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かるかるぴん
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2009年06月29日
カテゴリ： こんな本読んだ
ＫＡＺさんに勧められて読んだ本 「有頂天家族」 森見登美彦著
なかなか不思議な物語。
場所は京都。
京都の長い歴史には、人間・天狗・狸が入り乱れ化かし合っていても不思議はない。
主人公は愛すべき毛玉の狸・下鴨家４人兄弟の３番目・矢三郎。
亡き父は狸界をまとめていた偽右衛門は恐るべき金曜倶楽部という秘密結社に捕らえられ狸鍋にされてしまった。
矢三郎の師匠・天狗赤玉先生やら赤玉先生がさらってきた可愛かった女性が恐るべき力を持つ弁天という半分？天狗が出てきたり。
話としてはしっちゃかめっちゃか。
でも森見先生らしい（と言ってもまだこれで２冊目ですが）文章で。
半分笑えて。半分ドキドキしながら読みました。
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