日々のあぶく?

日々のあぶく?

April 26, 2005
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最近、この本の話を他の小説内で見かけることが多く、気になったので挑戦。
9つの短編集。

バナナフィッシュにうってつけの日:戦地から帰って来た彼と旅に出た。両親は彼の精神状態を心配している。

コネティカットのひょこひょこおじさん:女友達と昔話に興じる。子供は見えない友達がいるという。

対エスキモー戦争の前夜:友人とテニスの帰り、彼女の家を訪れる。

笑い男:団長が合間に話してくれる笑い男の話。

小舟のほとりで:子供が小舟まで家出をした。

エズミに捧ぐ―愛と汚辱のうちに:イギリス諜報部の下で特殊訓練を受けていた私はエズミと名乗る少女と出会う。彼女は私に自分のために小説を書いてほしいという。

愛らしき口もと目は緑:白髪交じりの男・リーの元に深夜アーサーから妻・ジョーニーが帰ってこないという連絡が入る。彼女はリーの隣にいる。

ド・ドーミエ=スミスの青の時代:名前と年齢を偽り美術通信講座(のようなもの)の夏期講座の講師になったわたしのひと夏。

テディ:頭のいい少年テディは家族と船で移動中。哲学的要素多し。

分かったり、分からない話もある。
いや、話は分かるのだけれど、時代背景など、作者が当たり前の前提として書いているところが分からないと深みに到達できないような気がする。
笑い男は題名から気になっていたが内容も一番印象強く残った。





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Last updated  April 27, 2005 11:01:17 PM


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