高原のくらし 0
地方・田舎暮らし 0
全12件 (12件中 1-12件目)
1
緑の国の沙耶 / 塚越淑行 【本】「東にむかって歩きつづけ、やがて夜明けの気配がただよいだした。薄い雲の裂け目が生じ広がっていく。前方の空は紫色に変わりつつあった。カハルは起きだしたろうか。リアムのほうが先だろうか。牛たちは張った乳を搾ってほしいと待ちわびているだろう」(本文P121)
2017.12.16
コメント(0)
キミは、欲ばりになれる
2016.05.29
コメント(0)
[ヤマチカ和菓子鹿児島]毎年10月になると、万羽の鶴がやってくる出水の銘菓。大納言と小豆餡をたっぷり詰めた自慢のもなかです。ふく鶴むなかた:万羽鶴もなか 郷里の鹿児島・伊佐市の家を守りながら東京の家との二地域暮らしする友人から、 明石屋のかるかんをいただいた。 むかし鹿児島を訪ねたとき、 明石屋でかるかんを買って横浜に持ち帰った。 もっちりしているのは名古屋のういろうに似ている。 甘さも、ういろうに似て軽い。 ちょっと癖になる食味。 北海道旭川の友人も、勉強会にはお土産持参である。 鎌倉の友人は鎌倉のお菓子。 熊本の友人は美味しい芋菓子と、集まりには銘菓がいただけて愉しい。 横浜の友人はいつも、 自分でケーキを焼いてきてくれる。 1枚ずつラップで包み、手渡してくれる。 昨日は、別の友人宅で収穫したオレンジを加工した オレンジピール入り。 わたしはたま~に、 山荘の近くにあるチーズガーデンのチーズケーキ。
2016.03.05
コメント(0)
■商品名:生きる勇気が湧いて来る本 [ 国司義彦 ]■レビュアー:YP! ※投稿時■レビュー内容著者自身が30代で日産自動車を退職した。とくにトラブルがあったわけではなく、仕事は順調だった。妻子もいた。ちょっと怖ろしい選択だが、独立した著者は150冊以上の本を世に出した。企業での講演も人気のようだ。 もっと詳しく見る
2016.02.19
コメント(0)
生きる勇気が湧いて来る本著者:国司義彦価格:1,296円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る友人の本が出版され、その本を旧友の山本學に送った。その礼状だったのだろう、山本學から友人に手書きの封書が届いた。信書を読むわけにはいかないので、見せてもらった。差出人が印刷された薄い封筒と細字書体が、キリッとしてかっこよかった。黒色インクの宛名は、その硬さを和らげる万年筆書き。縦の短い便箋は二つ折りで、数枚ある。礼状を兼ねた旧友への手紙といった温かみが窺える。本が送られてきても、なかなか礼状が書けない。読んで感想でもと思っているうちに日がすぎるのが普通。そのうち年賀状に一筆加えたりといった無礼もある。山本學のような心のこもった長い手紙は、誠意がなければ書けない。葉書がせいぜい、メールが多くなる。むかしから山本學が好きだった。
2016.02.19
コメント(0)
☆1月発売の「江古田文学 90」に小説「花の葬礼」(加地慶子)が掲載されています。 20年前に起こした交通事故に未だに捉われて生きる男と、 その罪の人生から解放してやりたい39歳の女。 事故で死んだ医学生の短い人生を、 母の姿と共に現代に蘇らせた、 青年の再生のものがたり。 加害者は死ぬまで罪から解放されてはいけないか? *発行 「江古田文学」 在庫のある号は、本体価格+送料+振込手数料にてお届けできます。 バックナンバー入手についてのお問い合わせ先 電話:03-5995-8255 FAX:03-5995-8257 住所:〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1 日本大学芸術学部文芸学科内 江古田文学会
2016.01.20
コメント(0)
新刊のご紹介!2016年1月10日発売!『雇われない生き方=みんなで社長になろう 心豊かな未来へ』(国司義彦)http://plaza.rakuten.co.jp/kunishi/diary/201511280000/ 『雇われない生き方=みんなで社長になろう 心豊かな未来へ』(国司義彦) オビ~「どんな社会になっても、自分らしく生きてゆこう」 「未来社会の展望」にチャレンジするための「指針」「ヒント」を示すヒント6 「温故知新」より引用 「国司浩助は英独両国への留学後、資産家田村市郎の支援を得て田村汽船漁業部を設立、事業は飛躍的に発展し、日本食料工業、共同漁業そして日本水産となって世界1(当時)の水産会社に発展してゆきます。その事業発展の途上で、白洲次郎を30歳そこそこで、日本食料工業(のちの日本水産)の取締役としてスカウトし、英国に駐在させて新製品開発や海外事業展開を担当させました。これが当時外交官として英国に駐在した吉田茂と白洲を結びつけるきっかけとなったといわれています。が、鮎川は『百味箪笥』の中で、「自分もそう考えていたが、白洲本人に確かめたところ、白洲を敗戦後GHQとの交渉に当たらせたのは、白洲が日本水産の海外事業に派遣されていた当時の駐英大使で、吉田に先駆けて戦後首相になる幣腹原喜重郎で、当時から、白洲は幣腹氏を尊敬していた」とのことです」
2015.12.29
コメント(0)
。動画 気持い~いとつるつる!今治タオル認定美肌湯パック 鎌倉ペンクラブ公開講座「没後50年 高見順 人と文学」は4回シリーズで開催中。 第一回 11月7日 勝又浩 「昭和10年代作家」としての高見順 第二回 11月14日 川本三郎 高見順の下町彷徨 第三回 11月21日 御厨 貴 『敗戦日記』を政治史家の「眼力」で読む 第四回 11月28日 高橋睦郎 詩人としての高見順【楽天ブックスならいつでも送料無料】私小説千年史 [ 勝又浩 ] 第一回の勝又浩氏は話のなかで又吉直樹「火花」に触れてほめた。 ふだんは辛口の批評家であり、 新しい小説に厳しい勝又が 又吉作品を「いい」と言う。 作品だけでなく、 雑誌の対談や芸人の仕事でテレビに出る又吉さんにも好感をもっている。 「彼、いいですね」 他の文芸評論家や小説家の評価は知らないが、 勝又浩にほめられたのだから、 又吉直樹は文学者として高い評価を得たことになる。 秋山駿も、生きていたらほめたにちがいない。 小説も人物も。 秋山駿は女も男もカッコイイ人を好んだ。 秋山大先生の又吉直樹評を聞きたかった。
2015.11.10
コメント(0)
■商品名:これぞ!特許出願秘伝の書 [ 中本繁実 ]■レビュー内容一般社団法人発明学会会長の著書です。今秋開かれた出版パーティにはジャンルのちがう人たちが多く集まり、人脈の広さにびっくりしました。 もっと詳しく見る
2015.11.02
コメント(0)
【楽天ブックスならいつでも送料無料】吉田健一 [ 長谷川郁夫 ] 長谷川郁夫著『吉田健一』をまだ読んでいない。 読むつもりで購入している。 書評「四十年後の礼状」(新潮11月号)を書いた柴田光滋によれば「二段組六百五十頁」。 ちょっと読み始めるというページ数ではない。 「三田文學」に書評を書くとき読んだ『堀口大學』も分厚かった。 長谷川の本は書いても出版しても厚い。 小沢書店経営のころ出した秋山駿の本も重たい。 まだ開かない『吉田健一』を書評で読んだ。 「ついこのあいだのようにも思える」とある吉田健一の死は37年前で、昭和52年。 そんなむかしのことかと、 こちらもおどろく。 「優れた吉田論はすでにして多々ある」と知る。 *「父 吉田健一」(吉田暁子) だが伝記的には少ないようで書評の柴田光滋は「あれこれ思いを馳せる以外になかった」 長谷川がそこを埋める。 「どの頁からも、敬愛する作家について書くことの喜びが伝わってくる」 それを感じる柴田も、長谷川と同じ若手編集者だった。 「晩年の吉田さんを担当」していた。 吉田健一は「生涯を通して、議論で相手を言い負かすなどということに何の意味も見い出せなかった」 ゆえにというか、河上徹太郎を師匠筋に選び、小林秀雄を選ばなかった。 へえ。 「ここを避けてはいかなる吉田健一論も成立しないが」 そうなのか。 河上を選んで小林を避けたのは長谷川文によれば「文壇における戦略意識というものが、見事に欠落してい た」 「ヨーロッパ文学に学んだ青年の潔癖が、生理的にそれを嫌悪した」 ふむ、ふむ。 つぎの柴田文が気に入った。 「近代の日本では一種の天才主義が跋扈していた。魯山人とか青山二郎といった人物はその好例で、今となってはいささか滑稽なのだが」 「文明を重んじる吉田さんがこうしたコケ脅かしの天才主義に近づかなかったのは当然だろう」 とびきり一級の文学者・吉田健一を知る者は河上徹太郎、中村光夫ぐらいという不遇は「文学の楽み」までつづく。 ドナルド・キーンには「文芸批評家の一面が紹介されているだけらしく、長谷川はその評価を「寂しく思う」と書くが、ドナルドキーンはそうだろう。 「吉田さんの全小説作品のなかで、もっとも完成度のたかいもの」(長谷川文)は「大阪の夜」だと言い、柴田も 「同感以外に言葉はない」と書いている。 二人の編集者がそういうのだから 読んでみたい。 つぎの柴田の文章。 刊行当時、「女の気配が濃密にただよう「大阪の夜」の味をよく理解できなかった。それから三十年、 還暦のあたりに再読し、ただただ唸るほかなかったのである。読者の成熟を待つ小説ということになるだろうか」 読者の成熟を待つ小説。 長谷川郁夫の『吉田健一』を 同業の柴田は「この評伝は若き編集者の喜びを教えてくれた作家への、四十年後に書かれた礼状」と共感を記す。 40年後の礼状を誰かに書いてみたい。 その前に長谷川の『吉田健一』を読もう。
2014.12.18
コメント(0)
小説を書くとき、どういう人物を語り手、主人公、視点に設定するかを考える。 男女、年齢、職業、住居、町など。 人物が小説にどう関わるかで視点の決め方が変わる。 たとえばある事件を書くとする。 ドラマは刑事の視点が多い。 人気の「相棒」は右京。 右京自身を描きたい場合、料亭の女、相棒、相棒の彼女、他の同僚などがある。 私小説なら右京自身を視点にする。 これから書く自分の小説をどうするか。 書きたい人物は決まっている。 その人物を誰の目で見て描くか。
2014.12.08
コメント(0)
■商品名:女ともだち [ 中沢けい ]■レビュー内容映画「海を感じる時」のチラシをもらった。原作は10代の中沢けいのデビュー作。未だにページがうかぶ。今春は「楽隊のうさぎ」が映画になっている。単行本の装丁がカラフルすぎると、書棚がうるさくなる。書店で目を引くために必要なカバーだが、そういう本は買いたくない。何度も本を処分したが、講談社文芸文庫は一冊も手放していない。パステルカラーの装丁は書棚に揃っても美しい。収録される作品も厳… もっと詳しく見る
2014.10.20
コメント(0)
全12件 (12件中 1-12件目)
1