と高須藩の謎
  孝明天皇の病床記録
  龍馬の遺著か、『藩論』の発見
  「薩長密談の茶室」を救う
  日本人チョンマゲのやめ方
  修学旅行の始まり
  もみじ饅頭と伊藤博文

 第4章 疫病と災害の歴史に学ぶ
  ねやごとにも自粛要請
  感染楽観で繰り返した悲劇
  身代潰した「給付なき隔離」
  感染症から藩主を守る
  「サミット・クラスター」の韻
  疫病下の粋な人助け
  疫病史に照らせば中盤か
  最古のマスク広告か
  「江戸マスク」開発者二人の末路
  江戸時代に「オミクロン」?
  口と鼻でたどる日本文化史
  西日本で地震連動の歴史
  京都の震災復興、公家の苦闘
  正常性バイアスは怖い

 今はおたくの時代ともいわれる。磯田氏も自らおたくと言っているが、、

 「古文書から発見した歴史の一コマとの雑談」 内容を一口にいうとこんな内容。 これが意外に面白くて、その時代を読み解くヒントにもなる。一つひとつも面白いが、これらそれぞれの断片を俯瞰してみることにより、新たな全体像を見つけ出したり、発見にもつながりやすいのでは、、、 磯田道史氏の本はそんな本



 以下、“”部、一部本文から抜粋引用

 “日本列島の人々は「永く居る人」に高い地位を与えやすい習性をもつ。「当選回数主義」で有力政治家は高齢と世襲ばかりなのはそのせいである。明治維新はその逆をやった。門閥世襲を破壊した。西洋化近代化の新知識を重んじて身分の上下よりも知識の有無で、人を登用した。そのエネルギーはすさまじいものだった。それから一五〇年、我々の社会は再び化石化しつつある。”

 → 今の若い人は保守的とも聞くが、有能でチャレンジャーな人はどこにでも存在するので、停滞が長い日本社会も政治に限らず思い切った新陳代謝が必要。これは近年よく言われるが、必ずしもその通りに動いていないところもある。 政界や伝統的と言われる大企業など、その仕組み作りもまだまだなような気がしている。新陳代謝を促進して老害を取り払って、 とにかく、そんな人を見つけたら応援していくこと。できることはそんなことだろうか?


 “いま、日本中で古文書が捨てられ始めている。少子高齢化で独居老人が増え、さらに、家意識が希薄になってきたから、家に伝わる古文書が、家が絶えて処分されたり、ネットオークションでバラ売りされたりしている。バラ売りされると、情報価値が著しく下がってしまう。持ち主は意外に古文書の価値に気付いておらず、そもそも何が書いてあるのかさえ、わかっていない場合も多い。”

 → 何が書いてあるかわからないような書類は中身を考えずに捨てられていくのだろう、が、その中には歴史の発見につながるような思わぬ宝物があるのだろう。


 “災害時に怖いのは正常性バイアスである。 「そんなことはありえない」と平時の感覚 で災害に臨んでしまう。わかりやすくいえば、烈震に襲われ津波がくるのに、平時と同様に、ホウキとチリトリで割れガラスを掃除してしまう心理メカニズムのことだ。平時、役所や大会社は細かい約束事と手続きで動いている。しかし「有事にあっては、そのシステムを一瞬にして切り替えて、指揮官の決断によって行われねばならない」。有事は平時と違う時間だ。頭の切り替えが要る。報告・連絡・相談を密にしながら平時と違う速度と了見で決断せねば命は助からず復旧も遅れる。”

 → たしかに平時の感覚で非常時も対応してしまうものなのだろう。一呼吸おいて頭を切り替えないと思わぬ落とし穴に落ちるんだという戒め、いつ起きるかわからない想定外のことに想像力を豊かにして対応することが大事だ。


 温故知新ではないが、古文書からの学びはいたるところにある。


定年後の読書の旅 更新中







にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ 生き方ランキング(現在2位)

  クリック↓でいろいろな写真が見られます











  STOPしないと世界はえらいことになる!









日々の出来事ランキング

にほんブログ村テーマ 暮らしを楽しむへ
暮らしを楽しむ

Facebook

Twitter

instagram

youtube



耳より情報




習志野の風景 写真集


ワンストップ習志野


習志野ぶらり


習志野ぶっくさろん


習志野わくわくMAP


「習志野防災かるた」 が完成


わくわく習志野(ツイッター)


足で拾ったビジュアル習志野情報


習志野の民話が形(本)になりました


アクティブシニアネットワーク・習志野


アクティブシニア市民講座(習志野)


夢こむさ習志野









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年01月23日 06時26分01秒
コメント(0) | コメントを書く
[本に親しむ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: