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2014年05月30日

母への「ロッ供養」？！

テーマ：今日のこと★☆(106484)

カテゴリ：カテゴリ未分類

今日は実母の命日。
亡くなってから丸3年となった。
これまでは父や妹たちと集まってから墓参に行っていたが
父たちは私がライブだった日曜日に行くことになっていたので
今日は私ひとりで初めて行ってきた。

すっかり緑が深まった多磨霊園。
夏になると蚊の攻撃がすさまじいため
長時間滞在できるのは今の時期がギリギリだろう。

馴染みの墓石屋さんで花を買おうと挨拶にいくと
末妹がすでに来ていたらしく
花はもう不要とのことで
家から持参した香りのよい青森ヒバのお線香を炊き
先日のライブの録音をお経がわりに墓前で流して
しばらくひとりで時間をすごした。

思えばドラムスクールの発表会には聴きに来ていた母だったが
ライブには一度も呼んだことがなかった。
（呼ぶと騒ぎを起こすので：苦笑）
私がドラムをやることについてはとても応援してくれていたのに
1度くらいバンドでの演奏を聴いてもらえばよかったなと
今になって反省・・・。

ダメ母とダメ娘の不恰好な親子関係。
私があの世に行ってから
ちゃんと感謝と謝罪をしようと思う・・・。

父たちと来ると
あまり歩き回れずすぐに帰ることになってしまうため
いつも同じ区画の親分（？）東郷平八郎さんと山本五十六さんのお墓にだけしが
お参りできなかったが
今日はひとりだったのでちょっと周囲を歩いてみることした。

そばにあるはずの新渡戸稲造さんのお墓がなぜかどうしても見つからず
ウロウロと歩き回った挙句に断念・・・。
新渡戸さんのお友達の内村鑑三さんのお墓は見つかった。
高橋是清さんと西園寺公望さんにお参りしてから
児玉源太郎さんのお墓を探すが
これまたなかなか見つからず
やっとたどり着き
少しお掃除をさせていただいてからお参りした。
奥様の松子さんのお墓がご本人とまったく同じ大きさで並んでおり
ご夫妻の仲睦まじさが伝わってくるようだった。

こういう人たちは今の日本をどう思っているのだろうかと
どんどん劣化していく人間という生き物の行く末を思った。

本当は岡本太郎さんと江戸川乱歩さんと丹波哲郎さん
谷啓さんとゾルゲさんのお墓にも
お参りしたかったのだが
時間切れであきらめることに・・・。

鎌倉のお寺の墓地は土地柄怨念がキツいが
歴史の浅いこういう墓園はそういうものがほとんどないので怖くない。
高野山はなぜか怨念が感じられなかったが
あそこはたぶんこのような墓園のルーツのようなものなのかも・・・。

「みなさんいろいろありましたでしょうが
　割り切って仲良くやっていきましょう」

というところだろうか・・・？（笑）

ミーハーな母もその仲間に入れてもらえていることを願うばかり・・・（苦笑）
楽しそうにはしゃぐ母の屈託のない笑顔が思い出された。

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