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《香納諒一執筆日記 赤坂の隠れた名店に遊ぶ香納おいちゃんなのだ。》
赤坂の「もゝ」は素晴らしい店です。去年、「刑事コロンボ」の座談会のあと、町田暁雄さんと誉田龍一さんに教えて貰いました。20代の初めから、持ち前の律義さとコツコツ積み重ねる努力家の性格のために、律儀にコツコツと毎晩毎晩酒を飲みつづけた結果、去年の暮れぐらいからついに飲み過ぎに体が悲鳴を上げ、今年は生まれて初めて数カ月の断酒を行った香納おいちゃんでした。そんなおいちゃんが、暑い夏が過ぎたら真っ先に行きたいと思っていたのが、この「もゝ」ちゃん。とにかく、美味い酒がそろっているうえに、ママの和枝さんが作る料理が最高なのです。ここに夜一番で入り、ずっとずうっと飲み倒すぞ、という希望がかない、昨夜は6時半頃から日をまたいで深夜一時半頃まで、ずっとずうっと飲んでおりました。つきあってくれた、光文社の方たちに感謝、そして、和枝さんに感謝です。江戸人の心を理解するため、とか言って、最近はどこで飲んでも大概帰路は歩いて帰る香納おいちゃんですが、さすがに昨夜はタクシーの人となりました。
酔うのに夢中で、写真を一枚も撮らずにいたら、和枝さんがお店の一角の本棚で拙著を撮影してくれたので、お借りします。また、お店の風景は、前に町田さんたちと行ったときのものですね。