みんなのハッピー、まず自分から ~ ライフコーチ さりー★kaneshigeの長野田舎あそび

ケアではなく予防



私は・・・HPにも書いてあるが、既に不登校しているとか、
病気になってしまった子どもたちの「ケア」をすることには
あまり関心がない。

だからどちらかというとチャイルドラインも、私個人の目指す方向とは実は、
ちょっと違う。チャイルドラインもそうだし、不登校の子どもたちの「ケア」を
しようとするひとはたくさんいる。

私はそれよりも、そういう風にならないようなかかわりができる
「大人を増やしたい」と思っている。

「ケア」ではなくて「予防」だ。

そのためのツールのひとつが「コーチング」。
本当は、コーチングじゃなくてもいい、いろんなツールがある。
自分にヒットするツールを使えばいい。
近い将来、そういうものをいろいろ紹介できたらいいなぁとも
思っている。

そして今、私ができることは「コーチング」

プロじゃなくって良い。50万もかけなくても、子どもたちに関わりたいと
自ら思う人たちには「こころ」や「思い」があると思うから、
すべてテクニックを教わらなくても実践していく中でいろんなことを
掴み取っていくとおもう。

「つよい子を育てるこころのワクチン」という本がある。

不登校になる子供たちというのは、うつ病の傾向があるらしい。
それというのも親から受け継ぐ「考え方」がどうやら影響しているようだ。
その「考え方」とはもっと違う考え方があるんだよということを
知ってもらうためのプログラムがこの本には載っている。
たとえば、「自分はいつもダメなんだ。いつも失敗ばかりしているんだ」とひとつの失敗でも自分のすべてがいけないように考えてしまうのを、「今回は失敗してしまった。次はきっと大丈夫」と考えられるようなエクササイズがある。
それをまず大人が実践してできるようになったら、その大人が
子どもに教える形になっている。

不登校の子どもを持つ親や、その可能性のありそうな親を集めて、
「こころのワクチン」プログラムを実践してみる。
まずは、私がファシリテーターをやってもいい。
しかし、私はこういうことが本当にやりたいのではない。
こういう「予防」に賛同して、コーチ的に関われる大人を増やしたいのだ。
そういう大人を私はバックアップしたい。

そして、一見「普通」に見える子どもたちと向かい合い、
よりよく関わって、彼らの個性や可能性を伸ばせる大人を増やしたい。
そうすることが、最終的には不登校や悲しい出来事を防ぐことにつながると思う。

また、コーチングを使って、自分の持っているプログラムや得意分野を
活かしていきたいと思っている大人を応援したい。
具体的にはコーチングのワークショップとか
電話でのコーチングでバックアップしたい。

これまで実施してきたコーチングのスキルコースには
多様なバックグラウンドをもったひとが参加してくれている。

産業カウンセラーは、それこそ予防に。

カラーセラピーをやっているひとは、カラーと組み合わせることで
より、その人らしさを引き出すことができるだろう。

学校の先生は、子どもとのコミュニケーションはもちろん、
閉塞的な学校という枠の中での同僚や上司とのやりとりに活かして
より良い教育現場を作っていこうとしている。
そして保護者とのやり取りでも。

塾の先生は将来を見据えた勉強の取り組みをひきだそうとしている。
キャリアカウンセラー、経営者、歯科医、コンサルタント・・・・

自分のコミュニティや仕事にコーチングを活かしてよりよく人と
関わっていきたいと思っている人をバックアップしたい。



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