日々のあぶく?

日々のあぶく?

August 30, 2005
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The DAVINCI CODE(ダビンチの暗号)
納品終わったからじっくり読めると本をとる。
評判は聞いていたがやはり面白い!
これはロバート・ラングレーのシリーズ第2弾らしい。

ハーヴァード大学教授で宗教象徴学専門としているロバート・ラングレーはパリ滞在中に警察の訪問を受ける。
約束したにもかかわらず現れなかったルーヴル美術館館長、ジャック・ソニエールが美術館内で殺されたという。
しかも、撃たれたあと死ぬまでの間に彼は自分を使ってダ・ヴィンチの有名な素描"ウィトルウィウス的人体図"を模した形で横たわり、
周りには複雑怪奇なダイイングメッセージを残していた。
容疑者としてフランス司法警察中央局警部ベズ・ファーシュに追われることになったラングレーは警察網を潜り抜け、
ソニエールの孫娘ソフィー・ヌヴ―とともに彼の残した暗号に挑む。

ジャック・ソニエールが属していた秘密結社シオン修道会、
ダ・ヴィンチをはじめサンドロ・ボッティチェルリ、アイザック・ニュートン、ジャン・コクトーなど、名だたる人々が歴代総長を務めていた。
彼らはキリスト教を根底から揺るがすような秘密を守ってきていたという。
聖杯の示すものとは?
彼らを阻むように暗躍するのは古代の厳粛な戒律や修行を科すオプス・ディ。
しかし、オプス・ディを陰で操る本当の陰謀者とは…?


キリスト教をキリスト教とたらしめている"キリスト=神の子"ということ、それを揺るがす秘密とは?
ダ・ヴィンチの絵以外に教会の中や身近なところでトランプなどにも暗号、隠喩、象徴が隠されている。
宗教も一枚岩ではなく、様々な思想があり、また、異教との融合などもある。
聖書は勝者の歴史書に等しく、その影に隠された真実がある。
それを物語の中で一部でも明らかにしていくのは大変興味深い。
前日にQEDを読んでいたこともあって勝者の歴史、表に残る事とは別の闇に埋もれた事があるというところにとても反応してしまった。
キリスト教を齧った事があってもなくても楽しめるのではないだろうか。
ただ、舞台としたフランスやキリスト教に対して過激な表現を使ったりしていたが、それぞれからの反応はどうだったのだろうか?





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Last updated  September 1, 2005 11:08:04 PM


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