蒼き詩人の世界

蒼き詩人の世界

ボク達の詩(うた)


ほとんど意識せずに使われている

ボク達はその中でも
少しだけ言葉に拘る者たちだ

言葉がボク達を選んだのか
ボク達が言葉を選ぶのか知る由はないけど

言葉を綴る 言葉を操る
そんな君達の表現をボクは愛する

ボク達は感情を詩で表す
    恋のときめきを
      もどかしさを
      愛おしさを
      慈しみ 悲しみ
      狂おしさを

    愛の優しさ
    真の凛とした感じ
    絆の深さ
    心の大切さを

ボク達は情景を詩で顕す
    四季の美しさを
    空の大きさ 
    海の深さ
    太陽の輝き
    月の浮かぶ様
    星の瞬き
    たおやかな大地を

ボク達は言葉で自分を表す
また言葉で自然を顕す

時としてボク達は詩で会話する
  詩で心を通わせる
詩と詩が求め合い 探り合い
  時として恋をする
  イメージとイメージが恋する時
  魔法さえ生まれる

ボク達にとって 詩は名刺であり
        恋文であり
        宣誓文であり
        履歴書であり
        遺言である

ボク達は止まる事を知らずに
それぞれの詩を抱きながら歩き続けて行く    



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