日々のあぶく?

日々のあぶく?

April 23, 2005
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京極堂シリーズの読み飛ばしていた一冊。
番外編、多々良先生行状記 with 沼上君である。
京極夏彦氏と仲良し妖怪馬鹿の多田克己氏と沼・・・沼田氏だったっけか?がモデルだろうとすぐにでも分かる話。
仲が良いだけに京極氏も言いたい(書きたい)放題である。

あちこちで民族、いや、妖怪の話を実地見聞で集める二人。
とはいえ、ある意味榎木津と同類の多々良センセイ、それに振り回されまくる沼上君の珍道中。
(後日、榎木津は一人勝ちだが多々良は自分も巻き込まれて、ある意味、体張っていると京極堂に評されているが。
そして、確かに多々良センセイと沼上君は毎回、死ぬかもしれない目にあったり迷い込んでいる)
頭の中は妖怪ばかり、事件に巻き込まれてもめげずに一途に妖怪考察する多々良センセイの突っ走りが何故だか事件解決に役立つ。
多々良センセイの餌食になるのは沼上君、ほとんどただ一人。

岸涯小僧~カッパ、どうして…という言葉と共に起こった殺人事件の真相とは?
     岸涯小僧は川辺に居て魚をとりくらう。岸涯小僧とは?の多々良センセイの考察が見れる
     その後、二人のパトロンとなる村木氏と養女・富美との出会い編でもある。

泥田坊~タオカエセの意味とは?

手の目~イカサマ賭博を見抜けるか?
    その勝敗には村の存亡すらもかかっていて…二人はどうでるか!?

古庫裏婆~いなくなった即身仏を捜し求めて。
     「黒衣の男」との出会い編でもある。





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Last updated  April 25, 2005 09:54:20 PM


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