上池台、いぶき野経由、南栗橋ゆき

[その５-下地島(2)]

[その５-下地島(2)]

１０月４日（水）
民宿つるみ荘 → レンタカー借り入れ → 平良港 10:30 → はやて海運フェリー → 11:00 佐良浜港 → 下地島空港（離発着訓練撮影） → 通り池 → 帯岩 → 渡口の浜 → 白鳥崎 → 牧山展望台 →さしばの里・オーシャンハウスinさしば泊。

↓「伊良部・下地島」観光地図。
伊良部・下地島地図

宮古島から車ごと伊良部・下地島へ。

伊良部・下地島は、地図で見ると１つの島に見えるが、左側の下地島は、６本の橋で伊良部島と結ばれている。橋といっても、道路で細い川を渡る程度なので、別の島に渡ったという感じはあまりしない。

伊良部・下地島へは、宮古島からフェリーで渡る。宮古島でレンタカーを借り、車ごと船で渡ってしまう方が、移動は楽である。レンタカーは予め手配しておいた。「まっぷる石垣・宮古・西表島」に紹介されていた「沖縄レンタカー宮古店」。予約の際「まっぷるを見た」と申し出ると、基本料金（２日７，３００円）から千円割り引いてくれた。レンタカー事務所スタッフが、宿泊していた宿へ迎えに来てくれて、事務所へ行って車の借り入れ。すぐに平良港に向かい、フェリーへ乗り込むべく乗船券を買いに行く。

↓宮古市内で宿泊した民宿「つるみ荘」。

↓平良港フェリーターミナル。
平良港ターミナル

↓宮古～伊良部間「フェリーはやて」客室内。
はやて丸船内

↓「フェリーはやて」操舵室。
はやて丸操舵室

佐良浜港から、下地島空港を目指して～。

フェリー下船後、車で下地島空港を目指す。道順は、標識に沿って「下地島空港」方面へそのまま進む。空港の入口直前で「通り池・中の島湾」方向へ右に曲がらないといけないのだが、標識が「下地島空港」直進となっているので、そのまま右折せずに直進すると、下地島空港の敷地内へと入ってしまう。あとで気がついたので、引き返した。

↓下地島空港敷地内にある「下地島空港施設株式会社」の建物。
下地島空港３

↓下地島空港の入口。敷地内から引き返したところ。写真の車は、今回借りたレンタカー。
下地島空港４

↓空港滑走路の先端へ行く道。この道の先が、撮影名所となっている。
空港道

日本唯一の民間パイロット訓練飛行場「下地島空港」。

「下地島空港」と聞いても、どこの空港かわからない場合が多い。筆者も、以前はこの空港の存在を全く知らなかった。写真雑誌や航空雑誌で見かける飛行機の写真で「撮影・下地島空港」というものをよく見かけていたが、時刻表などにもここの空港を発着する飛行機はない。
のちに知ることになったが、ここ「下地島空港」は、ジェットパイロット養成のための、日本国内唯一の「訓練飛行場」である。かつては、那覇からの定期便も就航していたが、利用客低迷により現在は運休中である。

「下地島空港」について。（沖縄県庁・沖縄県の空港INDEX HPより）
昭和４０年前後空港需要の伸びは、世界的に著しく、本格的なジェット化時代の到来を前に、ジェットパイロット養成強化が急務となったが、ジェットパイロットの訓練を主とする空港は国内にはなく、アメリカにおいて訓練を行っているのが現状であった。

こうした背景や空港会社の要望により、昭和４０年６月に行政監察結果勧告、更に昭和４１年１０月に航空審議会答申があり、これに基づき運輸省は全国的に訓練飛行場を誘致要請することを決定した。

下地島飛行場は、当初非公共用として昭和４８年７月設置許可されたが、昭和５４年５月公共用飛行場（第三種空港）として新たに設置許可された。同空港は、昭和５４年７月に供用開始し、同年１１月からは航空会社によるパイロットの本格的な訓練などを開始した。また、昭和５５年１１月から南西航空の定期便（YS-11型機）が就航したが、利用客が少ないことから平成６年７月に運休し、現在に至っている。

強風の中での訓練飛行撮影。

折りしも台風１６号が接近し、訓練も中止しているかと思ったが、車で行ったときには訓練飛行は始まっていた。
既に昨日までの日記にて写真で紹介したものが、午前中の訓練の様子の一部。
昼近くになり、風が強くなり、帽子が飛ばされて敷地内に入ってしまうアクシデントもあった。幸い、巡回車が来てくれたので、声をかけて帽子を取ってもらった。敷地内に勝手に入る訳にはいかないので、帰りがけに空港事務所に寄って取ってもらおうかと考えていたところだけに、ラッキーなタイミング。
しかし、よいことばかりは続かず、昼には雨が一時的に強く降ってきて、ずぶ濡れになってしまった。

↓雨で暗くなったので、一瞬、誘導灯が点灯した。（明るくなると消えた）