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世界にふる雨1101


「サンチアゴにふる雨」を読みました。

僕が大学に通っていた1973年秋、
というから、あなたは髪を真っ白にして、受験戦争をしていたか、
もっと若くておおらかに 遊んでいたころか。
その1973年、チリでは
「サンチアゴに雨が降っています」という放送と共に
軍事クーデターでアジェンデ政権が倒れた。
そしてピノチェの悪政は90年まで続く。

革命、なんと懐かしく優美な響きであろうことか。
世界中で、共産主義が破綻し、
文字通り幽霊になってしまった現在でも、
私は、やはりゲバラに与したい。
差別も抑圧もなく、すべての人々が能力に応じて働き、
平等に利益を得、社会を愛し、世界を愛する・・・
マルクスとエンゲルスが夢見たそれに、
やはり私は組みしたいと思うのだ。

自由を奪われ、大きく発展が遅れる社会主義国家群と、
拝金主義者だけがうごめく資本主義・民主主義国家群と、
どちらにも希望はない。

ゲバラが拓いたキューバの役人は力強くいったものだ。
「私たちはこんなに貧しいけれど、未来があります。」と。

援助しているタイの女子中学生は、時々手紙をくれます。
「大きくなったら、婦人警官か先生になって、タイの国をよくしたいです。」と。
嗚呼、世界が平安でありますように。
すべての人々が夢と希望をもって
力強く生きることのできる世界が訪れますように。

ヨゼフ・ミチロウ


そんなにいいことできるんだったら、って。
ワタクシは、アナタサマをミカエルと
胸のほうから、かなしくなります。
ホントに、アナタはかなしいのです。
アナタサマを囲む方々ヨリも、かなしいのです。
そのころ、ワタクシは家庭教師のおにいさんに
図形パズルであそんでもらってました。
チリなんて国も革命なんてコトバもない世界で。

恩師さま







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